BMW2002tii シリンダーヘッド載せ ― 2026年02月01日 23時59分03秒
シリンダーヘッドをブロックに乗せる前に
ヘッドガスケットの点検をする。
ブロック面になる側。
吹き抜けが無いように、金属の輪っかが つながっている。
高圧のエンジンオイルが上がってくる穴(小さい方の穴です 大きい方はヘッドボルトを入れる穴)
オイル漏れ出さないように、ここも金属で囲われている
位置合わせ用の穴
古いガスケットとも比較して 位置もぴったり。
問題がないことを確認。
1番シリンダーも圧縮上死点位置になっている。
ここでヘッドを乗せたくなるが、まだ 乗せてはいけない。
タイミングチェーンだ。これを忘れちゃいけない。
位置的には タイミングチェーンはこのようになるので、まず
チェーンテンショナーと ガイドレールと タイミングチェーンを先にブロックにセットしておく
(一番上のスプロケットは ヘッドが乗ってから取り付けるから 今は不要)
新品のヘッドボルトの用意。10本あることも確認。
きれいにし、厚みのあるワッシャーを通し、ねじ山部分ところに説明書の指定通りにオイルを塗る。
シリンダーヘッドに付属してきたマニュアル
色々細かいのよ
乗せるシリンダーヘッドの点検。ごみを噛みこまないようにヘッド合わせ面を清掃。
2,3番シリンダーの排気、吸気バルブが開いています。
1番シリンダーが圧縮上死点の位置になっていれば、これで準備よし。
ではでは
シリンダーヘッドを慎重にそっと乗せる(デジカメのタイマー撮影です)
ここの部分(左右)には 乗せる前に液体ガスケットの塗布が必要ですよ。
定位置に ヘッドが乗りました。
チェーンガイドレールとチェーンを先に取り付けておかないと
ヘッドガスケットのフロント側の「四角い輪っか部分」を簡単に通せないよ。
簡単にあとでセットできそうに見えるでしょ、ところが そうはならないのです。
(かつて これらを後で組むのに苦労したことがあったなぁ)
準備しておいたヘッドボルトを10本、ヘッドからブロックに貫通させてセットする。
ブロック側のねじ受けのほうも清掃済みにて 手で変な抵抗なく奥までねじ込める。
ヘッドボルトの締め付けには厳密な手順があるので
このような四か国語のマニュアルがついてくる。 よくよむこと。
今回できるのは、黄色文字の部分まで。
エンジン火入れしてから、赤文字の部分を行って、ヘッドの締め付けは完了する。
まずはヘッドボルトのトルク締め。
指定の順番通りにトルクレンチで60Nm程度で締める。
15分置いてから、角度締め33度程度。
角度を見るために、アングルゲージを使用。
トルク締めした上に、さらに角度締めできつく締めこむのは、ボルトを「伸ばす」ためだ。
微かに分子レベルで伸びたヘッドボルトが 元に戻ろうとする力が、ヘッドを頑強に締め付ける。
エンジン火入れ後のエンジンが完全に暖まった後で、さらに第2ステージとして20~30度の角度締めがある。
シリンダーヘッドの締め付け、道なかばだが まずはここまでとなる。
無事にシリンダーヘッドとエンジンブロックが合体し、エンジンらしい形になりました。
シリンダーが直列式(In Line)のエンジンって こういう風に タテに長いもんなんです。
V型や水平対向型はまた エンジンの基本形が違います。
スプロケをタイミングチェーンにかけたところで きょうはここまでとなりました。
BMW2002tii タイミングチェーン取付 ― 2026年02月05日 11時19分49秒
タイミングチェーンのガイドレールをEリングで固定
もう片方の チェーンに張りを持たせるガイドレールも 同様に固定。
チェーンをカムスプロケットにかけ、ボルトで固定、緩み止め処置。
タイミングチェーンの張りは、
チェーンテンショナーにスプリングの張力をかけることで行われる。
ロワーカバーを取り付けたときに、このテンショナーを組み込むことになる。
古いテンショナーの表面は チェーンで若干削れていたので 新品に交換した。
ここまで削れるのは本来あり得ないのだが、やはりオイル管理が悪かったのであろう。
これでタイミングチェーン取付は完了。
今は1番シリンダーの圧縮上死点状態となっている。
ちなみに、エンジン(クランクシャフト)の回転方向は、この写真で見て(車の正面からエンジンを見て)、時計回りとなる。
エンジンをボディに搭載すると、エンジンは
実際このように傾いてマウントされることになる。
ここでエンジンブロックに
オイルディップスティックのパイプを取り付ける。(耐油ゴムホースで2つのパイプを接続)
オイルディップスティックを 奥まで差し込む
このように、スティックの先がオイルパン内に突き出る。
スティックの先に刻まれているオイルレベルの上限まで
エンジンオイルを入れると(マルニは約4リットル)、
エンジンオイルの上面はこのあたりの位置になることを確認。
オイルポンプの吸い込み口がしっかりオイル溜まりの中にあることを確認。
W203 C180コンプレッサーの厳冬期雪道テスト ― 2026年02月08日 09時36分11秒
2026年2月8日(日)衆議院議員選挙投票日
日本列島は大変な寒波に襲われた!!
