BMW2002 フロント最先端のブッシュ交換2022年03月21日 00時00分01秒

BMW2002のブッシュ交換。

牽引フックの横にあるブッシュだ。



赤い色のパーツが今回交換するPULL ROD(折れ曲がった棒)に接続するブッシュ。
黄色のインナーブッシュは先日交換した。
緑色のボールジョイントは交換する予定。
青色のアウターブッシュは再使用することにしたが、こうなったらここも交換という気になってくる。



届いたものを見ると ワロスの刻印が。
オリジナル商品か。



さてブッシュの抜き方。
用意するのは M12×120mmの全ねじボルトと それに合うM12ナット、
直径50mmほどの大きめのワッシャーや
単管パイプの切れ端等。

直径48.6mmの どこのホムセンにでもある単管パイプを2㎝と4㎝に切っておく。
うちにあったのは肉厚2.4mmのやつ。普通のホムセンでは肉厚1.8mmだ。


進行方向に抜くのだがブッシュのつば(はしっこ)を切った方が抜けやすいと思う。



つばをカッターで切る。上の方が切れないが問題ない。


反対側もフチの方を少し切らないと、単管パイプの「受け」がはまらない。
単管パイプの直径が ちょうどぴったりなのだ。


このようにセットし、
19ミリレンチでホルトの頭をねじ込んでいけば、簡単にブッシュを押し出せる。


このように ねじの力で押し込んでいくのだ



抜いたブッシュと工具。
M12×120mmボルトとナット。長さ40mmほどの単管パイプ(直径48.5mm)。
外径18.5mm以上、かつ内径12~15mmのワッシャ(単管パイプにあてがうことが出来でボルトを通せればいい)。
矢印は ブッシュを押し出す方向。




続いてブッシュを入れる。
このように組む。
こちらは全長20mmほどの単管パイプでいい。
右側の大きなワッシャは湾曲させて穴も大きく削って加工してある。ゴム全体を押し込むためだ。
もともとついていたPULL RODの湾曲ワッシャを使っても良い。


このようにセット。
ブッシュを入れる穴と、ブッシュの先端および胴部分にラバーグリスを塗っておく。


ナットを19ミリレンチでねじこんでいって ここまで入れる


ちゃんと入った。
ワロスマークを車体下から確認できるように入れたのがこだわり。(笑)


向こう側にもツバがちゃんと出ている。Ok!

これを左右で行う。

やっぱり新しいブッシュはゴムの弾力が全然違~う^^
乗り心地も 良くなるだろうと期待している。

BMW2002A タイヤハウス内の塗装は2022年03月17日 07時57分21秒


右側タイヤハウス内の泥落とし。





錆で箇所にはメタルレディでパーカライジング。


そのあとミッチャクロン塗り。

すぐ乾いた。

リアも。

さてこのタイヤハウス内を塗装したいのだが、色に悩んでいる。
A・ボディ同様、アイボリーホワイトに塗る。
B・下回り同様、ブラックに塗る。
ここのところ、決めかねているのである。

今週末はオーナー様がレストア状況の視察に半年ぶりに訪ねて来られる予定なので
このあたりどう仕上げたいか 決めてもらいたいと思っている。

いずれにしても前後タイヤハウス内を塗装した後に、
ブレーキ関係も含め、フロント足回りの組み立てをすることになる。

その後、いったん内装系に入り、フロア下防錆、
ヒーターボックスのOH、ワイパー駆動機構、クーラー室内機取付。
その後、ATミッション搭載、プロペラシャフトとマフラー取付と下回り関係を終え、
ラジエターやインマニ周辺のエンジン仕上げと 電動パワステ化も含めた電装系仕上げ。
やっぱ完成は 夏のおわりごろになるかなぁ・・・

BMW2002A フロントサスペンション整備その4 ~ショックアブソーバー抜き~2022年03月16日 14時27分41秒

レストア作業では 思わぬところで作業がストップしてしまうものである。
すぽんと抜けるはずのショックアブソーバーがストラットケースから抜けないのである。
その都度、知恵を絞り出して 乗り越えていかなければならない。


ホムセンで買った材料で何とか抜いてみる
こんなもん買うだけで5000円ほど使っちまっただよ・・


ぬ・・・抜けねぇ!まじ!?


作戦を変更。何とかガレージ内にある2本のボルトとタカナットで押し出し作戦。


おっ!
ようやく観念して じわじわ上がってきた。(シャフトの白線に注目)


ここまできたら あとは打撃力で行けると判断!


