暑い時期は早朝走りに限る2025年07月05日 22時49分17秒

BMW2002早朝ドライブ
夏は夜明けから朝食までの間に乗るに限る。
涼しいからクーラー必要ないし
道路ガラガラすいてるし 鼠取りもないし
何より早朝のすがすがしい雰囲気が好き。


日中の35度を超える酷暑の中を走ると
後付けクーラーはじりじり照り付ける日差しに負けるし
コンプにパワーとられてフィールはいまいちだし
渋滞あるし飛ばせないし
いい事 何にもないじゃん。

BMW2002tii フロントアクスル現状2025年07月09日 14時04分37秒

全体的に錆び落とししなくては。
ブッシュやボールジョイント、ブーツも 全部交換です。
ブレーキのローターも交換します。
ショックアブソ―バーはビルシュタインが入っており、反発力もあり、交換の必要はなさそうだ。

左エンジンマウントを取り付けるステーの根元は、経年劣化でクラックが入るといわれているが、実際見てみると、クラックの出来はじめであった!ここは溶接で補強しなきゃいけない。

丸テールBMW2002tii 修理2025年07月19日 13時11分36秒

先日出張修理に向かって
フレックスディスクやマフラーハンガーゴムを交換したシルバーの2002tii


その後、にしやんガレージに入庫
本格的に修理に入ります。
2週間程度で終えるつもり



まずは スタビライザーバーの交換すべく取り外した。
なんで こんな変なスタビライザーがついていたかというと。

クーラーコンプレッサーの取り付け位置が低く、
それを避けるために こんなスタビがついていたわけ。
こんなん初めて見たわ


ここで溶接してあるね。
以前に 運転中にこれが折れたという。。。だろうなぁ・・・
スタビバーは常にねじれてるからねぇ 耐えられんだろ


これが 正常なフロントのスタビライザー・バー


で、そもそも なんでコンプレッサーの位置が低いかというと、
左側の本国仕様(涼しい地域用)のラジエターがついていたから。右下のロワーホースの位置が問題なのだ。
右側は今回交換するラジエター。
比較するとよくわかるが ロワーホースの取り付けが違う。
これならコンプレッサーをスタビライザーバーの上に取り付けることができる。


外したついでに 長年使っている古~いサーモスタットも予防交換だ。
ウォーターポンプへのホースをやや曲がったものに換えます。

これから取り付け直すコンプレッサーのスペースを少しでも確保したいためだ
(ロワーホースに近く、下手な取付をするとコンプに接触しちゃうのだ)
あとはこのホースとエンジンの間、そしてスタビの上のスペースに
コンプレッサーをうまく取り付けなければならない。




エキマニの遮熱板を作って取付。
プラグコードと  エキマニ横を走るフロントの右ブレーキパイプ2本を
エキマニの強烈な熱から保護するため。


点火系。
いまだにポイント式だった点火系統をフルトラ式にアップグレード。
ミューワンオートラボで買ったポイントレスキット。
ポイントとコンデンサを取り外してマグネット式のピックアップをデスビに取付。


永井電子のソリッドコア式のウルトラシリコンコードは引退させ
はるかに性能の良いスパイラルコア式のプラグコードを取付。これもミューワンオートラボから購入したもの。
このポイントレスキットには永井電子のソリッドコアのコードは絶対に使ってはいけない。強烈なノイズが発生し、繊細なピックアップ部分を壊してしまう可能性が高いらしい。
点火コイルもミューワンオートラボで求めたもの。
これでフルトラ化3点セットが揃った。
強い火花が飛ぶし、これにより排ガスのクリーン化、始動性の向上、エンジンのトルクアップ、アイドリングの安定、燃費の向上、点火系のメンテ(ポイントの調整など)から解放される、といいことづくめだ。



ヒビの入った燃料ホース!
タンクと燃料ポンプをつなぐ太いホースだ。

新品に交換後。配線と経路も見直し、位置変更。
錆びたところには錆転換剤塗り。


つぎ、始動性が悪い件の修理。
コールドスタートシステムが故障しており 
冷間始動において コールドスタートバルブからガソリンを吹かないようだ。
このコールドスタートリレー、ちゃんと機能してるのか??

