BMW2002A デフのサイドオイルシール交換22022年07月08日 13時21分13秒

BMW2002のデフ サイドオイルシールが届いたのではめ込みます。
38*54*10mm

2個で8000円とは高いシールや
でもいちおうBMWの刻印まで入ってるよ

オイルシール打ち込みのための特殊工具づくり ホームセンターの塩ビ管コーナーから。

Aのスキマ つらから4mm奥に打ち込まねばならないためだ。

4mmの段差を作ります。

ここにあてがうわけだ

準備完了!

まずはお掃除


スプラインの掃除

油分 取りました

シリコングリスを薄く塗ったオイルシールは 指先でもクッとはまりました。
これは絶妙なフィット感です。さすがは1個4000円するだけある!

特殊工具で打ち込み。程よい抵抗感ですね。^^

ここの面まで打ち込めば・・・

サルでも4mm確保できます。


こんどはここにフランジを入れます。

ヘインズのマニュアル。この写真 いつも思うんだが デフの周りが汚い!(笑)

やはり脱脂したスプラインにもっとも一般的な ロックタイト243を 少したらす。

ヘインズのマニュアルにはゆるみ止めを塗れとある。

フランジをはめて、あてモノをして とりあえず入るところまで打ち込む


センターボルトを入れる。5㎜ほどかんだ。

 元のとおりに、ワッシャなしではめる(パーツリストにはワッシャが書いてある)

センターボルトは19ミリ、110Nmで締める
締め込みでさらに5mmほどフランジが入った。

こういう場面では IRWINのチェーンバイスはいつも活躍する。
最強のつかみ工具のひとつなので、工具箱に1本お勧めです。
DIYを初めてからいつも チェンバに助けられている。


オイルシール交換 完了!
にしやんもこの整備は始めてやりましたが、意外に簡単でした。


あとはデフオイルを入れるだけだが
スプラインに塗ったロックタイトの硬化する24時間後に入れることにする

粘度90で 量は1Lあればじゅうぶん。


後はドライブシャフトのゴムブーツ交換し 取り付けるだけだな。

BMW2002A オルタネーターの劣化で結局オルタ交換だ2022年07月08日 21時45分57秒

 先日オルタネーターのベルトをかけたが 悪い例をお見せする。

オルタネータがななめになってしまっている悪い例

矢印の箇所、よく見ると、ベルト張り調整ステーとオルタ取り付け面があっていない。(ピタリときていない)


実はこのステー、微妙に曲がり角度がついている。これは正しく取り付けた例。
このステーを表裏逆に組むと、上に見せた写真のようになって オルタがななめになってしまうのだ。

微妙な まがりですが。

ステ―を正しくつけるとこのようにぴたりと来る。


オルタネータが斜めってしまう原因のもう一つがゴムブッシュの劣化だ。
最初の写真を見てもらえばわかると思う。
ブッシュは2か所ある。

このように熱と経年劣化で もう軟化して ガムみたいになってしまっていた。
こうなるともうオルタは ななめになってしまう。

もう一つの方は?

先ほどのほどではないが やはり軟化がすすんでてもうだめだ。

ブッシュはこのように2個セットで挟むように取付されている。

よく見ると、ボルトを貫通させるカラースリーブに 削れた摩耗が。
ちょうど輪留めの溝のそば・・・。 ブッシュが劣化するとななめになり こういった悪影響が起こり始める。

オルタのボディのほうも 削れちまってる・・・・


こちらも ワッシャに削られてきている。・・・だめだこりゃ

あと、まずいのは、もともとついていたこのオルタネーター、手で回すとかすかにカラカラと異音がするのだ。
中のベアリングがもう寿命である。
ということでオルタネータはこのさい交換すべしと判断。

ワロスの新品はデポジットも含むと7万円近くになる。。。
そこで 予備に保管してあった、もともと自分のマルニについて居たオルタネータを取り出した。(左側)
このオルタは電装屋でベアリング交換やローターの接触部研磨などOHしてもらったものだから異音もしないし、安心である。(ちなみに自分のマルニのオルタは ワロスでのセールで買った新品に交換済み。昔は安かった)


ちょっとプーリーの錆を取って 軽く耐熱スプレー吹きの 軽いお化粧。


こんどはこっちの2002Aで よろしく働いて発電してくれ。
ブッシュも交換してあるから ななめになることもなく ベルトの張りもビシッと一直線で OKである^^

アース線の取り付け 忘れずに

ベルトを張って 調整ナットを締めて
オルタネーターは完成である。先日言っていたベルトはもう少し長いものを注文しておいた。