ブッたたく!抵抗を示すも、次第に抜けてきた!


いえ~~!ようやく ぬけたぜ~い


中身は・・・うげげ、予想どおりサビ地獄。


ちなみにこちらは割とすんなりショックが抜けた右側ストラットケース内部。錆の程度が違うね。


黒い部分がさびついていたようだ。

ほんのこれだけで あんなに抜けなくなってしまうの?


当時のパーツナンバーか・・・
大事な最後の部分が はっきり よめないが・・・

純正製パーツのシールがケースの中から出てきた。
BMWマークの右の方に 1 106 354 .2  とある。ザックス製。


この番号から RealOEM.Comでしらべると、パーツリストの上から2番目のものらしい。
今は生産中止となった 当時のショックアブソーバーということがわかる。
やっぱ赤ショックは 当時ものなんだ。


RealOEM.com

BMWのパーツを調べられる便利サイト。
BMWのみならず、ほかのメーカーのねじやワッシャー1こにいたるまで パーツナンバーが調べられます。
価格までわかっちゃう。
これで調べて ネットでないパーツなどは 山下オートパーツさんに注文している。



今回ワロスで購入した新しいオイルショックアブソーバー(1万円)と比較してみる。


新しいショックはすんなり抵抗もなく入った。


直径が違うみたい。
赤ショックのここは39ミリ


こちら 38ミリで 1ミリ細い。 すんなり入るわけだ。


新しいショックをよく見るとメイドインジャパーンだった。こいつぁいいね。
KYB製じゃん!
KYB 663001 という油圧式タイプ。


まぁったく赤ショックがだめってことは無いんだけど、
ここまで分解やったら、ショックは交換しなきゃあかんでしょってことで。


尻の方は さびついてもいなかった


ショックは消耗品ですしね。
赤ショックは素振りの練習にでも使ってください。


ケースの中のさびを掃除して防錆処理してから 新しいショックを入れるね。

とにかく 抜けてよかったわ・・・
また一つ レストアの難関クリアです。ふぅ~~

・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみにだが、ここら辺の足回りの部品交換では
これがけっこういいセットではないかと思っている。
アッパーマウントやボールジョイント、タイロッドエンド、アームのインナーブッシュがセットになって送料込み64000円。
  • LEMFOERDER Steering inner tie rod end front
  • MEYLE Front Lower control arm ball joints outer
  • INA Front upper strut mounts with bearings
  • URO Front Lower Control arm bushings inner
  • KYB Front shocks
  • KYB rear shocks
  • To fit 1966 to 1976 BMW E10 2002 2002ti 2002tii & turbo will also fit 1966 to 1976 E10 chassis BMW 1502, 1602, 1602ti, 1802 and all Touring models.

  • にしやんのマルニはまだショックを交換していないので
    今度買ってみようかなと思っている。

    BMW2002A フロントタイヤハウス 塗装準備2022年03月15日 20時51分18秒

    フロントのタイヤハウス内の塗装をすべく 泥落とし。

    隅っこの方に 結構な泥がこびりついていますねぇ~。


    ワイヤブラシも駆使して。


    朝っぱらから 汚い仕事しちまった


    ストラット上部。
    やはり錆が進行してくるね。




    塗装の前に、密着をよくするミッチャクロンを 刷毛塗り。
    速乾だが、けっこうキツイにおい


    刷毛塗り完了。
    乾燥後、2液性ウレタン塗料を塗ります。



    ところで左ストラットだが。
    インサートされているショックアブソーバーが なかなかの抵抗を示し
    抜けてこない!
    セットウハンマーでぶったたいても 抜けてこない。
    右側はある程度叩いたら抜けてきたが、左は抜けない!


    こちらは抜いたほうの右ショックだが、
    ショックの底の部分が、ストラットケースの底に 頑強にさび付いているのか???

