BMW2002A リア/フロントバンパー装着2023年06月11日 13時40分31秒

リアバンパー組み立てました


ゴムモールの留め具クリップ

こちらも交換



ライセンスプレートのカバーも取付。
銀スプレーなのでクロムメッキではないですが・・・。

サイド部分の角根ボルト。スライドして入れます。

では取り付け


両サイドをスライドインしたら


チリ合わせしながら

内部から固定。こちらもブチルゴムで防水

サイドも締めこみます




完了



ここのスキマもこんなものだろう




次はフロント。
まずはゴムシールの新品をはめる

そのうら側。
バンパーのステーの取付用 角根ボルト


こちらもステ―をスライドインしてから固定


センターのバンパーを取り付け

続いてサイドのバンパーを組付け

ボディへは リアと同様に ゴムブッシュと角根ボルトを先入れ

サイドバンパの締め付け

完了!




フロントのグリルを取り付け

よ~しキマった!


ナンバーつけて お疲れさん!


次回 オーナーさんの希望により、車高をロワーリングするため
前後スプリングを交換します。
知人のマルニから取り外したものを 安く買っておきました。
オリジナルより5cmは下がると思う。


BMW2002A シリンダヘッドからオイル漏れ修理2023年06月12日 13時29分01秒

エンジンのシリンダヘッド後端のデスビハウジングあたりから
ほんの少しですが オイル漏れしている。
ウエスで拭くと エンジンオイルがつく。


原因はここのシールワッシャがシール不良となっているからだ。
ここから漏れてくると、下に伝って落ちていき、
ちょうどATベルハウジングとエンジンブロックとの境目を流れていって地面に滴下する。
排気管に落ちるとオイルが熱で焼けてやがて煙が出るだろう。


見にくいので 鏡で見る。
ここは普通のハウジング取り付けねじとは違うところ


ねじを外したところ
ねじを外したので、ヘッドの中のオイルが流れだしている。
シリンダヘッドに貫通しているため
シール不良だと ここからオイルがじわじわと漏れてくることになる


デスビハウジングのここ


15番がシールワッシャ。現在、ワロスでは欠品中。


純正でついているシールワッシャにもオイル漏れ止めのシールゴムがついて居るが
ここは新品に交換しなかったため、オイルが漏れてきたようだ
しかしシールのためのゴム部分が 小さいよな~~


こういったゴム部品は 日本製、武蔵オイルシールに限る
みよ この全面 NBRゴムを!


これに交換して 漏れてこないかどうかを様子見する。
ゼッタイ漏れないはず。
画面で見えているオイルプレッシャSWの茶色の銅ワッシャなども
新品交換してるので ここからの漏れはない。


このあたりからのオイル漏れで
ほかに考えられる要因は、デスビのシール不良だ。


ここは良くオイル漏れするところ。
古いものは熱で硬化しており 外すときに切れた

新品に交換 .パーツ図の7番


シャフト径よりも太くならなければいけない


デスビの刺さる穴。向こうにオイルが見える。
この穴をシールしている。


シール不良だとこのあたりから漏れてきて、
やはりエンジン下に流れていくことになる。


ということで エンジンルームを開けたら ときおり
狭いところですが デスビの下あたりをきれいなウエスでふいてみて
オイル漏れしていないか チェックしたほうがいい。
(画像のようにデスビを抜く必要はありません)


ついでにヘッドカバーの 袋ナット6つを 新品に交換しました^^


BMW2002A 足回りコイルスプリング交換(車高下げ)2023年06月13日 15時15分06秒

純正スプリングからこのロワーリング・スプリングに交換し 車高を下げます

フロントは純正全長324.8mmだから 50mm短い275mmへ変更

リアは純正で340mmぐらいだから 60mm短い280mmへ



まずブレーキキャリパをはずし
ブレーキホースに無理な力がかからないように
アームにひっかけておきます。



おっと!
リテーナーが また割れてる!
ワロスで買った このリテーナーは よく真っ二つに割れるんですよ!
以前クレームしたら、返金がありました。もうこれは買わん!
後日 もとからついてたものに交換します。(ブレーキのエア抜きもせんにゃならん・・・)



