丸テール ワイパー補修 ― 2023年12月02日 13時48分38秒
先日 スッポ抜けた右側ワイパーの根元スプライン。
JBウエルドが完全硬化したので 仕上げにピンポンチでかしめる
際の部分をガツンと4発。これで抜けにくくなるだろう。
その裏側、ワイパーのリンク。
こういった可動部はグリスあるいはオイルを打たねばならないし
固定ナットにゆるみが無いかもチェックだ。
右ワイパーを仮に装着。
位置をこれから調整する
ワイパーを稼動させて、左右のワイパの交差する部分を見極めて
ワイパー位置を調整する
数回 ワイパーを抜き差しして位置調整。
結果、ウインドゥ下端から指2本分の位置で固定した。
ちなみにフロントガラスの端は湾曲しているので、ワイパーゴムの先端 数センチは
ガラスに密着しません。マルニはみんなそうなっている。
メーターの右側にある
ワイパースピード(ふつう⇔速い)を切り替えるスイッチ
手前の黒い配線2つを 逆にさしていたのを修正したかった。
このためにも メータクラスターを一度外す必要があった
このスイッチのノブを引くと 53番端子と53b端子がつながり、ワイパースピードは速くなる。
ワイパーのスピードは
ノブを押し込んだ状態で、普通の速さに動く。(53番端子と53a端子が つながっている)
ノブを引いて、動きが速くなる。(53番端子と53b端子が つながっている)
となりました。
これ、取付の際にわからなかったところなんだよね。
あてずっぽうに差していたら、逆だった
ワイパー自体をON/OFFするのは、
ステアリングコラムの右レバーを 図のとおり矢印の方向に押し込みます。
このあたりの操作が マルニ前期と後期で違いますね。レバーだけですべてが操作でき、さらに間欠ワイパー機能もある後期型の方に軍配が上がるな。
最期に、ワイパーモーターにつながる配線の防水処理を。
このあたりは 上がボンネットのグリル部分で、水が掛かれば 濡れるところなので
ごらんのように、ゴムの排水ドレンもついている。
今回、隔壁に通るワイパー配線穴のすきまを ブチルゴムで塞ぎます。
この隔壁の向こう側はエンジンルーム。
その配線穴の下には配線の束がたくさんある。
もし水がこの穴からエンジンルーム側に出てくれば、下の配線の束に流れていき
束にかかった水は毛細管現象でじわじわと伝って やがては室内に水が入ってくるだろう。
だからエンジンルーム側でもしっかりとブチルゴムで防水処理をしておくことだ。
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