昨晩からの降雪と低温で カーポート下の車もご覧のとおり・・・。
この悪天候の中、投票に出かけます。
暖気しながら ガリガリと窓の雪かき。
この吹雪にも テールライトに着雪はなかった。ほほう。
水温計を表示して出発。
なかなか暖まらんな~
用事をこなしたあと、こんな悪天候だが 雪中ドライブ。
新湊大橋はしっかりと融雪装置が効いていて
トップブリッジの路面には 雪なし!
それもそのはず、地面にヒーターが埋め込まれているという
国家予算をつぎ込んだ、ものすごくカネのかかっている橋らしい。
ここをオートバイで走るときはいつも横風にあおられるところで怖い思いをする。
今日もたいへんな横風だったが、メルセデスなら全く問題なかった。
橋を降りて工場地帯の三車線道路へ入る。
日曜のため、トラックもほとんど走っていない。
ここで 何度も ダブル・レーン・チェンジの練習を。
あえての、雪道で。
広い道路があれば 一度ためしてしておくとよい。障害物回避の いざというときのために・・・
(↓画面の奥から手前に向かって走行し、ダブル・レーン・チェンジをした)
このC180Kはバランスの良いセダンの為か、リアが大きく外に滑ることもなく、
大きく姿勢を崩さず、かといってロールも極端にひどくなく、
素直なステアリングフィールで一連の動作ができた。
これはいい!
ダブル・レーン・チェンジとは
目の前に突然現れた障害物を 急ハンドル操作でよけ、
もとのレーンに戻るという、ほんの一瞬の危険回避動作だ。
ハンドルを、右に、左に、2回大きく切り込まねばならない。
アクセルはそのまま、ブレーキは踏まないで行った(実際はブレーキを踏むが)。
実際の公道では、交差点でのシーンが想定される。
自分が交差点に直進で進入したとき、突然、対向車が右に曲がってきて、こちらの進路を塞いできたときなど、このダブル・レーン・チェンジで衝突を回避しなければならない。
にしやんは、2015年ごろ、MCCスマートKというセルセデス製の軽自動車に乗っていた時、まさにこの危ない状況となり、とっさのダブル・レーン・チェンジで命拾いをしたことがある。このときはブレーキも踏んでおり、対向車を避けるためにハンドルも大きく切ったが、ABSがガガガガと効きながら、ESPが働いて姿勢を崩してスピンすることもなく危険を回避できた。
これにもメルセデス製のESPが組み込まれていたなぁ・・・
ということで、この時代のメルセデスのESPには信頼を置いている。
C180コンプレッサーのESP(Electric Stabiity Program)は姿勢制御をする安全装置。
これが実に良く効いて、スピンすることなく、障害物を回避させてくれる。
ESP稼動中は、この三角マークが点滅してドライバーに知らせてくれる。
雪道での発進時に、後輪が滑ったときなども、これが働いて、リアが滑ることなく
まっすぐに車を発進させてくれる。
凍結した坂道などを登るときにも、このESPが活躍してくれる。
ますます天候は悪化・・・よこなぐりの吹雪。
信号も良く見えないし。
もう帰ろ・・・。
並走するこの車は、着雪でテールライトは隠れてしまっている。
こんなんでは、夜間走行はどうなるのか。。。
後続車にその存在を知らせることができないことは 事故につながる。
これはあきらかにメーカーの造りが悪いのだ。
3年前、2023年の1月に行った1986年製W124の雪道テストでは
メルセデスベンツの一つの哲学が証明できた。
何をしても、テールライトが雪や泥で隠れてしまうことが無い造りとなっていた。
この2003年製のCクラスでもそれは同じ。
悪条件下での視界の確保には、異様なこだわりを見せるメルセデスだ。
こういう走行では ヒーテッド・ドア・ミラーがとても助かる!