コイルスプリングコンプレッサーで縮めます。

ストラットの上下の固定ねじを6こ外したら
ストラットごと外せます。


黒が純正。赤に替えます。全長で5cmの差。
バネレートがあるのでこれがそのまま車高の差とはなりませんが。


交換して アッパーマウントも組みました。
これからまたボディに取り付けます


ストラット下部の取り付け特殊ねじ3個。14ミリレンチで外す。今回これらは新品とした。
ここは水が当たり さびる箇所なんで、パーカライジング処理済み。
ステンレスの針金でワイヤロック。このあとラストガードを吹く。


取付終了。
ちなみにブレーキディスクは再利用で、未交換です。
2年ほど走ったら、ホイールベアリングと一緒に交換かな。


ありゃー このスプリング全長短いので 
ジャッキアップしたらトップがマウントから離れてるわ・・・
これはジャッキダウンする際は 位置がずれないように気をつけないとね。。。

8ミリスペーサーをつけて 15インチホイールを装着。
DUNLOP  195/45R15 78V タイヤ。



リアにまいります


もともとついていた、強制的に縮められたコイルスプリングと比較。
全長は一緒。

今は純正にしてありますので これを外し。


純正リアスプリングとの比較。6cmは短い


ついでに ブレーキドラムを新品に交換します。

シューの当たり面を脱脂。

取付完了です。


20mmのスペーサーをつける。


そして15インチ。
リアは グッドイヤー 195/50R15

エンジンかけて 外に出してみました。
ちょっと地面にかすかな水勾配の傾斜があるんですが
リア下がり気味?
純正コイルスプリングよりは 明らかに3~5cm下がった。

モールの下端で高さを測る。
リアが5ミリ高く、ほぼ水平だ。

リアが下がって見えるのは 目の錯覚、もしくは
マルニのサイドビューのデザインのせいだろう。
撮影場所を替えれば 水平に見えるだろう。


画像の地面を水平に修正


こちらは純正コイルスプリングの時の写真↓


今回の交換後。ほとんど水平で リアが下がっていることはありません。




フロント

リア


リア ホイールアーチとの隙間


ぎりぎりってとこ?
もう少し ホイールを内側に入れたほうがいいかな?


あとは 走ってみて どんなふうに変化したかですね。
必要なら高さ調整です。

BMW2002A ブレーキパイプ/リテーナー修理2023年06月14日 13時50分51秒

スプリング交換の際に発見した
リアのブレーキホース接続箇所の割れたリテーナーを交換します。

マフラー交換の時で書きましたが
このブレーキパイプは マフラーに近すぎるので 
リテーナー交換ついでにパイプを別形状に曲げてマフラーから遠ざけます。


太い針金で理想のパイプ経路を作ったあとブレーキ、パイプを外します。
当然、ブレーキフルードが漏れてくるので 栓をします。


外した不良リテーナー。
新品で なんでこうなるかなー


パイプをだいたい同じ形状に曲げました。
あとは取り付けてから微調整です。


パイプ接続。
熱くなるマフラーから遠ざかり、一安心。


真鍮色に見えるディバイダから 左リアへ分岐するブレーキパイプの曲げは要注意です


肝心のリテーナーも かつて取り外したものに交換
こういう下回りの錆てほしくないところはスーパーラストガードを吹いておく

乾くとこういう感じで ワックス分(黄色っぽい部分)でコーティングされるからさびにくくなる。

外したリテーナー類は 捨てないでとっておこう


ブレーキ経路を外したので、リアのブレーキフルードのエア抜きをします。
最近はいつもこのようにフレキシブルカメラでエアの出具合を運転席で目視確認しがら
ブレーキペダル踏んでいます。

エア抜きの様子の動画は こちら
最初の踏み始めで 空気が出てきます。
1分間で100ccを排出しました。

さてフロント。
右フロントの ブレーキリテーナーも割れてましたね。

交換。
向こう側の新品リテーナーは割れていなかった。
このあたりの接続箇所にも スーパーラストガードをしっかり吹いておきましょう。
この接続が外れないと、ブレーキホース交換などで難儀することになります。
(まぁブレーキホースはめったに交換しないけども)
 
・・・・2年前に 難儀したときの画像・・・手前側が外れなくて
 ついにはパイプのナットをなめて、最後はカットしていったっけ・・・


フロント側のエア抜きの動画
ほとんどエアの混入はなく エアは出ませんでした。


さて排出したブレーキフルードの この色の違いは・・?
リアの方がパイプの経路が長いから茶色っぽくなるのだううか?
まぁ新フルード入れてから1年は経ってるけども・・
・・・リアはこまめにフルード抜きをした方がいいんだな。