    しょうがないので叩き抜きはあきらめ。
    ショックアブソーバー抜きのための特殊工具を作るために ホームセンターの配管部材売り場で材料を買ってきた。さてどうなるか


    BMW2002A フロントサスペンション整備その3 ~アームのブッシュ交換~2022年03月13日 09時50分37秒

    アームのブッシュを交換します。
    ブッシュは アウター側とインナー側の 2個あります。


    まず ゴムに亀裂が入り傷んだインナーブッシュから。
    ブッシュを抜きやすくするため、ツバの部分をカット
    表も、裏も。



    以外に これ 便利なんですな~
    22ミリメガネレンチで回していきます。


    アームの下は32ミリソケットで受けています。
    上の方はボルトかナットか、何か適当なものでブッシュの金属部分を押していきます。


    それなりに力がかかりますが、相手がゴムだけに、割と難なく抜けていき・・・


    ハイ抜けました。
    ツバをカットしておいてよかった。


    さてブッシュにはアウターとインナーがあります。
    大きさが違いますので間違えないように注意。
    左がアウターのブッシュ(タイヤ側)、 右がインナーのブッシュ(車体ボディ側)
    ともにドイツの

    WALLOTHNESCH.COM

    から1個2000円以内で新品出ます。

    このアーム自体もワロスから出ます。




    インナー側ブッシュ。
    ここに これが入るのか・・・


    インナー ゴムブッシュ外径32ミリに対し・・・


    アーム側 インナー 内径30ミリ


    ブッシュのゴムが少しでも柔らかくなって圧入しやすくなるよう
    熱湯で湯煎して 温めておきました。


    圧入工具にセット。
    下側は30ミリソケットで受けています。


    アーム内側とブッシュにラバーグリスを塗っておいて滑りをよくし、
    圧入開始する


    抜いた時よりは力はかかりませんね。
    ラバーグリスを塗っているおかげで 軽い力で回せます


    便利な道具のおかげで 苦労もなく ぐいぐい入っていきます。


    完全圧入できました。


    向こう側にちゃんと ブッシュが出てきています。
    でも もうちょっと ツバが出てきてほしいなということで・・・


    そこで 特大ワッシャをかませて ゴム全体で少し押してみた。


    これでちゃんとツバも出た。
    これにてブッシュ交換 完了!



    アウターの方ですが これが予想に反してゴムに弾性があり 亀裂もなく
    まだ使えそうだったので このまま再使用することにした。




     あとは塗装です
    表面はサンドブラスト後、メタルレディでリン酸亜鉛皮膜処理(パーカライジング)してあります。
    15分ほどメタルレディを筆塗りしておいた。液が溜まっている箇所はやや茶色くなっている。
    錆というよりも、表面薄膜ができたのか?

    後述するが、画像中央寄りの丸い穴の開いた部分周辺はしっかり防錆処理しておきたい。

    このあたりも。

    POR-15を1回目を塗り2~3時間後、塗装表面が半乾き程度の完全硬化の前に2度塗りして完了。








    このアームのスタビライザーリンクのブッシュが入るところ(前述の丸い穴付近)は
    雨の日に走ると水が溜まりやすく ほうっておくと やがてこうなって さびだらけになってしまう。
    (写真はにしやんのマルニの現状。塗装したにも関わらず!レストアしても、塩カルだらけの雪道を毎日走っているとこうなるという例)




    ストラットケースも塗装。ここも泥水がたまってさびやすい箇所だ。





    BMW2002A フロントサスペンション整備その2 ~ボールジョイント外し~2022年03月12日 14時52分03秒

    日に日に気温が暖かくなってきている今日このごろ。
    ドアをあけ放っていても寒くない。廃油ストーブが 暑く感じるときも。
    暖かくなれば レストアもスピードアップするかな


    では今日もいこう
    BMW2002Aのフロントサスペンションのアームから ボールジョイントを取り外します。


    この3か所、ドリルでほじくります






    ある程度まで掘ったら


    あとはリューターで アームを傷つけないように削っていく


    ハンマーでぶったたいて ようやく外れましたわ・・・


    当時はボルトオンじゃなくて かしめてあるからね~
    厄介です


    アームの方はサンドブラストし




    あ~もう ブラストするサンドがなくなった! もう残り少なだったしなぁ
    また川砂 ホムセンで買ってこなきゃ・・・


    サンブラのあとは すぐにメタルレディを筆塗りし 金属下地を 亜鉛リン酸塩処理する。
    (ワンタン入りわかめスープを塗っているわけでは ありません(笑) おいしいけどね...)

