燃料タンクの防錆処理その1 ― 2022年02月19日 13時35分56秒
預かってレストア実施しているBMW2002A。
トランクをあけて燃料タンクの中をチェックしてみました。
燃料ホースと配線。
配線はポンプではなくて、メーターへガソリン残量値を送るための配線です。
こんな筒が入っています。
中にフロートが入っています。
ワロスで新品買えます。2万円ほど。
燃料タンク取り外すために 外したパーツを保管。
ゲージ穴からタンク内をみる
錆らしき 黒っぽいものが・・・
ガソリン抜き取り。
タンクは周囲のボルトを6つほどとるだけ。
周りの錆は ほとんどない。
給油口からタンク内を見る。
傷がついて、さびてます。
ガソリンを入れるときに 給油ノズルの先っちょが当たっているところから さびてきています。
もう少し奥のほうを見ると タンクとの溶接周辺もさびてきている。
タンクの底。内部はここだけさびていた。
水が溜まりやすいところは 少し錆始めていました。
ここから加速度的に錆がひろがっていきますから、いまのうちに防錆対策をしておくべきです。
早めに今回見つけておいてよかった。
タンクシーラーなる塗料を タンク内部に流し込んで内側全体に強固な被膜を作り二度とさびないようにします。
ゲージの穴から手は入らないものの、ほんの少しの錆なんで
ワイヤブラシを延長するか 木の棒にサンドぺーパーを貼ってつっこみ、
こすってなるべく錆を落としておけばいいでしょう。
まずはエアを吹き込んでおいて 内部を乾燥させておきます。
ボディ側も掃除しておきました。このあたりも錆が少なくてよかった。
現在注文したPOR-15シリーズの燃料タンクシーラー(コーティング塗料)待ちです。
タンク内に流し込んだ後、完全硬化まで 基本4日とのことですが、 冬だと10日ほどかかるみたいです。
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