ブレーキフルードを規定量MAXまで補充して 完了です。

BMW2002A ATポジション照明LED化とセンターコンソール製作12023年06月15日 13時37分23秒

ATのシフトインジケータの照明です
麦球が直列に入っていののを取り外し


LEDに変更。配線も新しくしました。



さすがに明るい^^

電気の消費、 わすかなもの。ほとんど0アンペアに近い


マスキングテープを貼って 明るさと色味を調整。
カバーフチの塗装剥げは 後日裏からブラックを塗装しよう


昼間/夜間にかかわらず、エンジンが掛かったら(キー位置:イグニッションONで)
いつも光っている配線とした。(空調コントロールパネル照明も同様)



そしていよいよセンターコンソールまわりのウッドパネル化に着手


段ボール紙からのシフト回りモデリング


そしてMDFでペースを制作


これをベースに 天然の銘木ツキ板を接着する計画。
まだ6月だが 今年の夏休みの工作だ。


パネルのサイズはだいたいとれたので


あとはシフト回りの取り付け骨格の製作に入ります。
サイドパネルも両側左右に取り付け、カーステも取り付けるので なかなか複雑だ。
よなよな デジカメ画像をもとに アイデアスケッチ・・・

BMW2002A センターコンソール製作22023年06月16日 13時52分44秒

パネルの構造 できました



シフトまわり天板はMDF
Medium Density Fiberboard  中密度繊維板

 このボコッ!と飛び出たシフト回りが 前から野暮ったいな~と思っていて
今回天板を2㎝ほど上に高めた次第。

サイドブレーキ下のパネル


天板パネルの曲がり部分


角を研磨

曲面にして1枚のツキ板を貼れるようにする


MDFはこういった工作にはもってこいですね。
強度があって、木目や反り・クセ・割れもなく
研磨してもファインな断面が出ます。
欠点は湿気に弱いことですが
塗装すれば問題ありません。


取り付けて確認。
何度も つけては外し、調整、つけては確認の繰り返し。
ねじ穴は パテ埋めします


サイドパネルを仮に取り付け。
スキマ調整など 細かいところ調整で 時間がかかります・・・


あとはオーディオのとり付けのステーをつければ基本骨格は完成。
そのあと サイドパネルに黒革張りやツキ板貼りをします

BMW2002A センターコンソール制作32023年06月17日 15時18分38秒

サイドパネルの形を調整仕上げ。
カンナでフチの形状を削りだし、ペーパーで仕上げる。
キリの集成材だから 柔らかく 作業が楽だ


ヒーターボックス下には、温風吹き出しの整流板を取り付ける。
これがないと 効率的に 足元が温まらない。


カーステのステー。
位置の微調整


このように設置。
カーステのサイドには詰め物をして振れどめ。
あとはMDFで化粧カバーを制作するだけ



クーラーを上にあげて空調優先のコンセプト。このほうがATシフトの余裕の空間ができる。
カーステ&小物入れは下に。
シフト回りの天板は E23などの昔の7シリーズのようなワイドさを目指した。


腕をシフトノブに乗せて支えにし オーディオ操作もラク


厚紙で作った試作型紙で


小物入れの空間にスポッとはめる。
なんの素材で作るか 思案中。


センターコンソールはワイドに作ったので けっこう、入りますよ。
奥行きもあるし。
あんパン10個は 余裕で入るのではないでしょうか??




パーツにやMDFに防錆・防水塗装。
あとは仕上げとして
2枚のサイドパネルにはブラックの人工皮革を貼り
天板には天然木のツキ板を貼る。
ここまで来たら センターコンソールづくりは
終わったようなものだ。

BMW2002Aクーラーガス準備2023年06月18日 07時53分07秒

だんだん暑くなってきました。
このマルニのクーラーガス入れも そろそろ・・・ということで
準備しておきます。

HFC-134aガスに、エアコンオイル(コンプレッサーに最初から入っておりますが)
それとワコーズのパワーエアコンプラス。添加剤ですね。



メイドインTAIWANのクーラーセットの中にあった冷媒ガス3本。ひと缶300gの表示。
900gもあの中に入るのか??
向こうさんのことだから、ぎりぎりの量でセットにしているはず。
400~600gぐらいで十分だと思うが・・・?
雪臣....ここまで苦労してきたマルニのクーラーシステムに 使う気にならん。
自分の足車の補充用に使おう(笑)




