BMW2002A シリンダヘッドからオイル漏れ修理2023年06月12日 13時29分01秒

エンジンのシリンダヘッド後端のデスビハウジングあたりから
ほんの少しですが オイル漏れしている。
ウエスで拭くと エンジンオイルがつく。


原因はここのシールワッシャがシール不良となっているからだ。
ここから漏れてくると、下に伝って落ちていき、
ちょうどATベルハウジングとエンジンブロックとの境目を流れていって地面に滴下する。
排気管に落ちるとオイルが熱で焼けてやがて煙が出るだろう。


見にくいので 鏡で見る。
ここは普通のハウジング取り付けねじとは違うところ


ねじを外したところ
ねじを外したので、ヘッドの中のオイルが流れだしている。
シリンダヘッドに貫通しているため
シール不良だと ここからオイルがじわじわと漏れてくることになる


デスビハウジングのここ


15番がシールワッシャ。現在、ワロスでは欠品中。


純正でついているシールワッシャにもオイル漏れ止めのシールゴムがついて居るが
ここは新品に交換しなかったため、オイルが漏れてきたようだ
しかしシールのためのゴム部分が 小さいよな~~


こういったゴム部品は 日本製、武蔵オイルシールに限る
みよ この全面 NBRゴムを!


これに交換して 漏れてこないかどうかを様子見する。
ゼッタイ漏れないはず。
画面で見えているオイルプレッシャSWの茶色の銅ワッシャなども
新品交換してるので ここからの漏れはない。


このあたりからのオイル漏れで
ほかに考えられる要因は、デスビのシール不良だ。


ここは良くオイル漏れするところ。
古いものは熱で硬化しており 外すときに切れた

新品に交換 .パーツ図の7番


シャフト径よりも太くならなければいけない


デスビの刺さる穴。向こうにオイルが見える。
この穴をシールしている。


シール不良だとこのあたりから漏れてきて、
やはりエンジン下に流れていくことになる。


ということで エンジンルームを開けたら ときおり
狭いところですが デスビの下あたりをきれいなウエスでふいてみて
オイル漏れしていないか チェックしたほうがいい。
(画像のようにデスビを抜く必要はありません)


ついでにヘッドカバーの 袋ナット6つを 新品に交換しました^^