リレーを端子ごとにチェックしたら、コールドスタートバルブへの電源供給が出来ないことが判明。スターターを回した時に、バルブに12Vいくはずのところが、まったく反応がない。
コールドスタートリレーが壊れてます。
このリレー、新品出ないし、あってもすごく高い部品ですよ~
リレーの中の基盤も出して点検しましたが 目視では断線箇所もないし不良箇所が見当たらなかった。

コールドスタートバルブ単体では12Vを印加するとガソリンをスプレーするので正常。
不良のコールドスタートリレーは外してしまい、手動スイッチで始動のクランキング時だけガソリンをスプレーするように別回路を作る。


細かいメンテ。
インジェクションポンプから各インジェクターへのびる樹脂製のデリバリーパイプだが
危ない箇所を2つ発見し、応急処置的にシリコンホースのかけらをはさみ対策した。
1番と2番、3番と4番の樹脂パイプ同士が接触しており
エンジンの振動で常にこすれあっていたためか、お互いに摩耗していた!
樹脂パイプの厚みが10とすれば、半分の5は削れてしまっている。
もう少し削れるとパイプに穴があきガソリンを盛大に吹き出すことだろう。
絶対にパイプ同士を接触させてはいけないよ。
本当なら、削れたパイプは交換してしまいたいところだが4本で3~4万する。半世紀たった今でも新品が出るだけでもありがたいのだが)
ここはどうするか オーナーさんと相談だ。



あとは後づけクーラー復活のため
コンプのブラケットを作りなおす。
これがめんどくさいのだ・・・。

つづく

丸テールBMW2002tii 修理 エアコンコンプレッサーまわり2025年07月25日 15時31分50秒

地元の知り合いの2002tiiの修理の続き。
暑い日が 続くな~~~~~~


そんな暑い中
三日かかって仕上がったクーラー用コンプレッサーのブラケット。


何度もつけては外し 溶接し 削り
 ミリ単位での調整ばかりで 消耗する!


コンプレッサーとスタビバーの 十分なぐらいのクリアランス。
エンジンが振れても接触しないように。

最初は これだったからねぇ~~(笑)


ロワーホースとのクリアランス。
これだけあれば大丈夫。


ファンブレードの角だけ 安全を期して すこし切りました

そして 一番大事な ベルトライン出し。
カンペキ。

これまでVリブドベルトはBANDOのRAF3310だったが、
ブラケット変更で 0.5インチ長いRAF3315に変更する必要があった。


取付後。上から見た様子。
ある意味、クーラー関係で 
コンプのブラケットづくりが 一番大変なの。

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取付の前に、ガス漏れしないようにバルブコアを交換.しといた。
コンプ自身に ガス注入のためのポートがあるんだねコレ。
DとSの刻印の区別。
D=Discharge[放出]=高圧側、
S=Suction{吸引}=低圧側
今回、オーナーさんとの話で R12フロンガスでいくことになっているので
R12用のバルブコア。左が新品。

参考までに
もし新冷媒(HFC-134a)へレトロフィットする場合はプラス1万円なり。



R12用コンプレッサーオイルをシステム内に入れる。
古いオイルはコンプから排出し、100gほど新油を入れるがすべてを
コンプへ入れるわけではない。
このサンデンのコンプはオイルが130gの規定量だが、コンデンサとエバポレーターのなかに30gは残っているだろうと見越して、入れるのは100gとした。
オイル入れすぎると冷えないので。
これをコンデンサやエバポレーター、ホースの中、レシーバードライヤーなどに
分散して入れていく。
クーラーのシステムの中に総量としてコンプオイルが130g前後入っていればいいのだ。


ついでにトレーサーライン(蛍光剤)も7cc、エバポとホースの中に分けて入れた。
万が一漏れがある場合には ブラックライトをあてれば漏れてるところが光って見えるので目視で確認できる。
クーラー使っているうちに 全部オイルに混ざる事だろう。


古いホースの口金フィッティングを外し。すると・・・内部にサビ!


内部の錆取り作業。
本来ならこんなことしなくてもいいが、なんせ古いクーラーが長い期間放置されていたので内部に錆が出た。^^:
中の錆が取れてシステム内を回って エキスパンションバルブを詰まらせてほしくない。


そして研磨した部分が再び錆びないように 口金内部にメタルレディを滴下し
パーカライジング処理を1時間。


再利用可能そうな高圧ホースを差し込み、
コンプのD側(排出)に高圧ラインの接続。

70年代はこんな風にホースバンドをダブルでかけていたと電装屋のベテランが言っていた。
それで漏れないのか?と聞いたら「年単位で少しづつ漏れるのもあれば、漏れないものもあった」とのこと。(笑)
にしやんはこれで漏れないと思っている。(願っている?)


