BMW2002tii ワロスからパーツ届く2026年03月01日 10時01分10秒

レストアの仕上げために
ドイツのWalloth&Neschからマルニのパーツを個人輸入。

内容は主にオーナーさん指定のパーツ(主に外装系)
フロントバンパー(センターのみ)、オーバーライダーのゴム、左右のガードゴム、
リアバンパーのガードゴム用クリップ類


フロント及びリアのウィンドウ枠に入っている、シルバーのモール。
現状品は茶色く錆色なので どうするか聞いたところ交換したいとのこと。
これ、ゴム枠にはめこむ作業 なかなか大変だった記憶が・・・
はめ込み用の専用道具もあるのでセットで買いました


Aピラーからルーフにかけての長~いモール。古いものはかなり劣化していた。
リアのテールライト間のモール。


クラックのあったテールライトレンズも 
このさいセットで交換したいとの事で注文した。


クローム仕上げのホイールナット16個新品と
ハブキャップのエンブレム(貼り付け式)の注文。


クラッチ板とプレッシャープレート。
これは2002tii用の228mmタイプ。キャブ仕様の2002よりも 若干でかいのだ。
残念なのは、tii用のクラッチ・リリース・ベアリングがいつまでたっても欠品なこと。
クラッチ関係では 一緒に交換したい部品なのだが・・・。
仕方ない、今あるものを再利用するしかない。



必要なエンジン部品の追加。
これでエンジンが100%完成するね。


予備のオイルフィルタ2個と
インジェクションポンプのガソリン圧送ホース(新タイプ)を購入。

旧いタイプの樹脂製のガソリン圧送ラインは、本来は透明なものが黄色して熱でかなり硬化している。一部に欠けや傷も見られ、程度は良くない。
再利用では今後さらに経年劣化がすすみやがてクラックが入り割れてしまい、ガソリンがエンジンルーム内に派手に吹き出してしまうかもしれない。
最悪、車両火災に発展してしまう可能性があるから、この際、安全のためにも、交換してしまうのだ。
インジェクションのtiiオーナーさんは、50年経って劣化の進んだこの圧送ラインは
新パーツが購入できるうちに早めに交換してしまうことを強くお勧めする。


送料や消費税が乗っかって5万ちょいになる。
ウへ、高い!やめとこ・・・と思ったあなたには、マルニに乗る資格はない。


あとは、やはりすぐ劣化して車検ごとに交換が必要になるマフラーのハンガーゴムをいくつか購入。
その他、ワイパーアームのセットも購入。


パーツ代、関税、消費税を含め、約60万円の立替。

この2002tiiのレストアに関しては、
ワロスに注文するのは今回の注文で最後になるだろう。

BMW2002tii ステアリングリンク取付2026年03月03日 11時58分50秒

やり残していた ステアリングリンクの右側を 取り付けます


ブッシュをまず入れる

ソケットで打ち込み

下からもブッシュを入れる。

ステアリングアーム

グリスを打って


アームを下から挿入

上にかぶせるキャップに モリブデングリスを盛る。


キャップをかぶせ、クラウンナットでいい具合のトルクで締め付け、
ステンレスの割ピンを入れて固定。

アームを動かしてみて、ガタツキが無く、かう、動きも硬くないようになっている。
OK!


不足してたパーツが届いたので
次は エンジンの仕上げにとりかかる。
そしてエンジン搭載だ。

BMW2002tii エキマニ取付2026年03月04日 13時06分59秒

エンジンの仕上げ。

エキマニのスタッドボルトを下側からねじ込んでいきます。

スタッドボルトの抜き取りとねじ込みには このセットが役立つ
スタッドボルト リムーバー&インストーラー


インストーラー工具にスタッドをセットして ねじ込んだら


頭に仕込まれた六角ナットをクッと緩めれば すっと工具が抜きとれます。
以前やっていたダブルナットよりもはるかに作業しやすい!


上側は シリンダーヘッド内に貫通しているので
オイルがねじ山つたってにじみ出てこないように
ウルトラカッパーを先に盛ります。

スタッド8本、ねじ込み完了。


エキマニのガスケット&ヒートシールド


錆取りをして耐熱塗装済みのエキマニ

スタッドに通します


セルフロックナット8個でしめつけ

完了!



