BMW2002A ドアのロック修理2023年06月28日 12時31分16秒

左側ドアのロック/アンロックがおかしい。
鍵でロックできない。
ということで 取り外してチェックすることに。
プラスドライバ―と六角レンチで外せます。

きたな~~い ので、シンナーとブラシで洗浄します。


きれいになりました。
こういう風に とりついておりました




おかしかった原因は すぐわかった。
ドアハンドルに押される部分が、赤の基準線に対して 黄色のように曲がっている。
これではおかしくなるはずだ。

曲がっているから、矢印の先の部分が 下の〇部分に噛みこんでしまい、
戻るべきところが戻ってこないのだ。かみこんだ 跡がみえる



傾きを修正

ついでに、かみこみが二度とおこらないように
多少 リューターで削っておいた

ドアのロック/アンロックの動きを確認しながら
こすれる部分にはグリス打ち


シンナーで洗ったから油分がなくなり このまま取り付けると、錆が発生しやすくなります。
それを防ぐため 全体的にラストガード吹き。


取り付け中。


各リンクロッドを接続。


ツマミ部分には ムーンアイズをあしらったツマミがあった。
これは本来ねじ込み式のところ、接着剤で止めてあって がばがば だったので
リンクの棒の先を ねじ切りしてある棒に溶接で付け替えた。

これで、ツマミはがっちり固定されるから、
室内から ツマミを手で操作して ロック/アンロックが可能になった。



ようやくこれで 本来のドアハンドル。
ちゃんと鍵でロック/アンロックができるようになりました。

曲がりを直してかみこみはなくなったので
ちゃんとドアを開けることができます。





左をやったら 右もやる!

しかし六角レンチで固定してある部分がとても硬く、なめてしまったので
ドリルで揉んで取らざるを得なかった。

後に新しいねじに交換しました。


こっちも きたね~~ 多分 初めてのメンテかな?


まずはシンナーで 半世紀分の汚れを洗浄


右ドア ロック機構は 曲がりもなく 正常な状態でした

ここに噛みこんだ跡もありません


可動部をグリスアップして ラストガードで全体コーディングして 組み込み。
リンクロッドの調整を行います。
何度も操作して 微妙な曲げ具合で ガタツキがないようにキメます。

最期にドアロックのツマミ部分のロッドを取り付け。
内装パネル取り付け後に つまみをねじ込む。

このあと内装パネル類を取り付けて 終わりです。



これで キーレスエントリーも新しいのに交換したし
手動でのロック/アンロック不良も修理した。
ドアミラーは新品で、ゴムパッキンも交換。
内部防錆処理もし、防湿スクリーンも新しくした。
もう、ドアの機能はばっちりです^^