ちなみに接続方法はすべて昔流のフレア接続だ。
今のカーエアコンの主流はオーリング接続だけど フレアもうまくやれば漏れない。
家庭用エアコンはほとんどこれだし。


接続部から漏れないように エアコン設置業者も使うナイログをフレア部分に薄く塗るのがコツ。

そしてネジ部には振動で緩んでこないように、緩み止め剤をネジ部に塗布。
(何度も過去に緩んだ経験があるのでこれ必須)
また外せることのできるロックタイト243を使用。

そうそう、レシーバードライヤーも新品に交換。これ必須。
古いランクルとかAE86用で いまもR12用が出回ってます。


フロントグリル裏に設置のレシーバードライヤー。
右側は冷媒ガスを液化させる冷却装置のコンデンサと電動ファン。
それぞれ、とりまわしを丁寧にし ナイログとロックタイトでしっかり接続していきます。


コンプに高圧ホースと低圧ホースを接続したら
ゴムホースに近いエキマニからの熱を遮断するためアルミの遮熱カバーをつけ、
さらに鋼板で遮熱板をつけた。これでゴムホースは焼けないだろう。


そしてクーラー関係の配線の確認を行う。
緑と赤はバッテリーのプラスから直接来ているプラス電源線。
黒はアース線。
白/青の線は室内機のサーミスタから来る信号線。
黄色リレー:コンデンサ前についている電動ファン用
黒色リレー:コンプレッサーの電磁クラッチ用
室内機のファンのスイッチをONにすることで ともにONとなる。


クーラーのアイドルアップ装置もつけた。
こちらも クーラー室内機のスイッチONでソレノイドバルブが開き、
スロットルに若干のエアを吸わせてアイドルアップさせるしくみ。
200rpmぐらいは上がるだろうと予想。
(上がった分の回転数はコンプの負荷で相殺されるはず)
2002tiiは機械式インジェクション車だが
現代インジェクション車のようなコンピュータによるきめ細かいA/F比フィードバック制御はないので、これでもOKだろうと思う。
アイドルアップ装置のバキュームホースの接続先は、本来はブローバイガスを吸わせる穴であり、スロットルバタフライより後ろ側(燃焼室側)にあるので、ここから余分なエアを吸わせたらアイドリング回転数が上がる。

ここから汚れたブローバイガスを吸わせても面白くもないので(この穴を閉じちゃっているユーザーもいる)、今回、クーラーのアイドルアップ装置用に使った。


これでエンジンルーム側の取り付けはほぼ終わり。



次は室内機側のメンテを行う。

つづく

丸テールBMW2002tii 修理 室内機と冷媒ガス充填2025年07月27日 17時22分10秒

知人のBMW2002tiiの修理 クーラー復活編

室内機を取り外し。
ユニクラ製のインペリアルF3。70年代当時の後付けクーラーの名機。
先日ヤフオクで9万で出てたよ


配線と配管を切り離したらばらします。


ブロワーレジスタ部。
ブロワー速度は3段階。ここの抵抗部でブロワ速度をコントロールしている。錆びてたので転換処理と掃除。ハンダ等は問題なしでした。
昔のカークーラーは作りがかなりしっかりしている。
現代の外国製のとはクオリティが大違いだ。


スイッチ部。
ブロワースイッチと、冷え具合をセンシングしてコンプをON/OFFするサーモスイッチ。

エキスパンションバルブも外して 経路が詰まっていないかをエアを吹き込んでテスト。
問題なしでした。


スイッチ部、さかさまになっている。
なぜかというと、右ハンドル車用の室内機本体を 左ハンドル車に取付たわけなので、
スイッチ部がマルニのドライバーから一番遠いところになってしまった。そこで、左側席から手が届く範囲でダイヤル操作しやすいようにと、ケースの前面吹き出し口部分を180度ひっくり返して取り付けてあったのだ。
ひっくり返せば、スイッチ部はドライバーに近い 左側に来るからね。
しかしこれは・・・操作しにくし カッコわりぃ。


