W211 E320CDI ATF交換、ATバルブボディオーバーホール その22022年01月16日 07時32分23秒

E320CDI 7速AT 722.9 バルブボディの分解と洗浄
分解洗浄編。

まずはバルブボディ外観 
エレクトリックプレート(1electric control module)側

その裏側

仕組みをよく頭に入れる。


ここからの分解~洗浄~組立の手順は、GARY氏の動画が参考になる。
https://youtu.be/PCG4plcPC_8


まずは8つあるソレノイドを順に外していく。














鉄粉のごみはマグネットで取る。エアブローしてはならない。
https://youtu.be/IG9OZACdx3c
01:30からの箇所だ。


次にプレートを外す。

プレートを固定するねじ4つを外す



ねじ4つを外してプレートを外した

保管。


プレートの外れたバルブボディ



シフトリンケージのこれもはずす




た~くさんのねじを外して、バルブボディを二つに分割した。

このピンは上限プレートの位置合わせのためにある

2つに割ったバルブボディの経路

中にいくつかのチェックバルブや・・・

チェックボール(スチールやプラスチック)などがある。

図で確認。


実際には図とは多少違っていた。モデルでバージョンがあるらしい。

バツの書いた部分は当方の車には無かった。

外したチェックバルブ。

外したものすべて。


もう片方のバルブボディ。

中間プレートにはスラッジがついている。

経路は詰まってこそいなかったが、部分的にスラッジの多いところがあった。

なお、バルブボディには20本ちかくのピストンとスプリングがこのように入っている。
今回これの分解はしなかった。


灯油で洗浄。軽くオイルストーンで面研磨。GARY氏に倣って。


自作のパーツ洗浄機。
昔乗っていたW202、初代C200で交換した古い燃料ポンプと燃料フィルター(交換の参考記事はこちら)を使用。12Vバッテリで駆動。

ロータリースイッチでオン/オフ


洗浄終了。この後エアブローで灯油を飛ばす。

その3に続く。