ここに、さらに自作ヒートシールドを取付。

ステンレス製だ!


これでクーラーのホースや、ブレーキパイプが
エキマニから発せられる強烈な輻射熱にさらされ続けることもない^^




次に エンジン吊りあげ準備。
シャックルを取り付けて ワイヤースリングを通す


これで エンジンクレーンで持ち上げる
エンジンスタンドの支持具もいっしょについてくる。
マルニ程度の4気筒エンジンなら らくらく持ち上がるね。
重さ120kgぐらいか?



いったん 吊ったエンジンを 廃タイヤを載せた机の上に着地させ
エンジンスタンドの支持具を外します。




そして錆取りと防錆処理したフライホイール(はずみ車)の用意


次回、フライホイールと クラッチを組みます。
これこそエンジン最後の仕上げ。


BMW2002tii クラッチ取付2026年03月05日 15時37分14秒

錆止め処理をしたフライホイール
これは再利用です。
重た~~い 鉄の円盤だ。
別名 はずみ車。
なんでわざわざ こんな重たいものをエンジンに取り付けるか??
この重たい円盤が回転することで 回転の落ち込みがマイルドになり
クラッチが繋ぎやすくなり 結果として 車の運転が やりやすくなるのだ。

エンジンおろしたときは こんな感じだった。


スターターギアの噛む、リングギアの掃除
傷み具合もチェック。まぁOKですよ


クランクシャフト側も 綺麗にします
もちろん ねじ穴も 掃除しておくこと。



クランクにはめ込むときは
最初ついていたマーク位置のとおりに。


ソケットのコマを 
リングギア×エンジンブロックで かませて回り止めする


フライホイールボルト8つはきれいにして
中強度のロックタイト(ねじゆるみ止め剤)を2滴ばかり塗布する


規定トルク104Nmで フライホイール締め付け


フライホイールの外周に刻まれた、点火タイミングの基準となるマーク位置、
鉄球の埋め込まれた「Z」 と 「OT」
いまは1番シリンダが圧縮上死点の位置だから
この位置に来るのでOKですね!


この鉄球が埋め込まれている「Z」箇所は、
エンジン火入れ後に点火時期を見る大事な箇所だ。

ギアボックスとエンジンが合体したらフライホイールが隠れてしまって見えないが
ミッションケースの上にあるこの覗き穴に、タイミングライトをあてて
2500回転時にこの鉄球が見えるように点火時期を調整することになる。


フライホイール、取付完了!
ちなみに フライホイールの外周部にいくつかの大小の穴が掘られているのは
完全な回転バランスをとるために 重さ合わせをするために工場で掘られたものだ。



さて 順番どおりに クラッチを組むよ


クラッチ版は新品を。
ミッションのインプットシャフトにとおして確認しておく。
新旧で デザインが違うね。
スプリングの組み込まれた新のほうが、クラッチをつなぐショックを和らげてくれるのでいいだろう。
因みに厚みは旧クラッチ板が9.5ミリ、新クラッチ板が10.0ミリだった。


クラッチ版の芯を取るために アライメントツールを取り出す


パイロットベアリングにちょうど嵌るアタッチメントを先端に漬けて差し込む


クラッチ板には表裏があるので 向きを確認。
GEARBOX-SIDE をミッション側にする。


クラッチ板をアタッチメントツールにはめ込んで、
シャフトにスライドして入れる。

これで、クラッチ板は回転のど真ん中位置にある!
ここにプレッシャープレートをかぶせる


フライホイールにある位置決めピンのとおりに、
ドンピシャにプレッシャープレートをかぶせるだけ


数個のM8ボルトで規定トルクでプレッシャープレートを均等に締め付ける。
プレッシャープレートには放射状の板ばねが組み込まれているため
クラッチ板を強力にフライホイールに押さえつけることになる。


あとはアライメントツールを抜き取って クラッチ取付終了となる。
これで、フライホイールとクラッチ板とプレッシャープレートは
がっちり一体となって回転することになる。
いわゆる、クラッチが繋がった状態である。

