錆封じを塗った所2007年01月07日 21時17分48秒

 これが必殺錆封じをハケで塗布し一晩おいたところのクローズアップです。
虫食い状態の赤い錆び部分が黒くなっています。表面は薄いクリア塗膜のようなものでコーティングされた感じです。でも、CNSベベルで削った細かい削り跡はのこっています。それほど、薄い膜であるのが、従来の錆転換剤と大きく違う所と感じます。爪で引っ掻いてみても、膜が薄くはがれてくるといったようなことはありません。
 しかしいくら薄いとは言っても、この錆封じの形成する膜は上塗りする塗料に対してどのような作用を及ぼすかは未測定ですので、ぼくはこの上に塗料(POR15)を上塗りする前にアシ付けの意味でもういちどワイヤブラシかサンドペーパー等で表面を研磨するつもりです。本来、POR15はざらざらの錆の上に直接塗るのが投錨効果もあっていいということなのです。

 この錆封じは、あくまで塗装作業までの間、錆発生を抑えるための手段として割り切って使うことにします。これを塗ったあと、色の変化を見て錆び転換の作用が始まってきたら、錆びてない部分(平滑部分)の液はウエスでさっとぬぐいとっています。
 しかしこの錆封じ、細かい隙間、虫食い状の部分に入り込んだ錆や研磨できない入り込んだ部分の錆をしっかり封じてくれる効果ある薬液であると思います。   
 塗るだけの手軽さがいいのと、ハケを使ったあと特にシンナー等で洗わなくてもウエスで拭くだけで、ハケが固まらず長く使えてます。

コメント

_ イカロス ― 2007年01月07日 22時50分44秒

錆封じ、効きますかね!?PORでもブラスト後、脱脂、メタルレディ処理後でも2年経つと錆びてきます。錆面直塗り塗り、屋外保管では1年位です。

_ にしやん ― 2007年01月08日 22時09分48秒

え〜、しっかりやっても2年ですか?!意外と短いものなんですね・・・
なんかやる気が萎えてきましたが、屋外保管の現実はそんなものなのでしょうね。
いったん錆びた所は何をしても完全に止めることはできないということか。
切り取ってはり直しのほうがまだいいのかな・・・

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