で、スイッチ部パネルのみををカナノコとカッターで根気強くカットして

180度回転してプラ溶接する。


表面の化粧カバーを接着剤で貼り付けて完成^^
これで左ハンドル車用になった。
こういう改造、ダイスキ^^

くみ上げて、12Vで通電動作テストして、完成^^
もちろん ケース内部の埃とか汚れは 水洗いしてきれいにしてあります。
綺麗な冷気を浴びたいからね^^


再び配管と接続。
配管の低圧側は冷えるためこの金属部には露付きする。
この露付きした水滴が助手席フロアにぽたぽたと落ちてこないしないように、黒いベトベトのコールテープ(断熱材)を巻く。
グローブボックス下に取り付けて完了。


これですべての取付は終わったので、真空ポンプにでシステム内の真空引き30分。
その後、一晩放置する。

翌朝、ゲージを見て 負圧の数値が変わってないことを確認し、漏れ無と判断。

マニホールドゲージの接続を再度確認。

R12ガス入れまーす


エンジンをかけて低圧側からガスを吸わせ、適正圧力になったので
ガス入れは完了!トータル350gほど 入ったかな。
室内機からは、冷気が吹き出しております。^^
クーラー復活ミッション、コンプリート。


ただ、コンプがでかいせいか、クーラーを稼働すると500回転ほど負荷で持っていかれる・・・
こんなんで運転すると、信号待ちなどでアイドリングが低くなってエンストしてしまうではないか。(実際、ガレージ内で何度もエンストした)
前回述べた、エアを吸わせるアイドルアップソレノイドではアイドルアップ量が全然足りない・・・。

何とかしないといけないな~・・・。
夏の間はアイドリングを1200回転ぐらいにあげておくという手もあるけど、
(500回転をコンプに持っていかれてもアイドリングは700回転である)、
どうにもスマートじゃない・・・、まるで知恵のないバカみたいで嫌いなの。
対策は また次回で。


丸テールBMW2002tii 修理 異音の対策2025年07月29日 13時37分30秒

修理中の1973年式BMW2002tii。
点火系をフルトラにグレードアップしてエンジンはかかった。

通称「ツナ缶」のなかの調整ねじで、
スロットルの空き具合(エア吸入量)を調整し
調子のよいところでアイドリング調整ねじでアイドリング回転数を決める。

800回転ぐらいがいいようだ。
アイドリングは至極安定しており、ポイント式だった時と比べて はるかに安定度が増した。


デジタルタイミングライトで点火時期も調整。
マニュアルに従って各回転数の進角度合いも確認。



しかし、エンジンの前側から異音がする。
アイドリングでカチ・・・カチャカチチャ・・・カチ・・ という音が混じる。

エンジンルームを横からのぞき込むよりも、車の前側にまわったほうが良く聞こえる。
回転数を上げると 音が激しくなる。
クーラーONにしてコンプレッサーを動かすと、もっと音がひどくなる。
ノッキングの音でもない。

どうやら、ファンブレードの当たりからだな・・
もしかしてウォーターポンプからの異音か?

明らかにフロント側に何か問題ありと思い、 
また水を抜いて ラジエターを外し フロント回りを点検してみることに。


外した5枚羽根ファンブレード。

あった!
これだ!
ファンブレードの端っこが コンプレッサーのプーリーに当たっていたので
あんな異音が出たのだな。そういわれれば、プラスチックが金属に当たるような音だ。
5枚の羽根すべてに 当たって削れた跡がある。
ご覧のように、ファンブレードは5枚の羽根が均等に配置されていない。
そのため、不規則な打音になってたと思われる。


ファンブレードの先は コンプレッサーのプーリーと電磁クラッチにぎりぎりで
角を切り落としておいたのだが・・・・まだ足りなかったようだ。

もう少し切る。

5枚ともも少し切って ディスクグラインダで削って整形しました。
冷却効率には そんな影響もないだろう。
ファンブレードは高速で回転すると「しなる」ので、停止位置よりも より接近するんだろうな。
どうりで回転をあげたら、異音も大きくなるはずだ。ブレードのしなり量増大に伴い、打音も大きくなるというわけだ。

ファンブレードの取り付けの際には、
スペーサーをかませて もう5ミリ分ほど追加で、コンプと距離を取った方がいいかもしれない。

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さらに 原因が無いかと観察を続けると・・・・


ムムッ!何だこれは!