ちなみに クラッチを切る役目は、ミッション側についている
レリーズベアリング&シフトフォークの役目だ。


ついでに
新しいファンブレード ベルト共に取付けた
さすが新品は きれいな赤色やね^^


では エンジンを吊って
次回エンジン搭載です

BMW2002tii エンジン搭載2026年03月07日 20時17分59秒

エンジンクレーンを慎重に近づけていき

フロントを乗り越え

ファンが邪魔っぽいので
いったん ファンブレードはずす

うしろもギリギリだが いける

ゆっくり あちこち見ながら降ろして


サブフレームにタッチ


エンジンマウントを所定の位置に導いて


エンジンマウント固定!

エンジンとボディが一体に。



このままでは マウント2か所だけで固定されているので
エンジンを触れば簡単に揺れる


当初はこれでエンジンの仕上げ(インマニやホースの接続など)
を行う予定だったが、それは後にやることにして
先にミッション、プロペラシャフト、マフラーまで 取り付けてしまおう。

BMW2002tii トランスミッションの掃除2026年03月08日 10時24分28秒

BMW2002tiiの4速マニュアルトランスミッション
ゲトラグ社製のトランスミッションで、GETRAG242と呼ばれる。
オーバーホールはしないで まずは取り付けてみる。

シンクロギアが摩耗していてシフトチェンジのたびにかじるとか、
ギア鳴りがするとか、ベアリングが鳴るとか・・・
そういったこと全くわからん状態なので、
トラブル対処は、テストランを終えてからだ。
トランスミッションのオーバーホールは 無いことを祈るが・・・


こちらをエンジンと合体させるべく まずは
汚れきったボディをお掃除します。


おしりが汚いねぇ~
ミッションオイルが漏れていますね
シフトのシャフト、またはアウトプットフランジのオイルシールが劣化してるんやろな


クラッチの操作部


お釜と呼ばれるベルハウジングの中も きったねぇ~!
まぁここはクラッチ板のフェースの汚れがつくものですが・・・


まずはクラッチレリーズベアリングを取り外し。
BMW2002tii用のこれはずーっとワロスで欠品中なんだよね。。。。
キャブ仕様の2002のは常にワロスに在庫あるんだけど・・・サイズが違うんだよね
新品の出ないこれは再利用するしかない。
スライドする箇所の摺動部のグリスは切れていた。
レストア前にクラッチが重かった原因の一つだろう。




クラッチレリーズベアリングを動かすフォークレバーも油でゴテゴテ。


クラッチスレーブシリンダー。
クラッチペダルを踏むと 油圧でここからロッドが数センチ伸び、クラッチを切ることになるのだ。


クラッチスレーブシリンダーの中も 錆でひどい。
これはもちろん、新品に交換です。


プロペラシャフトに接続する、フレックスディスクも取りはずし。
なんか むずむず するとおもったら


机に置いたら、自然崩壊してしまった!
こっりゃひでえ!・・・というか、ご苦労さん。


外に持ち出して汚れ仕事開始!
外装のよごれというか、アルミの錆を取ります。
ワイヤカップブラシでギュンギュンやってると、そのワイヤが抜けて飛んで
身体に突き刺さる事があるんよね。
なんか、足の太腿部分がチクチクするな~と思っていたら、ワイヤの1本がつなぎにブッ刺さっていた。
お~こわ!
こういうことがあるから、防護眼鏡とマスクは必須なんよね。
レストア作業は 常に危険と隣り合わせよ。

まぁ磨けばぴかぴかになっていくが。。。

細かいリブの隅っこも 小さいワイヤブラシで・・・
手間がかかりすぎる!
多分 車に取り付けたら、オーナーがこれを見ることなんぞ
無いんだろうが・・・


ミッションオイルのフィラー(注ぎ口)周辺も油漏れによる汚れでキタナイ。
洗浄油とブラシでごしごし・・・
こんなん、メカニックの見習いのすることだよね~ あ~めんど~
隅に詰まった汚れには
こういう太めの使い古しの油絵用の筆で掻きとるのがベスト。

お尻の油汚れも 時間かけてきれいにします


アウトプットフランジのオイルシールのサイズ、読み取り!
40 55 8 ということは、内径40,外径55,高さ8ミリのオイルシールということだ!