    メタルレディ 商品説明より
    「メタルレディは強力な錆び除去剤であると同時に、POR-15の優れた下地処理剤です。また、他のあらゆるペイントの下地処理剤としても最適です。簡単な使用法で金属を優しくエッチングし、あらゆる金属 ( アルミニウム、ポリッシュした金属メッキ面などを含み ) の塗料との密着性を高めます。同時に、ジンクフォスフェート ( 亜鉛燐酸塩 ) の薄い皮膜を形成し、塗料と金属との化学的な結びつきを生みます。メタルレディは、自然環境の安全を守ります。 ( 無公害、不燃性、非腐食性、無毒剤 )」

    メタルレディで塗れた状態を10分保持。
    このあたりは水が溜まりやすいので 最もよくさびる部分。
    そのあと水洗いし、エアで水分を飛ばして乾燥。

    よく乾燥させれば POR15の 塗装準備完了となる。
    この二つのバーツは最もよくさびるから、POR15は二度塗りする。


    今回組み込むことになる 新しいボールジョイント
    こちらはボルトオン式。クラウンナットと回り止めのピンもついている。
    ワロスでセール中なので1個4000円ほどだった。 通常は5000円。




    ストラットケースの錆取り。 
    というか、ここは 半世紀もの間 堆積した泥堀りだ。
    しっかし 硬てぇ~~~コレ!



    ようやく金属下地がみえた(笑)


    ストラットの中も ワイヤブラシで掃除


    ウエスでふきとり


    ここまできれいになれば あとは内側にグリスを塗るだけだ。
    ここに入れる新しいショックアブソーバーの到着を待つ。^^


    アーム同様にメタルレディで下地処理、洗浄後、乾燥させる。
    今日はいい天気だから 良く乾くね。^^

    明日はこれらの塗装です。

    BMW2002A フロントサスペンション整備その12022年03月07日 13時00分50秒

    まず、このマルニはブレーキキャリパーとブレーキホースをあらかじめ外してあります。
    ストラットケースにボルトで止めてある箇所を外してください。

    ブレーキキャリパはタイヤハウス内に針金などで吊り下げておきます。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     この車はすでにブレーキキャリパとブレーキホースは外してあります。




    なお、この作業の詳細な写真は こちらの方で ご覧ください。

    ではいこう


    まずスプリングコンプレッサーでちぢめます



    ジャッキでストラットを持ち上げ、この部分、3本の14ミリボルトを外します。
    ストラットもち上げないと、このレンチをかけるスペースができない。

    ワいやを通す穴が開いてます。
    絶対緩んでほしくないボルトってことです。
    このボルトは1本800円の新品に交換します。左右で6本。


    3本目を外すと ストラットケース(上の部分) ステアリングのリンク(下の方)から分離できます。


    アッパーマウント(アリャー 切れてる・・・要交換ね)のボルト3つを外します。
    新品を5000円でワロスに左右で2個注文済み。


    ストラットが外れました


    右が現在ついて居た車高を下げるスプリングで5.5回巻き。全長270mm
    右がノーマルのもので、7.5回巻き。違いはあきらか。



    足回りのボールジョイントブーツが経年劣化でヒビが入っており、これでは車検とおらないです


    ボールジョイントを外すため ここのナットを外します。結構さびてるな~~

    回り止めのピンを抜きます


    ナットを外した後、嵌合を外すために プーラーを使ってみたが外れない。
    当然、ボールジョイントセパレータは こんなところでは使えない(はまらない)。



    結局、ここでカット。
    どうせボールジョイントは使わんから


    メルセデスのボールジョイント交換に使用したSSTを使う。こいつで打ち抜く作戦


    バーナーであぶったりもしながら やっとこさ 嵌合、抜けました。
    こんど、ガレージ用にプレス買うかな~


    スタビリンクも外す。ここのゴムブッシュも左右で8個 購入済み。



    アームのかたいナットをガレージジャッキパワーで外す。


    いろいろ外した足回り部品。
    アームのブッシュも打ち換えて交換しなければ。もちろん、錆取りと塗装も。
    一番でかいアームも新品電出るんだけどね、3万で。今回は再使用。




    スタビライザーのブッシュ(スタビライザーバー直径15mm用)も硬化していたので交換予定。


    マウントを外します。
    エアーインパクトで19ミリトップナットは一発で緩みました。


    ナットやワッシャーの順番。


    スプリングとスプリング受けの傘を外し、
    ストラットケースからショックを出してみる。
    いつものチェーンバイスとパイプレンチのコンビで ケースのねじ込み蓋を外す。


    ショックは手でめいっぱい引っ張れちゃうし、引っ張っても自ら縮んでいかない・・・。
    もう完全に抜けています。
    交換です。フロントショックは油圧式を1本1万でワロスに注文済。


