BMW2002A 暑さ対策 点火コイル冷却ファン設置2023年07月22日 14時45分44秒

ふ~っ、暑い暑い 
梅雨明けで 夏本番!

今日のメンテは エンジンルーム内で80~90℃にも熱くなる点火コイル。
熱によってアイドリングが不安定になるコイルの「熱パンク」予防として
冷却システムを作ります。


DCブロアファンで外気を送り込み、コイルを冷やす作戦。
信頼のSAN ACE テスト中。

このファンは1Aも食わないのに 結構な風量が出るスグレモン


同等の中華製は 2.4A食って つくりもチャチかったので採用しなかった。

ここに穴をあける

ブロアファンを設置。得意の針金止めで(笑)
ここから空気を吸わせれば 冷たい風が送り出せるだろう
雨が降ったときなどを考えて 水滴よけカバーを作らねばならない
水滴の混じったエアを点火コイルにあてるともう 漏電でアウトである
ダクトをつけて 水滴の混じらないところからエアを吸わせよう


ファンからの風は斜め上に吹きあげるが、2割ほどだけ狙いの穴をはずれてしまう
このように接地したのは、ボンネットを閉じたときにファンの頭が当たってしまうため。

カバーをつくり すべての風をエンジンルームに送る


ダクトを通って 点火コイルに風を当てる
途中にフィルタを取り付け


金属薄板(シンナーの空き缶)で コイルを覆う風防をつくる

ここをフレッシュエアが通り抜けていく


冷却システム全体。
夏だけの装備。秋になったらダクトや風防カバーは外していいと思う


配線と制御。
温度によって 電装品のオン/オフを制御するものだ。
稼動テスト中。


不親切な説明書を読み解き トライ&エラーで 数値をひとまず設定。
例えば コイル温度が55度になったら冷却ファンが回りだして
45度にまで下がったらファンが止まる、というように。


温度センサーはコイル側面真ん中にケーブタイで押し当てた。
配線はファンのコントロール線とともに室内に通す。


コントローラーに配線をし、グローブボックスの下に両面テープで貼り付け。
運転席位置からは通常見えませんが、少しかがめば見える位置です。


キーがACC位置でONとなり、点火コイルの現在温度を常時示します。
4つあるボタンのうち 左上の電源ボタン3秒長押しで 
システム全体をオフにできる(ファンが回らないようにする)
運転中に雨に見舞われたときなどは 水滴がコイルにかからないようにするため
止めたほうがよさそうだ。
オーナーさんは晴れた日にしか乗らない主義だそうだが 覚えておいてください。


エンジンをかけると コイルの温度はどんどん上がっていきます。
55度になって40秒経過したらファンがONとなる仮の設定。
気温33度 40分ほどガレージ内でアイドリングしてましたが ずっとファンは回りっぱなし。
このあたりが下限ですね。
自己発熱やエンジンルームの熱もあるので 気温33度では これより冷えません。
走っていないのでエンジンに風が当たらないから、温度がじわじわと上がっていきます。

ですが、何もしなければ90度近くになる点火コイル。
それを60度以下に抑えているから かなりの冷却効果。
これで真夏の点火コイルの熱パンクからはおさらばです。

テストランしながら また数値を設定し直してみます。
60度でファンがON,55度でファンがオフ という具合がいいかもしれない

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