W211 リアエアサス 状態点検2022年01月21日 19時50分03秒



W211のサスは、フロントがコイルスプリング、
リアがエアサスとなっている。車高を自動で調整してくれるもの。
ステーションワゴンのラゲッジスペースに重いものを積んでも、リアが下がることはない。


エアサスは空気をゴムのエアバッグの中に送り込んで、サスペンションの役目をしているわけですが。
ここからエアバッグの劣化ヒビワレ等による空気の漏れがあると 車高が落ちてしまうことに。
W211乗りの鬼門の一つ。
左右交換でなかなか大きな出費になるのだ。

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正規品エアサスに比べて 安く品質も良い社外品のアーノット製のエアサスを使う事例が良くみられる。
ネットでも購入可能だ。
https://item.rakuten.co.jp/auc-palca/ant00015/?sid=shop_header_reco&rtg=ee46d9bf940a451a4e61c7b4b23046e8
https://item.rakuten.co.jp/g-cr2012/m073/
左右で8万ほど。


アーノット製品を使うにあたっていくつかのコツがあるようだ。
sea-on さんの動画が参考になる。
https://youtu.be/80RXz_E_Zp4 交換の実際
https://youtu.be/85sXhcOpJzc W212での交換の実際
https://youtu.be/aR0AvXkb5Qo アーノットのエアサス
https://youtu.be/Nkr_U4KUZz8  1:27あたりからアーノット装着失敗例

また、エアサス装着にあたり、エア抜き指示と会え充填指示調整にはMBの診断機DASをつないで行う必要あり。
だから素人にはテが出ない。最近の車は診断機がないとねぇ・・
DASを大金はたいて買うのもなぁ。。。




このエアサスをやめ、コイルスプリング式に替えてしまうのもテの一つだ。
https://item.rakuten.co.jp/g-cr2012/m070/
この際は、エアサスにエアを送っていたエアサス用コンプレッサ(左フロントホイールの前あたり、左ヘッドライトの下あたりにある)に無駄なエアを送らせないようにそのヒューズをヒューズボックスから抜いてしまうという事らしい。



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さて
この13年たったE320CDI、現在95000km走行。 エアサスは未だ交換していないはずだ。
いずれは交換となるだろうが、いまではない。
が、あと3万キロ持つかと言われれば、・・・どうだろう。

譲渡する前に せめてリアのエアサスの状態を点検しておいた。


一晩おいた状態で エンジンをかけていない状態で地面からホイールアーチまではかる
63.5mmほど。エンジンをかけると、エアが充填されるのか、少し1㎝ほど上がる。
右の方は少しエアもれしだしてるのか???

タイヤを外した。左リアのエアサス。

保護カバーはもう劣化で千切れて 中のエアバッグが見えている。

この折れ曲がり部分でひび割れなどを起こしエアもれする事例が多いようだ。
まだそのようなひび割れはみあたらないが。

エアサス上部のエアチューブさしこみ部分

こしらはセンサー部分か。




右リアの測定。地面からホイルアーチのトップまで65cm。
エンジンをかけても高さはほとんど変わらない。
右側は状態がいいのか。

右リア エアサス部分を見る。
やはり保護カバーは破けているが。

こまかいひびわれのようなものはない。


なにか工夫してエアバッグを砂埃や自ら保護するカバーをつけたいところだ。
走すれば劣化の進行も遅くなるのではないか。



いずれにしても、エアサスが抜けていく兆候は、ときどきエンジンをかける前にリアの車高を気にして落ちてきてるかな??と思ったらまたここを点検したらよさそうだ。
そして完全に抜ける前に 交換しちゃうことだ。
もし完全にエア抜けて車高がぺっちゃんこになると 自走での当地ガレージまでの移動はなかなか難しいよ。
その時はエアサスやめて 安いコイルスプリング式に交換だな。
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ヤフオク!で出品されていた中古のW211エアサス。2000円。
購入してエアもれ延命措置の研究するか。
ット製 リアエアサス 左右