ミラーについた水滴を、どんどん蒸発させていってくれるのだ。
テールライトもでかく、視認性が良い。
イコール、追突されにくい。
安全は、金で買える。
無事に帰還。
2時間の吹雪での走行後も、まったく問題なしであった。
ボルボV40を友達に売ったときにタダでもらったCクラスやけど、
なかなかな実用車やねコレ。
BMW2002tii エンジンのフロントカバー取付 ― 2026年02月09日 11時18分31秒
マルニのエンジンのフロント側カバー、
ヘッドガスケットの下につくので ロワー・カバーという。
インジェクションのエンジンなので
キャブレターモデルのマルニのものとは形状が違う。
取り付けねじの確認と清掃
このロワーカバーも油と埃で真っ黒に汚れていたのを掃除したの、
大変だったよな~
ガスケットを合わせてみる
ガスケットにいつものウルトラカッパーうす塗り。
ガスケットをセット
ロワーカバーとヘッドガスケットが接する箇所にもウルトラカッパーぬり。
ガイドピンに合わせてロワーカバーを取り付け
慎重に締め付け
ヘッドガスケットの上の方、アッパーカバーも取付
アッパーカバーのボルト締め箇所
相手がアルミ製のねじ山の場合は
トルクをかけすぎないように注意。(アルミは柔らかいので ねじ切れてしまう)
はみ出た液体ガスケット。
もうこれで油漏れはないだろう。
ヘッドガスケットまわりもしっかりと密閉された
タイミングチェーンのテンショナーを入れます。
テンショナの先をテンショナーレールに当てるのを確認。
ふたのオーリングを新調。
油漏れを防ぐ。
長いスプリングを挿入し、反力を感じながら、このままねじ込む。
これで締めれば タイミングチェーンにしっかりと張りが保たれます。
カバーの中の具合は このようにテンショナーが張りを作り出しているわけだ。

この寒波もようやく去ったようだ。
もうこれで 降らないでくれ。

BMW2002tii ウォーターポンプ取付 ― 2026年02月10日 13時30分39秒
新旧ウォーターポンプの比較
旧いものはやはり回りが悪い
やっぱ新しくないと!
ウォーターポンプはエンジン冷却の要ですからね。
ガスケットにウルトラカッパーうす塗りで貼り付け
ウォーターポンプを ロワーカバーに取付ました
これからいろいろな冷却水パイプやホースを取り付けていくことになる。
こちらは新品の冷却水パイプ。
エンジンブロックにボルトオンし、ヒーターコアからウォーターポンプへ戻る
ルート用のパイプです。ワロスで新品が出ます。
旧いものは、こんなに錆びてしまっていた!
端の部分なんか、腐ってしまっている・・・まぁこのパイプの厚みが薄いからなぁ・・・
このパイプはエンジンのかなり奥まったところに設置されることになる。
10年後には錆が発生することがわかってるので 今のうちにさびないよう防錆塗装。
これだけコッテリ塗っておけば
まぁ錆びることはないでしょう。
BMW2002tii オイルパン取付 ― 2026年02月11日 08時26分37秒
毎日晴れの地域の人には信じられないだろうけど
北陸でこんな風に朝日が昇る事って すごく珍しい。
このBMW2002Tiiがうちに入庫したのは2023年5月30日。
はや2年と9が月が経ち、レストアも終盤になってます。
エンジンをさかさまにして
さてオイルパン、取り付けます。
ドレンプラグの裏には 鉄粉をくっつけるマグネット付き。
1年前にエンジン分解したときは このオイルパン、だいぶ汚れていましたね。
油と埃でゴッテゴテ。
錆びも多くて、化学的に防錆処理もしました。
薬液の洗い流し
エアコンの効いた部屋で完全乾燥後に、下地のプラサフ塗装し、そののち、2液ウレタン塗装。丁寧だね~~
ではオイルパンを取付けよう。
エンジンブロックとの合わせ面に 液体ガスケットのウルトラカッパー盛り。
特にリアシールハウジング部との境目から漏れやすいので多めに。
オイルパンのガスケット紙は厚めのものだね。
常時オイルに浸かっているところだからなぁ
ねじ穴、当然ですが、すべてぴったり合います。
ガスケットの上にまた薄くウルトラカッパーの指塗り。
塗ってから10分ほどたったんで、
じゃあ オイルパン、かぶせますよ~
