自分のマルニ コンプレッサーブラケットづくり、ほか ― 2024年06月25日 20時52分18秒
コンプレッサーのブラケットを作ります。
これまでついていたブラケットをベースに手を加えます。
今回のコンプレッサーは小型です。
上側の固定。
スライドできるステーでベルト張りを調整できますが、これは固定用に使用。
切断と溶接と削り
厚みのある鉄板溶接なので ここは200Vの手棒アーク溶接で。
溶接棒の径は2.6-3.2mm
クランクプーリーとコンプレッサーとのベルトライン出し。
ここまで3回ほど仮付けして調整しています
接続するエアコンホースはこんなふうにつけて
コンプ周辺パーツに干渉しない
ベルトの張り調整は アイドラープーリー方式で行います
調整ねじを回せばアイドラープーリーが移動し、ベルトに張りを与えますし
ベルトをこういう形にしたほうが、運転中にベルトがプーリー間でぶれなくていいんです。
ヤフオク!で日産ディーダのアイドラ―プーリーを1200円で買い流用しました
とりあえずは ブラケット完了。
あとは細かいところを仕上げて エンジンに取り付け、必要なベルト長を決定します。
室内機の組み立ても並行して。
エバポレーターには白い粉が出ないように、シールコートを吹いてコーティングしておきました。
ブロアファン、スイッチ類等の配線を組み込んでケース組立。
配線も 図を書いて引き直し。
遅延タイマーリレーを組み込んで、クーラーONの3~4秒後にコンプレッサーが動き出すようにします。
クーラーON→電動ファンとアイドルアップ装置が稼働 → 3秒ぐらいかかってアイドルアップ装置のダイアフラムがスロットルを押して回転を上げるのが完了。 → このタイミングでコンプレッサーが遅れてONとなる・・・
先にアイドルアップさせておいてから、タイミングよくコンプがONとなるようにする。
遅延タイマーリレーを利用すれば、クーラーONとともに、エンジンの回転が瞬間的にガクンと落ちることがなくなります。
ヤフオク!で買った遅延リレー
ねじでタイマー時間を最大22秒まで調整できるというもの。
クーラーONで クーラーアイドルアップ装置がスロットルを少し押して
アイドル回転数を200~300rpmjほど自動で上げてくれます。
(コンプレッサーの負荷で回転落ちするのを防ぐためです)
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