丸テール ドア内張スクリーン貼りなど2023年12月23日 14時13分10秒

このBMW2002, ドア内張の裏側に 防湿スクリーンが貼ってなかったので追加します。

今年の夏ににしやんのガレージに来る前に、どこかの工場でボディを全塗装されたそうですが。
ドアを塗った後、その後の組付けの手間を面倒なので省いたのであろう。
内張を貼れば どうせわからないだろうからという事か。

そういえば このマルニ、あちこちに 取付忘れや 調整不足が数多く見受けられた。
たとえば
先日 タイヤ交換の際に発見したのだが
フロントバンパーの左側 取付ボルトが つけられていない。

ボンネットロック機構の スプリング取り付けがあまいので 戻りが悪く
ボンネットを締めるときに ちょっと問題がある


ドアの取り付け制度が悪く チリがあっていない (写真は調整した後)

室内ライトのスイッチ押しパーツの付け忘れ (これも後に対処)

などなど、素人のにしやんがみても「?なんで?」
と思うことが 多々あった。

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さて ドアのスクリーン貼り。
これが1枚ないと、内張のほうに水と湿気が上がってくるし、走行中にドアのふちから隙間風が入ってくることになる。


ドアハンドルや取っ手、内張を取り外す


窓の開閉機構がみえるので この際可動部にはグリスアップしておく
また、さびやすい箇所には ラストガードを吹いておく


内張のトリムクリップを受けるための樹脂パーツを 新品に交換していく


ブチルテープを1周 4つのメンテホールを囲むようにして 貼りめぐらす。


厚手のビニールを貼りつける。
ノブや ドアハンドルの軸、ねじが刺さる箇所などは カッターで穴をあけておく

ドア内張の トリムクリップを新品に交換
ドア1枚に 13個必要
古いトリムクリップは ほとんどが経年劣化で硬化し 割れてしまっています。

内張の裏側は厚紙みたいな素材なんですが
ここで透明な木部用塗料などをしみこませるようにして塗っておけばもっといい。
今回は時間がないので しなかった。


ドアハンドルにはめ込む この樹脂製化粧パーツがなかったので
中古品で取付け

メッキ部分に 
このようにひどいサビが出ているから 錆取り研磨作業をする

きれいになりました


新しいトリムクリップと受けで 内張の取り付けもばっちり



もともと銀色だった化粧モールラインが シルバーの塗装? 剥げてしまっている

再塗装するのではなく 厚手アルミテープを貼って仕上げるといい。



オーナーさん サイドミラーが 少しづつ下がってくるというので いったんミラー取り外し
中のスプリング張力を調整するねじを増し締めしておいた。
この車、キャブの問題でアイドリング中にエンジンがかなり振れるので その影響だろうなぁ。


ドアまわりにもうひとつ。
右ドアの ガラスが目一杯上げても はしっこが閉まり切らない問題・・・

ここのレールの位置調整をして ちゃんと締まるように修理した。


そして右ドアにも防錆処理をしたうえで 防水スクリーン貼り

こういった装飾パーツも 錆取りで磨き。

トリムクリップも新品に替え


内張をつけ、右ドアもほぼ完了です

最期に端っこのゴムパーツを入れて完了です。