BMW2002A オルタネーターの劣化で結局オルタ交換だ2022年07月08日 21時45分57秒

 先日オルタネーターのベルトをかけたが 悪い例をお見せする。

オルタネータがななめになってしまっている悪い例

矢印の箇所、よく見ると、ベルト張り調整ステーとオルタ取り付け面があっていない。(ピタリときていない)


実はこのステー、微妙に曲がり角度がついている。これは正しく取り付けた例。
このステーを表裏逆に組むと、上に見せた写真のようになって オルタがななめになってしまうのだ。

微妙な まがりですが。

ステ―を正しくつけるとこのようにぴたりと来る。


オルタネータが斜めってしまう原因のもう一つがゴムブッシュの劣化だ。
最初の写真を見てもらえばわかると思う。
ブッシュは2か所ある。

このように熱と経年劣化で もう軟化して ガムみたいになってしまっていた。
こうなるともうオルタは ななめになってしまう。

もう一つの方は?

先ほどのほどではないが やはり軟化がすすんでてもうだめだ。

ブッシュはこのように2個セットで挟むように取付されている。

よく見ると、ボルトを貫通させるカラースリーブに 削れた摩耗が。
ちょうど輪留めの溝のそば・・・。 ブッシュが劣化するとななめになり こういった悪影響が起こり始める。

オルタのボディのほうも 削れちまってる・・・・


こちらも ワッシャに削られてきている。・・・だめだこりゃ

あと、まずいのは、もともとついていたこのオルタネーター、手で回すとかすかにカラカラと異音がするのだ。
中のベアリングがもう寿命である。
ということでオルタネータはこのさい交換すべしと判断。

ワロスの新品はデポジットも含むと7万円近くになる。。。
そこで 予備に保管してあった、もともと自分のマルニについて居たオルタネータを取り出した。(左側)
このオルタは電装屋でベアリング交換やローターの接触部研磨などOHしてもらったものだから異音もしないし、安心である。(ちなみに自分のマルニのオルタは ワロスでのセールで買った新品に交換済み。昔は安かった)


ちょっとプーリーの錆を取って 軽く耐熱スプレー吹きの 軽いお化粧。


こんどはこっちの2002Aで よろしく働いて発電してくれ。
ブッシュも交換してあるから ななめになることもなく ベルトの張りもビシッと一直線で OKである^^

アース線の取り付け 忘れずに

ベルトを張って 調整ナットを締めて
オルタネーターは完成である。先日言っていたベルトはもう少し長いものを注文しておいた。

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