たくさんのボルトでトルク締め、トルク8Nmでそろえた。
ねじ穴が硬い鋳鉄なんで、しっかりこれぐらいで良い。
オイルパン取付 完了だ~
マルニのほうも 早くエンジン載せてくれといわんばかりに 待ってます。
もう少しの我慢だよ~3月にはエンジン載せるからな
エンジン、上下逆の図。(笑)
今日はほかに用事があるので メクラ蓋の塗装だけ実施。
こういう未塗装のところから 錆びてくるからね。
垂れたところは 硬化してからカッターで削り剥がす。
オイルパンの塗装が剥がれた個所にも塗装。
ボルトを締め付けると周囲がゆがむので 塗装がぺりっとはがれたので。
このあたりは水がバシャバシャかかるところですから
下回りはしっかり塗装しておいて 損はないです。
BMW2002tii ホース取り回し確認とクランクプーリー取付 ― 2026年02月12日 13時43分00秒
冷却水ホース類の仮組と確認。
けっこうたくさんのホースがあり、欠品が無いかを確認。
ウォーターポンプへ戻る、峠越えホース
エンジン正面のラジエター&サーモスタット関係のホース群。
シリンダヘッドの後ろ側からヒーターコアへの出入りホース
次にクランクプーリーを取りつける前に
折れこんでいたボルトを抜いた。折れこんだボルトに穴をあけ、ガレージの片隅に転がっていた古びた六角レンチを点付け溶接し、抜き取った。
ここね。クランクプーリーを止めていたボルト一つ、折れていた。
100vの半自動溶接機のおかげで苦労せず取りはずしができた。
切り欠きを合わせてはめ込む
新しいオイルシールでオイル漏れ無しのはず
クランクプーリーナット。
30ミリ でかい!
このナットでクランクプーリーを取り合えず50Nmで締めこんでおく。
本当は130Nmぐらいで締めるのだが、それは、エンジンをのボディに載せて
がっちり固定してから 大トルクをかけて締めこむ。
エンジンスタンドに乗せたままで大トルクをかけると、エンジンがすっ転んでしまう。
ここにインジェクションポンプを駆動する特殊なコグド・ベルトをかける。
インジェクション駆動するプーリーにかけてみる。
長さはOK.
ベルトカバーをかぶせる
そしてオルタネータtとウォーターポンプを駆動するVベルトをかけるプーリーを取付。
カバーに刻印のある1番圧縮上死点のマークに合わせて取り付ける。
オイルディップスティックの持ち手も、綺麗なイエローで塗装。
仮組のホース類はいったん外す。
今日はここまで。
次はオルタネータの仮組とか、いよいよインジェクションポンプやな~
スターターも仮組してみねばならん。
早春走り初め! ― 2026年02月14日 15時00分19秒
立春になって 初めてのマルニドライブ!
バレンタインデー当日 良く晴れた!
田んぼの向こうには 白鳥さんたち。
あとひと月もしないうちに また北へ旅立っていくんだなぁ
この子ら、暖かいの苦手だからね。
まだ暖気運転なので、ゆっくりと走る。
セブイレでホットレモンティーを仕入れ。
こんな旧車だから、走っていても周りのドライバーからの注目度が高い。
もう、だいぶ慣れたけどね。
以前、国道を走行中に、追い越し車線を走ってきた速そうなオートバイのライダーが
あからさまにじろじろとマルニを見ながら2,3分並走したっけ~(笑)
Vサイン送ってやったぜ。
オイルも暖まったので 能越道へ
3速で3500キープ!
ちょうどこれぐらいで時速80キロぐらいやね。
これを繰り返さないと 回るエンジンにならんぞ
氷見インターそばのセブイレで折り返しの定番80kmコース。
アンサのマフラーで だいぶ走りが変わったな~
抜けも良くなったのが はっきりとわかるし 音も良い!
純正マフラーよりは はるかに良い!!
おすすめ~~
ガレージに 無事帰投。
今日も気持ちよく走れました。
結局この冬は スタッドレスタイヤに換えないで過ごしました。
Dunlopエナセーブ 13インチ。
寒い時期は 2,3回のドライブに1回はオイルキャッチタンクのチェックを!
ほぉーら こんなに溜まってる!
酸っぱい水(くさい)に、乳化したオイルが浮いている。
このキャッチタンクが無いと、こんなのエンジンに吸わせてるんだよ?
