BMW2002A クーラーガス入れ ― 2023年06月20日 18時11分39秒
いよいよクーラーのガス R134aを入れます。
納屋ガレージ内の温度計は23℃。
高圧ホースと低圧ホースに ゲージマニホールドをつなぎます。
これらクイックカプラがすんなりセットできるのも、サーモスタットへのホースの取り回し工夫と
チェーンテンショナースプリングハウジングの飛びだしをうまく避けて
コンプレッサーのブラケットの位置決めの苦労の結果です。真空引き20分。
真空ポンプを止めて、そのまま20分放置して
負圧が保たれていればシステムに漏れはない。
真空ポンプを外し、ガス缶をセットし、エアパージします。
低圧側バルブをあけると、ガスが自然に入っていきます。
負圧だった圧力も徐々に上がっていきます。
ではエンジンをかけて、クーラー全開にする。
ガスが低圧側から どんどん吸い込まれていきます。
お風呂ほどのぬるま湯に漬けながら 気化を促します。
1本目が空になった
次はワコーズのPAC(パワーエアコンプラス)をエアパージのうえ1本入れる。
添加剤ですね。
そしてガス2本目をセットしエアパージ。
圧力計がいい感じになってきました。
低圧0.18Mpa 高圧1.3Mpa (クーラー稼動時)
範囲内に入っており 適正な圧力といえるでしょう。
レシーバ/ドライヤのサイトグラスには
液化した冷媒とそれに混じる泡が良く見えます。
サイトグラスと圧力計の動画は
差し込んでおいた温度計は摂氏6度をマーク!
ガスはトータルで350g入れました。やや気持ち少なめにしてあります。
この大きさのクーラーシステムなら これぐらいでしょう。
クーラーの冷え具合の強さがここで調節する。
真夏にガンガン冷やしたいときは「強」側へ。
コンプレッサーのタイマーリレーもちゃんと働いており
クーラーONで電動ファンが回り、3~4秒後に500rpmほどアイドルアップし終わってから電磁クラッチが入ります。コンプレッサーの負荷で200rpmほど下がりますね。
アイドルアップの回転数は今後調整します。
動画リンク(アイドルアップ装置)
https://youtu.be/HJrh35pq5zs
今日はそんなに湿気も感じず、車体下への水滴の滴下はとんどありませんでした。
ちゃんとドレンできているか、後日また 確認します。
・・・後日確認しました。ちゃんと エバポレーターで結露した水は 排出されています^^
今日はガスが入って適正圧力になり、漏れがなかったので よしでしょう。
キャップを締めて 完了です。
これで これからの暑い夏も 快適にドライブできるでしょう。^^
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