BMW2002A ブレーキパイプ/リテーナー修理2023年06月14日 13時50分51秒

スプリング交換の際に発見した
リアのブレーキホース接続箇所の割れたリテーナーを交換します。

マフラー交換の時で書きましたが
このブレーキパイプは マフラーに近すぎるので 
リテーナー交換ついでにパイプを別形状に曲げてマフラーから遠ざけます。


太い針金で理想のパイプ経路を作ったあとブレーキ、パイプを外します。
当然、ブレーキフルードが漏れてくるので 栓をします。


外した不良リテーナー。
新品で なんでこうなるかなー


パイプをだいたい同じ形状に曲げました。
あとは取り付けてから微調整です。


パイプ接続。
熱くなるマフラーから遠ざかり、一安心。


真鍮色に見えるディバイダから 左リアへ分岐するブレーキパイプの曲げは要注意です


肝心のリテーナーも かつて取り外したものに交換
こういう下回りの錆てほしくないところはスーパーラストガードを吹いておく

乾くとこういう感じで ワックス分(黄色っぽい部分)でコーティングされるからさびにくくなる。

外したリテーナー類は 捨てないでとっておこう


ブレーキ経路を外したので、リアのブレーキフルードのエア抜きをします。
最近はいつもこのようにフレキシブルカメラでエアの出具合を運転席で目視確認しがら
ブレーキペダル踏んでいます。

エア抜きの様子の動画は こちら
最初の踏み始めで 空気が出てきます。
1分間で100ccを排出しました。

さてフロント。
右フロントの ブレーキリテーナーも割れてましたね。

交換。
向こう側の新品リテーナーは割れていなかった。
このあたりの接続箇所にも スーパーラストガードをしっかり吹いておきましょう。
この接続が外れないと、ブレーキホース交換などで難儀することになります。
(まぁブレーキホースはめったに交換しないけども)
 
・・・・2年前に 難儀したときの画像・・・手前側が外れなくて
 ついにはパイプのナットをなめて、最後はカットしていったっけ・・・


フロント側のエア抜きの動画
ほとんどエアの混入はなく エアは出ませんでした。


さて排出したブレーキフルードの この色の違いは・・?
リアの方がパイプの経路が長いから茶色っぽくなるのだううか?
まぁ新フルード入れてから1年は経ってるけども・・
・・・リアはこまめにフルード抜きをした方がいいんだな。

ブレーキフルードを規定量MAXまで補充して 完了です。