すぐにモノタロウに注文いれた。
オイルシールはもっと安い1000円程度のモノもあるが、ここは武蔵オイルシール製のフッ素樹脂で作られた、ハイレベル品を奢る!
以前レストアした2002オートマチックにも、武蔵オイルシール製を使ったもんね。



お釜の内側の掃除!
あ~きたな~~い ここは真鍮ブラシでごしごし!
洗浄液は灯油に塗料用シンナーを混ぜたもの。
やればやるだけ きれいになるから やりがいはあるけどね・・・
まぁ気持ちいい仕事ではないね。


でも こういった汚い洗浄仕事も
インマニと、プロペラシャフトの あと2,3個だけ残すのみとなった・・・。


ミッションオイルを抜いておこう。
ドレンプラグ、ご覧のとおり
付属マグネットに大量の鉄粉の吸着が!

こっ・・・こりゃあ芸術品レベル!^^:
オイル管理が悪い!の見本だね。
まぁ使っていれば、鉄粉はでてくるものだが、この状態は、
相当長い間、オイルを交換していないことを表しているぞ。
新品から1回もオイル交換していないとは思いたくないが、
少なくとも、相当長い間、油膜がじゅうぶんにきいていない状態で走っていたとなると、ギアの当たり面の荒れ具合というか、損傷が心配になってくる。
しいてはギア鳴りとか おこすから・・


さて出てくるオイルは?

うは~~^^:
見たくないモン、見た~~


もう~ きょうはここまでやわ・・・

ダーティーな仕事で疲れた心を
Vテックサウンドの疾走でスカーーッ!!と癒したいねェ~~!!


BMW1502の車検整備2026年03月09日 16時35分55秒

レストアの合間に入った BMW1502の車検整備
4月9日が車検有効期限。

うちでエンジンをオーバーホールした1502なんで
ここ数年うちでメンテしている。

前からオーナーさんと打合せ済みで
いくつかやることは決まっている。

まずはキャブ

スロットルリンクロッドの修理から


キャブのスロットルバタフライを動かすロッド先が
摩耗でこのようにすり減っている

矢印のここに はまり込むロッドだ
永年の使用ですり減っちゃうのよ。
キャブの2002はみんな ここがすり減る傾向にある。

こうなってしまうと、アイドリングが不安定になってしまう。
相鳥が高いまま 低く落ちないとか・・・。
すり減ってできるガタがその原因だ


で、すり減ったのなら、肉盛り溶接する
こういう時に 半自動の小型溶接機は便利だね

点付け2,3発で肉盛り終了

ヤスリで削って直径4ミリに整形する

グリスを盛って、差し込むだけ!これでOk!
キャブのマルニは ここは必ず チェックしてください

デフの油漏れチェック
ふき取りのみでOK


中間マフラの腐食穴を パッチあて補修


ラジエターは錆がひどかったので いったん取り外し
錆取りの後、ウレタン塗装し 再装着。


クーラントチャージャー 新しい冷却水(50%濃度 耐寒-35℃)の補充


エンジンかけて エア抜き中
30分はエンジンまわし続けた

ん~~~???なに^^!

ラジエターから
少しづつ漏れとる!


こういうときはこれだ
ラジエターストップリーク。
馴染みのあるドロリとした白濁液^^:
これを冷却水にまぜて投入。
小さーな穴にこれが詰まって 漏れが止まるんだろうな


テストランに出る。
始動は一発だ!さすがCDIイグニッション。
うほ~ 調子いいな~これ! パワステないのに操作も軽い!
1502って こんな良かったっけ???