インジェクションポンプの駆動ベルトカバーに、ファンベルトで削れた跡がある。
接触しているんだな。
この部分は、今回の異音とは関係ないかな。

カバーは経年劣化で膨らんでくるらしい。ここはいつも熱にさらされるからねぇ
経年によるふくらみ変形に伴い ベルトと触れて 少しづつ削れていったのだろう

新品は5000円ぐらいでワロスから出る。


膨らんだ部分は へこませりゃいい。
当たった部分プラスアルファをカット。

それを裏返してはめ、カバーの裏側からプラスチック溶接する。

ホコリも入らないように ご丁寧にホットボンドでスキマ埋め

表側はこのようにへこんだので
もうベルトが擦ることが無いだろう・・・と思う。

インジェクションポンプの駆動ベルトは 損傷もなし。
けっこう薄いベルトなんよね~ 新品はワロスで買えます。
モノタロウで同様のものを探したが、適合品が無かった。歯数は合うのだが、幅が違う。

カバーの補修箇所は ポンプの駆動ベルトに接触しない部分なのでOK
このまま組みつけ。



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さて 古いウォーターポンプ。
このベアリング劣化などで 異音がしだすのは よくあるトラブルだが。
手で回してみたところ、ひっかかりや ゴロゴロ感はない。
ただ、回転部を握ってゆすってみると、かすかなガタツキを感じるのだ。
劣化がすでに 始まっているというわけだ。。。


エンジンブロック内のクーラントを抜き、水を流しこみ
ブロックのウォータージャケットの押し出し洗浄

ブロックの底にたまったサビを押し出します。
そんなに錆の堆積もなかったです。


そしてウォーターポンプ外しました。
ボルト類もかなり さびて劣化してるな~~
こりゃ相当長い間、交換されていないウォーターポンプだ

新品と比較の図。

水流をつくるインペラーに腐食が少し(問題ないレベルだが)
ウォーターポンプが 今回の異音の原因とは考えにくいだろう。

だが ベアリング部にかすかなガタツキも感じたし、もうここまできたら ウォーターポンプは予防的に交換するしかないやろ。
もちろん新品には全くガタツキ感は無いし、回り方もじつに「しっとり」としている。^^
このフィーリングの違いは歴然であり、古いものは逆に軽く回りすぎる(劣化の証拠)。

ここで予防交換しとけば むこう何万キロかは 安心ですからね。
この交換の手間を考えたら、今 交換しておくのが 長い目で見て 得です。
いつやるか?
今デショ! (by ナントカ先生の教え)


古いガスケットを取り、オイルストーンで研磨

錆びたボルトが入っていたので
全てのねじ山もM6/M8タップでさらってキレイにし、パーツクリーナーで洗浄。
ボルトもきれいにそうじします。
(丁寧やね~~~)

周辺のオイル汚れもシンナーとブラシで洗浄し
ウォーターポンプ取付の準備はできました。


紙ガスケットに 液体ガスケット「ウルトラカッパー」を
両面に薄くぬるのがいつものやり方。(贅沢な!)
このやり方で 冷却水が漏れたことは無い。

規定トルクで7本締めて 取付完了。

液ガスが硬化した翌日に 新しいクーラントを入れます。

丸テールBMW2002tii 修理 異音は解消した^^2025年07月30日 14時51分48秒

早朝からファンブレードのスペーサーを製作。
ベークライトが加工しやすい。

ここにかませて ファンブレードを5mm前に。

ラジエターとのクリアランスもOKだろう。
カバーとベルトの接触もない。OK

コンプのプーリーとは これぐらいのクリアランスに広がった。
しなっても もう接触しないだろうと思う。


ラジエターのロワーホースはうまいことつけて クリアランスを確保。
エンジンが振れるので これぐらいはないと 接触しそうで不安。


クーラントチャージャー使用で冷却水入れ

このさい クーラントも青色に交換しました。
前に入っていたクーラントがいつ交換したものか不明だったので。

一発始動でエンジンかけて エア抜き作業中。
フルトラ化したので エンジンの始動はかな~~~り 良くなりました。^^

異音の無くなった正常な

高回転でも 異音は全く鳴りませんでした。^^良かった良かった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

続いて
 入りの悪いマニュアルトランスミッション。
オーナーさんから依頼は無いのだが、試乗したら入りが明らかに渋かった。
で、ミッションオイルの交換しようと抜いてみたら、コレ・・・
うわ~~まくっろ!相当長い間 交換してないんじゃ?
触るとサラサラで 粘性に乏しい。シフトの入りが渋いのも わかる気がする。

ミッションでこれなら、デフオイルも、近々交換したほうがいいんじゃない?