他、ストレートで勝ったマニホールドゲージの点検。
高圧バルブのカプラがどうにも甘いので、シールと一緒に交換しておこう
マニュアルの手順書も よく読んで頭に入れておきますね

ほんとはプロも使ってるDENGENのやつがほしいが・・・7万円オーバーで高い!
(R12用のはDENGENのを持っているのですが・・・)

BMW2002A ATシフトゲートの植毛中・・・2023年06月19日 08時41分34秒

ATシフトレバーの根本のブラシ。
長年の使用でかなりお疲れ。


このパーツ「BRUSH for lever」は 新品で出ないのです。
(4、5番)

priceが0ってのは、在庫なしの意味。
かつてはあったんだろう。そのうちにまた入荷するかもしれない。



いったん全部切り取って ドリルで穴開け。
そこにホームセンターで買った竹ブラシの毛を植毛中するのです


シフトのここの根本部分。
ここからごみや異物が内部に入るのを防ぐのに役立つ。


この程度のパーツなら 金属板とブラシで 自作もできるだろう。
金属板2枚用意し、そこにブラシ毛をブチルゴムあたりでサンドイッチ、いい感じにまげて
あとはねじ止めの穴をあけるだけ、って感じかな。

BMW2002A クーラーガス入れ2023年06月20日 18時11分39秒

いよいよクーラーのガス R134aを入れます。
納屋ガレージ内の温度計は23℃。



高圧ホース低圧ホースに ゲージマニホールドをつなぎます。
これらクイックカプラがすんなりセットできるのも、サーモスタットへのホースの取り回し工夫と
チェーンテンショナースプリングハウジングの飛びだしをうまく避けて
コンプレッサーのブラケットの位置決めの苦労の結果です。


真空引き20分。


真空ポンプを止めて、そのまま20分放置して
負圧が保たれていればシステムに漏れはない。


真空ポンプを外し、ガス缶をセットし、エアパージします。


低圧側バルブをあけると、ガスが自然に入っていきます。
負圧だった圧力も徐々に上がっていきます。

ではエンジンをかけて、クーラー全開にする。
ガスが低圧側から どんどん吸い込まれていきます。

お風呂ほどのぬるま湯に漬けながら 気化を促します。
1本目が空になった


次はワコーズのPAC(パワーエアコンプラス)をエアパージのうえ1本入れる。
添加剤ですね。


そしてガス2本目をセットしエアパージ。



圧力計がいい感じになってきました。
低圧0.18Mpa   高圧1.3Mpa  (クーラー稼動時)
範囲内に入っており 適正な圧力といえるでしょう。



コンプレッサーの電磁クラッチもちゃんと回っていますし
レシーバ/ドライヤのサイトグラスには
液化した冷媒とそれに混じる泡が良く見えます。


サイトグラスと圧力計の動画は


差し込んでおいた温度計は摂氏6度をマーク!
最初差し込んだときは25度でしたよ。冷えは ばっちりですね。



ガスはトータルで350g入れました。やや気持ち少なめにしてあります。
この大きさのクーラーシステムなら これぐらいでしょう。



クーラーの冷え具合の強さがここで調節する。
真夏にガンガン冷やしたいときは「強」側へ。



コンプレッサーのタイマーリレーもちゃんと働いており
クーラーONで電動ファンが回り、3~4秒後に500rpmほどアイドルアップし終わってから電磁クラッチが入ります。コンプレッサーの負荷で200rpmほど下がりますね。
アイドルアップの回転数は今後調整します。
動画リンク(アイドルアップ装置)
https://youtu.be/HJrh35pq5zs



今日はそんなに湿気も感じず、車体下への水滴の滴下はとんどありませんでした。
ちゃんとドレンできているか、後日また 確認します。
・・・後日確認しました。ちゃんと エバポレーターで結露した水は 排出されています^^

今日はガスが入って適正圧力になり、漏れがなかったので よしでしょう。
キャップを締めて 完了です。

これで これからの暑い夏も 快適にドライブできるでしょう。^^