各部チェックで 灯火類点検で、ホーンが鳴らない。
チェックすると10Aヒューズ切れてた。2年前もそうだったな。
15Aを入れてみよう


これで走っていると
オーナーさんは よく声をかけられるという。
このルックスだもの、そうだよね~~^^
いいね~~
ミケロッティ・デザインの13インチアルミを履いてる。
きれいやね~ 純正のインカオレンジ。
メーターは走行4万キロちょい。
BMW 1502(1975-1977年製造)の排気量は
1,573cc
1.6リッタークラスの直列4気筒SOHCエンジン(M10型)を搭載した、
2002シリーズの最終期に登場したエントリーモデルで、
当時の燃料事情に合わせて燃費性能を重視したモデル。
・1575ccのエンジンであること
・ボディのモールが無い事
・レギュラーガソリンでOK
という点が、2000ccのマルニと違うところ。
たっだこれだけ!
細かいことを言えば、ブレーキのディスクやキャリパー関係が少し2000ccモデルと比べて
小さいかなというところ。

排気量が若干小さいため、時速100キロで4000回転まで回すことになる。
マニュアルトランスミッションは4速で。GETRAG242やろね。
4速 4000回転 時速100キロ
4速 3500回転 時速80キロ
4速 3000回転 時速60キロ
3速 2500回転 時速60キロ
という感じだ。
ボディが1tぐらいで軽いため、非力さは感じない。ちょうどいいよ!
ひとことで言うと、軽快で回して楽しい1502!モールまわりの錆も心配なし!
という感じかな。
02シリーズとしては希少な車になる。

すくなくとも、遠めに見て、だれも通常の2002との違いは わからないであろう
リアのエンブレム「1502」を見て、わかる人はわかるというものだ。


ベテランメカニックのいる石井モータースに立ち寄り、排ガスの検査をお願いする


うん、悪くないね。 CO値が若干 高いのみ
エアを少しキャブにすわせれば COはさがってくれるやろうな
この排ガステスターがうちになくて いつもここに頼むのよ
この後、ベテランのKさんに規定内に調整してもらった。

もう少し整備して 今週、ユーザー車検持込だ。

BMW1502車検整備 キャブのオーバーホール2026年03月10日 13時38分36秒

昨晩、夜の走行&高速走行のテストラン中、
アクセルをオフにしても 通常の1000回転のアイドリング回転数まで戻らなくなってしまった。
アクセルオフでも 常に2000回転となってしまった・・・
高速走行では問題ないのだが 帰路の一般道信号待ちではうるさくて・・・

帰路 コンビニの駐車場でキャブを覗いてみたり点検したが
どうにも原因がわからず。
とりあえずガレージに戻ろうと、運転しながら色々考えていたのだが
どうもキャブレターのスロットルがアイドリング位置まで戻り切っていないようだ。

昨日のスロットルリンクの先端を溶接肉盛り修理したので その関係かとも思ったが。
妙な引っ掛かりが無いように
補修箇所をサンドペーパーで表面を滑らかにサンディングしておこう。


ここ8年やっていないキャブレターのオーバーホールもすることにした
このさい 総点検やね。


スロットルバタフライが少しでもわずかに開いていると
アイドリングがあがってしまう。
キャブクリーナー吹いて、ごみやワニス分を徹底的に掃除。
ゴミがかんでいたのかも・・・

シャフトの部分にはエンジンオイルを注油して潤滑
そして穴という穴にエアーを通して ごみのつまりを吹き飛ばす!
スロットルはしっかりと閉まっている


二次エアを吸わないように 蓋のプラグも確認。


続いてダイアフラム関係の点検。
4000回転ぐらいまで上げていたから なにかダイアフラムが破れたとか?

オートチョークのダイアフラム、問題なし


高速パートを受けもつセカンダリ・バレルの
ゴム製ダイアフラムには過去に補修された跡があり
若干のひび割れも見受けられた。これは将来ここでやぶけてくるかもな


ウルトラカッパーで補修


裏側にウルトラカッパーが出てきたってことは ここに穴が開いていたワケね!

組みあげて元に戻します。
このダイアフラムは高速走行するさいの要です


ガソリンの流量をコントロールするニードルバルブのチェック OK
オーバーフローとかの症状じゃない。


キャブを組みあげて インマニに取り付け


きのういったん取り外した、スロットルをしっかり閉じるための補助スプリングを再装着

エンジン始動!