キレイにして元に戻し 次のドライブに備えます。
BMW2002tii スターター錆取り,ウォーターポンププーリー確認 ― 2026年02月15日 13時42分41秒
スタータ、汚れてます
でもちゃんと動くのでヨシ。
ワイヤブラシで錆取り、
シールコート吹いたら 余計 錆が目立つようになった^^:
いったんエンジンに取り付けて 具合を見る・・・なるほど。
冷却水パイプは、スターターの後にとりつけなきゃいかんな。
耐熱シルバーでスプレー。
エンジン搭載後の出番を待ちます。
続いてウォーターポンプ・プーリー
こちらもサビサビ・・・。新品が欲しいが 欠品中。
これをきれいにするしかない
幸い ベルトラインはちゃんと出ている。
ベルトをかけてみて確認
錆取りの後、耐熱シルバー
ファンブレードのチェック
再使用できるかなと思っていたが
よく見たらクラックが入り始めており樹脂の劣化があるので
これは長く持たないと判断。
新品が出るのでそれを買うことにする。
その他リンケージ類の掃除と錆取り。
こういった細かいことが 結構手間なんよ・・・。

近々また、ワロスにパーツを注文する。
リストアップすると 40万円程度になる。
BMW2002tii インジェクション・ポンプ取付 ― 2026年02月16日 13時12分07秒
BMW2002tii の名前は tii ツーリング・インターナショナル・インジェクション。
インジェクション式の燃料噴射だ。
パーツカタログに載っている機械式インジェクション・ポンプの図
クランクシャフトの回転に合わせてギア駆動され、
各シリンダーの吸気ポートに
1,3,4,2番の順に燃料を噴射するという、初期の頃のインジェクション方式。
この噴射方式により、キャブレターモデルより燃焼効率が上がり130馬力を達成した。
これがそのインジェクション・ポンプ。
ク―ゲルフィッシャーというメーカーが作っていた。
モデル PL04-124.01がBMW2002用だ。
70年代のもので、勿論 新品は出ない。
中古品があっても、とても高価。
パーツ供給は まず望めない。
ワロスでも一部のパーツのみがわずかに売られているだけだ。
中身は大変複雑かつ精巧な作りなので
分解しないほうが良いと言われている。
少なくとも、このマルニは、レストア前はエンジンはちゃんとかかっていたので
このまま外側の掃除だけに留めて、取り付けることにする。
ブラシで50年分のよごれ落とし
各気筒のインジェクターにガソリンを圧送する樹脂製パイプだが
経緯燃劣化で硬化し黄色くなっている。
エンジンルーム内の熱で硬化して いずれ クラックが入り割れてしまうだろう。
取付口にも錆が・・・。もう50年も使っているからね。
これはまるっと交換したほうがよさそうだ。
もうあと数十年乗っていくことを考えたら、いま、交換しかないでしょ。
幸い、ワロスでパーツが出る。
あるうちに、買えるなら買う。
これ旧車維持の鉄則。今月の注文リストに入れとこう。
ポンプの取り付けはフロントカバー側から2本でボルトオン。
歯車を取付、合いマークに合わせる。
このアルミ製の歯車、新品で出るが3万円もする!
クランクプーリーの方も合いマークに合わせる。
ベルトも新品だからたるみが無く、ぴったりだ。
こうすれば、吸気のタイミングに合わせてインジェクターからガソリンがプシュッと噴き出るようになる。
取り付けたポンプの後ろ側 こうなっている
あとでここにWUR(ウォームアップレギュレーター)をボルトオンすることになる。
ポンプ内の機械をオイルで潤滑するため、オイル経路の接続口。
オイルフィルタハウジングから出たオイルライン
ポンプへバンジョーボルトで接続。
オイルパイプの長さ、ギリギリ。もうちょっとだけでも 長くしてほしい~。
高圧のオイルが流れる経路なので
銅ワッシャのシールを忘れずに。
ポンプ内を潤滑したオイルは
背面の排出口からホースを通ってブロック→オイルパンへ落ちるしくみ。
インジェクション・ポンプは取付完了。
次は冷間時始動の要、
ウォームアップ・レギュレータのオーバーホールをする。








































































































































































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