    ストラットを引っ張り出すと、おお、マルニオリジナルの赤ショックじゃん!
    半世紀もの間 ご苦労様~~


    今後はストラットケース、アーム類の錆取り塗装やブッシュ交換など。
    やることいっぱい~~~
    本当はここで ホイールベアリングとブレーキディスクも交換したらいいんだけどね。
    予算もあるし、まだ使えそうなので 今回はパス。
    どちらも あとでストラットを分解しないでも 簡単に交換できる部分だしね。

    BMW1502エンジン腰下OH43ストラット組付2018年04月04日 21時50分10秒

    ストラットを組付ける。

    ストラットをコントロールアームの上に載せてしまう。

    h上部のアッパーマウントを固定。


    ジャッキでストラットを持ち上げ.る。

    コントロールアームと3つのボルトで固定。



    バックプレートの組付け


    ブレーキディスクを交換する。


    ブレーキディスクをはめる。

    ホイールベアリングを入れる。

    クラウンナットで締め付け。元の位置で、割りピンを入れ、周り止め。

    ハブキャップをはめる。

    キャリパーの組付け。2本の太いボルト。

    ブレーキパッドの用意。

    シムに専用グリースを塗っておく。鳴き止めになるはずだ。

    パッドを入れる。

    パッドの固定ピンとバネを組付け。

    ブレーキホースのストラットへの固定。

    これで組みあがり。

    ホイールを嵌める。

    おっと、その前に、最後にブレーキのエア抜きをしなくちゃいけない。

    BMW1502エンジン腰下OH41フロントスプリング交換2018年03月31日 22時16分56秒

    知人の依頼で、赤いローダウンスプリングを、ノーマルのスプリングに交換する。

    ついでに、ヤジルシの箇所、限界までに磨耗したブレ-キディスクと、硬化したブレーキホースを新品に交換し、同時に、ブレーキキャリパーのOHも行って、ブレーキタッチの改善を図る。この1502、どうもブレーキタッチがしっくりこないのだ。

    まずはスプリングの交換をするため、ブレーキディスクとキャリパを外してしまう。

    ブレーキのバックプレートも外す。

    ブレーキ関係は外れたので、ストラット下の3つのボルトを外す。3つめは向こうがわになっていてみえない。

    これがそのボルト。これでストラットの下側は外れた。

    スプリングコンプレッサーをかけ、スプリングを縮めていく。

    アッパーマウントを外して・・・ストラットを落とす。

    外れたストラット。

    アッパーマウントやそのナットなど。

    お役御免のショートスプリング。ローダウンは見た目だけのもの。実用には向かない。
    実際、タイヤがバウンスするとフェンダーに当たっていたという。

    ショックのダストカバーは、ぼろぼろになっていた・・・ これは後にゴムシートで自作する。

    外れたストラット。

    ストラットのオワンには水抜き穴があるものの、サビが出ている。

    サビ取りをし、塗装する。暖かいから、乾きが早い。

    インパクトで使えるこの2本爪のスプリングコンプレッサーは便利だ。
    作業効率が良くなる。

    ショックの軸をめいっぱい引き出し、縮めたノーマルスプリングをストラットに置く。

    30×30cmのゴムシートと黒ゴム接着剤、ホースクランプで自作したダストブーツ。
    長さはあとで切って調整しよう。


    アッパーマウントを六角レンチで回利止めしながら、ナイロンナットで固定。

    ストラット完成だ。

    次はブレーキキャリパのOHだ。

    右フロントショックから油漏れ2015年07月21日 20時36分41秒

    車をジャッキアップして定期点検をしていますと、右フロントのショックに油らしきニジミが!
    ストラット下あたりまでしたたっています。

    む~~~
    油漏れしてる・・・

    ストラットケース内に充填した油が漏れたというよりも、
    ショックアブソーバから漏れたみたいな・・・
    ケースのキャップ(銀色の部分)は緩んでいないし・・・

    気休めだが、キャップはパイプレンチでまし締め。

    油を拭い取っていると、足回りのパーツにサビ発見。
    ドライバでふくれた塗装をツツいていくと、こんな状態に錆びていた。
    塩水だらけの冬道なぞを走行していると、遅かれ早かれこうなる。
    それに、このコントロールアームの部分は、水が溜まって乾きにくいところでしょうね・・・
    とりあえずの処置として塗装・・・。

    ここで、整備メニューが頭の中で出来上がった。
    ・左右ショックアブソーバーの交換(しかし現在、wallothでは在庫切れ中!)
    ・右コントロールアームのサビ取り&補強溶接&際塗装
    ・ついでに コントロールアームボールジョイント交換(このさいに)
    というところでしょうか・・・