おお、直ったよ^^
ちゃんと 低速850rpm 出てます。
アイドリングも超安定だ。
原因はやっぱりキャブだった。


最期に 点火系チェック。
デスビのポイントの点検と シャフトに注油。

ポイントの荒れもなく 汚れもない。ギャップもOK.
これでOK^^
ポイントのヒールに少しのグリス塗布。


鳴らなかったホーンの原因は10A赤ヒューズぎれ。
15A(青)ヒューズを取り付けて ちゃんとホーンは鳴りました。車検チェック項目だからね。
予備に20A(黄)ヒューズを横につけといた。

他の全灯火類、フォグ、ワイパー、ウオッシャー みなOK

ブレーキ踏力とスピードメーターチェック、光軸調整は テスター屋で計測だ。


ラジエターの漏れも、昨日ストップリーク入れて100㎞走って止まったみたい。
少し緑色の汁がついているが、濡れの名残かそれともまだ少し漏れているのか。
ここはしばし様子見だ。


あさってあたりで ユーザー車検に持込検査だ。ネットで予約しとこう。
予算もトータル10万円で収まるだろう。

BMW2002tii トランスミッションオイル注入2026年03月12日 18時46分11秒

古いオイルを抜いたトランスミッションのなかを
フレキシブルカメラで覗いてみます。


ギアの噛みあいが見えます

真鍮色のリングが シンクロリングと呼ばれるもので
変速時にうまくギアを回転を合わせてくれるもの。
4速トランスミッションならば、4こ、適切な位置に入っています。







ギアの当たり部分には 傷が見えますが
これが通常レベルなのかどうかは わからない。
まぁ使用には もんだいないだろう。

ドレンプラグの穴が見えます。
底に変な沈殿物や落下物などはありません。


鉄粉をとり きれいにしたドレンプラグ


半分ぐらいネジこんだところでウルトラカッパーぬり


回らなくなるところまでしめこめば、しっかりシールされる。


1L入りました。



フィラー口ぎりぎりラインまで 入りました。
この位置でカウンターシャフトギアの半分がオイルに浸かっているので
回転すればオイルが容易にかきあげられる。


同様にウルトラカッパーでシールすれば油漏れもない。


BMW1502 実はかなり劣化していた点火系2026年03月15日 13時31分03秒

カーテスター屋で車検前の事前テストを終えた友人のBMW1502インカオレンジ。
全ての項目OKで 翌日にユーザー車検を通すのみと、にしやんのガレージにむけBMW1502を調子よく走らせているときに
また、エンジンが不調になった!
おい、ここでかよ~~!!
エンジンのアイドリングが また2000回転から落ちなくなったではないか!
エンストではないので、アイドリングが高いまま ガレージに戻る。


どうも キャブの この合わせ目からエアを吸っているようだ。
パーツクリーナをふきかけると エンジンの調子変わるもん。
原因は 1個のネジのねじ山がバカになってしっかり閉まっていなかった。

ネジの対策をしてしめなおし、かつ、ガスケットでしっかりエア吸い対策。
キャブはこれでいいのだが
こんどは、クランキングしても、エンジンが点火しなくなっちまった!
おーい!
いったいどうなっちまったんだい!!??

こういうときは 焦らず スパークテストだ。
チャンと火花が飛んでいるか?確認する

やっぱり飛んでない!
かと思えば、ときどき、火花が飛ぶんだな・・・
エンジンがかかったと思ったら、止まりそうになったり、また、元気になったりを
気まぐれに繰り返す。
全く不安定な状態だ!!
こんな感じに激しく不安定なの、ひさしぶりだわ。

どうんなってんの!?
こんなんじゃ 明日の車検、無理!予約キャンセル!


点火系トラブルにつき、各部点検開始!
ポイントのギャップを再点検。問題なし。
コンデンサも 新品に交換した。

コイルに接続する端子も抜き差しの、接点復活剤。
同通もOK

これでも、症状は全く同じ!
直ってない。

となると、あやしいのは このCDI点火装置の中か!?
このボックスについているトグルスイッチ、以前 触ったら、
とたんにエンジン始動が困難になったんだよね・・・
こりゃ何かあるぞ・・・
と 疑いつつ、箱を開けてみた。

むおっ!!!

