BMW2002A フロントサスペンション組立1 ストラット2022年04月15日 07時39分26秒

ではフロントアクスルの組み立てに入ります。
順番は
①ショックアブソーバーを入れてストラット組立
②リンクアーム類組立とストラット組付け
③スタビライザー組立
③ブレーキキャリパ取付
、となります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

では ①ショックアブソーバーを入れてストラット組立 から
オリジナルの赤ショックから、ワロスで買ったメイドインジャパンのKYB製品への黒ショック交換。
ガス式ではなくて、オイル式のシンプルなショッアブソーバーです。シャフトを引っ張ると筒から「じゅ~」とオイルの流れる音がかすかに聞こえます。

錆取りをして内部にサビ止めとして薄くグリスを塗っておいたストラットケースに
KYBショックを入れる。

付属のカラーをはめ込む


ストラットケースの蓋をねじ込む


パイプレンチでしっかり締め込み。

キャップをはめ込む

はめ込みました。中に泥水が入るのを防ぐのでしょう。

コイルスプリング受けのラバーを置く

スプリングコンプレッサーで圧縮。

ノーマルのコイルスプリングを装着する。車検後にロワーリングに交換する。

ヘインズのマニュアルでとおりの全長で、フロントのオリジナルのコイルスプリングは全長324mm、7.5回巻き。

スプリングをストラットに置いたら、バンプラバーを入れる

ちなみにこのバンプラバー、年数がたつと硬化してこのように崩壊してしまいます。(うちのマルニで、2008年に交換したもの。10年ぐらいでこのとおり)
うちのマルニさんも このあたり現在メンテ中なのです。

中間カラーを入れます


スプリング受けのラバーを置く。スプリングの端の位置に合わせる


スプリングうけのカップを置いたら、ワッシャーを入れる。
このワッシャー重要。忘れないように。


アッパーマウントを置きますが、その下部に、ダストカバーをつける。砂埃や泥水がアッパーマウントのベアリングに入るのを防ぐため。

こうなります。下のワッシャーがないと、ハンドルがスムーズにまわらなくなる。
ベアリングのインナーレース受けのワッシャーなのです。

マウント上部にワッシャーを入れ、トップナットを仮締めする。
セルフロッキングナットだから、ストラットを装着後にインパクトで完全に締めることになる。
あとは、スプリングコンプレッサーをゆつめて外して、ストラットのくみ上げ完成です。
最後に、アッパーマウントがスムーズに回転することを確認。

次回は
②リンクアーム類組立とストラット組付け

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
にしやんの愛車はBMW「?」←数字4文字で答えてください(スパム対策)

コメント:

トラックバック