ブレーキラインのエア抜き2008年04月04日 21時08分47秒

BMW2002ブレーキエア抜き作業
マスターシリンダーを取り付けたら、あとはブレーキフルードを投入。ブレーキホースはフルードに侵されない専用純正品。1m買って切って使う。フルードはホムセンで売ってたトヨタ純正を入れました。たぶんDOT3。缶に記載ないんですよね、トヨタのって。沸点155℃だって。街乗りの通常運用では何度ぐらいまであがるんだろ??

ブレーキペダルを踏んでもいいんですが、重力式エア抜き(gravity airbleed)といって、各ブレーキのブリーダープラグを緩めて、このまま半日放置しておいてもいい。じっくりとフルードがラインに入っていくらしい。このほうが確実という人もいる。以下、エア抜きの話。なかなか興味深い。
http://www.amesya.com/honda/brks/brbleed.html

半日も待てないんで(笑)ペダル踏みました。
その前に、透明チューブホースにワンウェイバルブをつけたものをブリーダープラグに接続し、ガラスビンで受けておく。ワンウェイバルブは熱帯魚コーナーで売っています。4つも買うのはもったいなかったので、チューブの先にねじを詰め込んで行き止まりにし、1cm先をカッターで切り目を入れる簡易式で対応。これで十分いけますよ。前後4輪ともにつけて全部ブリーダープラグを緩めておく。お決まりの7ミリのメガネレンチで。

ブレーキペダルを踏んでフンでふんで・・・フルードが減ったら足して・・・2L用意しといたから大丈夫だぞ。
そうこうしてるうちに、ブリーダープラグにつないだチューブからフルードが出て来ました!ペダルをふんでるときは運転席に居るのででてるのかどうかわかんないのですが、空き瓶でなどで受けておくとペダル踏んだとき「ジュジュッ・・・ポチョポチョ・・」とかすかな音がするので、ああ、出たな!とわかるのです。
そうこうやって、4輪ともしつこくエア抜きでしたのですが、けっこう時間かかった・・・瓶にたまったフルードを何度もフルードのタンクに戻しましたよ。全部のブレーキラインを新調したので完璧にエア抜きしたいじゃないですか。

マルニのフロントブレーキは2ポッド対向キャリパー(!)
ブリーダープラグは一つのキャリパーに3つも!あります。
エア抜きの順番があって、外側上、外側下、内側下という順番でエア抜きしていきます。

最後にちゃんとブレーキパッドがブレーキディスクを挟むか(ブレーキがきいているか)をチェックしましょう。
でもジャッキアップしてるこの状態で一人で確かめるにはどうすればいいか?
ロープを車輪のホイールボルトに巻き付け絡めておき、ロープの片方を運転席側に引っ張ってきておく。運転席で、ロープを手でひきつつ(ホイールがロープに引かれて回りだす)、ブレーキペダルを踏んでいく。ブレーキが効けば、手応えでホイールの回転が止まった事がわかります。ペダルを踏んだとき、どの辺りで効き始めるか手応えでわかるので、ペダル位置の微調整しろがわかります。

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