こ、これは!
電解コンデンサの中身、アルミフィルムが飛び出ているではないか!
コンデンサのパンクだ!

2か所のコンデンサが パンクしていた!!
これが原因だったのか?

吹っ飛んでる!

アルミフィルムを取りのぞいたら 中は空っぽの電解コンデンサ。

しかも となりのコードが 熱で溶着している!

はがしたら プリントされているコンデンサの品番が不明になった・・・
あちゃー

2個あるトランジスタも錆が出て・・・。
もう何年 使ってるの?
すくなくとも 現オーナーの前からだから・・・かなりの年数やね


オーナーさんにみてもらい、症状を話す。
コンデンサを交換できるか?とのことだが、そりゃ無理~!品番わからんし。
つーか、全体的にもうコレ、古びてるし、もう使えない状態よ。
下手に修理して 車両火災の危険性を呼び込みたくないしね。


オーナーさんと相談の上、CDI点火装置には おさらばすることにした。

お前 いい点火装置だったよ、ウン
ご苦労さん
古いコイルも このさい取り外した。

さぁ 点火系リフレッシュだ!
オーナーさんに点火系修理の3つの提案をした。
1 オリジナルのポイント点火方式に戻す。費用0円。
2 セミトラユニットの在庫があるので、ポイントを残し、セミトラ化する。パーツ費用2万円。
3 ポイントを外してしまい、ベストと言えるフルトラ化してしまう(にしやんもそうしている)。パーツ費用5万円ぐらい

オーナーさんは3番で!というご回答。
ヨーシ そう来なくちゃな!^^

さっそく ミューワンオートラボさんのBASE支店で
下記のフルトラ点火のフル・セットを注文しました!
もうポイントのメンテもしなくていいから
いい買い物だとおもうよ。
にしやんのBMW2002もこれ使ってるから安心。^^


セット到着まで数日かかるので、それまで今の配線などを整理する。
コイルへつなぐ端子も新しくして
もういこれでポイントとも おさらばやね~~
と、ポイントを外し すっきりしたデスビ内部を眺めていたら・・


んっ・・・!!??


な、なんやて!?

編み銅線が 断線しとる!!!
バキューム進角装置によって動くベースプレートと、
デスビのボディ間をつなぐ編み銅線が、端子のカシメ部で切れていた!
繋がっているように見えてしまっていたのが、落とし穴だった!
これは半世紀にわたって動き続けていた編み銅線の
経年劣化による典型的な断線だ!(カシメ部で切れる)

切れていて、銅線のたわみでかろうじて接触していた、といった方が正しいか。
つまりは、ポイントのアースが不良だったということだ。

どうりで、プラグの点火が飛んだり飛ばなかったりと
点火が気まぐれに超不安定になっていたんだわ!

ナットク!!

ちゃんと ここも 点検しろよ~俺!バカバカ!
デスビとくれば、ポイントが原因とばかり思ってしまっているのが落とし穴!
ここの編み銅線も 導通をしっかり確認しましょう!


で、しっかりと はんだ付けしました^^

ちゃんと導通しているかを確認!

いや~ 危ない見落としやったわ・・・。

「今、エンジン調子いいいから~」というオーナーさんの言葉につられて
点検がおろそかになっていたのではないか?
そんな言葉は半分ぐらいに聞きながし しっかり点検整備をしなければならない。
いま車の調子良くても、その陰で、着実に部品の劣化は 日々進んでいるのだ!
だから、パーツはつぶれる前に、早めに交換するのが維持のコツだ!

しかし何やね~~
車検通す前日の絶妙なタイミングで 故障個所が分かって良かった。


オーナーさんは70代で
もうあとどれだけこの車運転できるかな~という年齢に差し掛かっており
もうこれが1502の最後の車検かな~と言っておられ、そろそろ誰かに譲ることも考えなきゃな~と言っていたので じゃあ売るならいくらにするの??なーんて二人で話してた矢先にこれだ。

きっと 1502が すねたんやわ・・・。
長年乗ってる車には タマシイ宿るからねぇ~。