新しいCASTROLのミッションオイルに、
贅沢にも、定評のあるSOD-1plusを添加!
これで マニュアル操作のギアチャンジはヌルスコになることを期待!
ミッションの入りが良いと 走りが楽しくなるからね。


自分のマルニは かなりヌルスコになってるので楽し~い^^


あいかわらず シャンプーのポンプでいれる・・・
いったい何回 ポンピングしたろう・・・(笑)


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其の他のメンテ

ホーンの位置を クーラーの配管に接触しないよう
前より若干変更して取り付けて

フロントグリルの装着。

タッピングもさびたものは交換。サイズはM4×16で。
トラスタッピングよりも皿タッピングの方がいいかもね。
ホームセンターでひと袋買っといてね。

オーナーさん追加依頼の フォグライトの位置下げ作業。
新しいステーに組み換え。

バンパーに穴を開けないときの取り付け。
夜にFOGの光軸を調整しなくちゃ。

取付後。結局 10mmしか 下がらんかった。
これ以上位置を下げるときは 別のステーを作るか、あるいは
バンパーに直付けの穴をあけねばならん。
なんとかしてフォググライトの下端が パンパ―の上面あたりまで落とせれば
いいのだが。もう50ミリ。


フォトショップでフォトレタッチしてみたもの。
ここぐらいまでフォグライト位置を落とせれば いいかもね。
バンパーに穴を開けないでここまでするには
バンパーの裏側にオリジナル・ステーを自作せねばならん。
時間と手間はかかるが 不可能ではない。
もう、さっさとバンパーに穴あけちゃったら?とも思う。

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さて
テストランを含み、あと2,3日のこまごました作業で修理は終わりである。
クーラーのアイドルアップ関係が残っている。

丸テールBMW2002tii 修理 チェンジマンRPMでクーラー制御2025年07月31日 14時57分32秒

クーラーのアイドルアップ用に、バキュームバルブでエアを吸わせるつもりであったが
実際これは役に立たんかった。
ほとんどアイドルアップしないことが分かった・・・。

実際は コンプレッサが稼働すると、300回転ほど持っていかれてしまう感覚だ。
はっきりと、足元のアクセルペダルの感覚で それがわかる。
ベルト駆動の後付けクーラーの宿命である。
(これが電動コンプであれば、まったく回転ロスが無い。)



そこで、今回、中央電子設計さんのチェンジマンRPMというものを買った。
送料無料で16500円。
説明の通りだが、イグニッションコイルのマイナス端子から回転数信号を拾って、
任意設定した回転数を境に コンプを自動でON/OFできるものだ。
クーラーのためにアイドリングをアップさせるのではなく
エンジンがアイドリング回転数に下がったらクーラーを切る(コンプレッサの電磁クラッチを切る)、という逆の発想だ。

信号待ちなどのアイドリング中は、室内機のブロアファンは回って風は出てるが
コンプが稼働していないので 室内機からの風は徐々にぬるくなっていく。
走り出せば、またコンプがONになり冷風が出る、の繰り返しだ。

昔から 旧車の後付けクーラーには よくやる制御方法だ。


届いた本体と丁寧な説明書

中身。
2つのディップスイッチで コンプをONにする回転数を決める。
これはエンジンがかかっていても、チェンジマンの蓋を開けて指先でチョイッと変更可能だ。
今回、1と1にダイヤルを合わせ、1100回転でコンプがONになるようにする。(100回転単位で変更可能)


取付配線作業


昨晩 ハイボールを吞みながら描いた配線図。
室内機のサーモスイッチの前に、チェンジマンと4極リレーを割り込ませる。


できたで~ ^^ あとでタグ、付けとこな~

チェンジマンは設定回転数をいつでもいじれるように 手元に置いとく。
エンジン回転数が1100回転を超えたら、クーラーのコンプをONにする設定。


エンジンをかける。
WUR(ウォーム・アップ・レギュレータ)の暖気を終えて
始動から10分後 水温も通常の70~80度。アイドリングも500回転におちついた。


クーラーのスイッチを入れると、いつもどおり室内機のファンが回り出す。
しかし、出てくる風が冷たくない。
チェンジマンの制御により、回転数が500回転なのでコンプがONになっていないためだ。これで正常だ。
(あとで クーラーをONにしたことがわかるように パイロットランプをつけよう)


アクセルを踏んで 1100回転を超えると、

カチン!とコンプの電磁クラッチがONになった音が聞こえ、スイッチ横のランプが点灯する。このランプは、コンプがONになっているときに点灯するもの。
風も次第に冷風になってk-ラーがきいている^^よ~し正常!

アクセルを戻して1100回転を下回ると、すっとコンプが切れる。(同時にランプも消える)
コンプの負荷が無いので、アイドリング500回転でもエンストしない。
よーし オール合格だ!
ちゃんとチェンジマンがしっかり仕事してクーラーを制御してくれている。

これのおかげで  なんの気も使わずに 運転しやすくなるだろう。

回転数によってON OFF を繰り返すクーラー 


昔は「オートリレー」と言って 、同様の働きをする装置があった。
アナログ式のダイヤルをドライバで回して 設定回転数を決めていた。

回路が焼けて 修理したっけ・・・

このオートリレーは 地元の1502のクーラーについていたものだ。

今はオートリレーの新品が無いので(時々ヤフオクに出てくるが)、
チェンジマンRPMで後付けクーラーを制御するのがいいだろう。
1年保証もあるし、焼けないし^^。


さいごに、ブロアスイッチの上に クーラーONしたことがわかるように
パイロットランプ(緑)を追加した。


この上の方のパイロットランプが無いと、
エンジン切った後にクーラーをOFFにすることも ついつい忘れてしまう。
(クーラーの電源は、バッテリーから直接取っているため エンジンを切ってもブロワファンは回り続けるのだ)

以上でクーラーの復活作業は終わりである。

このBMW2002tii丸テールでクーラー関連でやったこと
・ラジエター交換
・ロワーホースなどの位置調整
・スタビバー交換
・コンプのブラケットをワンオフ製作
・コンプのVベルト交換(バンドーRAF3315)
・コンプのバルブコア交換(R12用)、R12コンプオイル注入100g
・レシーバードライヤー交換(R12用)
・室内機清掃
・真空引き及びR12冷媒注入350g
・ファンブレードの形状調整と5mmスペーサー追加
・チェンジマンRPM等の制御装置装着
以上。
クーラー復活って 大変なのよ^^:


実はもう1個 クーラー制御関係でやってみたいアイデアがある。^^
それはまた後日。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて  気になっていたデフオイルだよ・・・
どんな状態なのか 確認するため、早朝にオイル抜いてみた。


出たのがこれ。
むむ・・・これではミッションオイルと同じ劣化具合ではないか・・・
本来は黄金色のオイルなんであるが・・・これも長期間 交換してないんだろうなぁ・・・・

俺には デフギアの泣いてる声が聞こえてくるよ・・・「こんな腐ったオイルはもう嫌だ~~~にしやんお願い助けて~~!」って。
旧車乗りは もっと油脂類の管理に気を使ってほしい。(いつ交換したか、どんなのを使っているか、など)
車の調子に じわじわ効いて影響してきますよ。
車検証に、点検整備記録簿を入れておいて それを車検ごとにじっくり見とけばいいだけなんだが。もちろん、今回にしやんのやった修理整備も、しっかり記録して紙にして
車検証に入れときますよ。(このブログもみれば 内容/詳細がわかりますが)


さて油脂類の劣化は見過ごせないにしやんである。
即、交換する
人生 常に、今デショ~~~!
こうなりゃ デフオイル80W-90 (GL-5規格)にも SOD-1を添加だ。
これだけやっても 3000円もしないのでアル。

残ったギアオイル300ccは ステアリングギアボックスのオイル交換すれば完璧だ。
(嫌な思い出があるので 今回 気安くやらないが)


シコシコとシャンプーポンプで注入。
暑い真夏は、デフオイルも柔らかいので 注入が楽だね!
逆に真冬はオイルがとても硬いので、温めてからでないと入っていかないよ。


700cc入れたら マニュアル通り規定レベルまでデフオイルが満たされましたので
クラッシュワッシャーを交換して フィラープラグを閉じました。
ありがとう社長~~~って ギアが喜んでるよ(笑)
デフオイル交換では フィーリングが良くなったとか、変化を感じることはまずないが、ギアを保護するためにも今回交換した。
必ずデフオイルは80W-90(GL-5規格)を入れること。
オイルの劣化は、ベアリングからの異音やギアの摩耗を起こすからね。
デフから異音が出たときのオーバーホールは 前に丸テールのマルニでやったが、これがなかなか大変なのだ・・・二度とやりたくねぇ。



さぁ BMW2002tii そろそろ テストランに行きたいねぇ^^