BMW2002A サイドブレーキワイヤ交換その12022年02月10日 13時11分08秒

このBMW2002A、預かったとき 「サイドブレーキが戻らないことがあった。」とオーナーさんから聞いている。
なにか機構に問題がありそうだ。

日の出も少しづつ早くなってきているので、早起きして早朝整備だ。

まず 室内 
サイドブレーキの根元、はまっているだけのゴムカバーを外す。

10ミリレンチで ダブルナットを外し

サイドブレーキ自体も取り外す。軸のEリングを外すだけだ。

車体下。
フロア下に出たワイヤは、保護チューブの中を通ってリアタイヤ左右に分岐。

リアアクスル アームのところで1か所固定アリ。


その後ブレーキドラムの中へ入る。
スプリングが見えるが、基本的にこのスプリングとアッパースプリングの力で
サイドブレーキを解除しようとする張力(戻ろうとする力)が与えられる。


ではサイドブレーキのワイヤを取り外そう。
まずはアッパースプリングを特殊工具で引っ張り、外す。


下の抑えばね(ブレーキシューをバックプレートに押さえつつ、シューの戻りの力を与えている)も
ドライバとラジペンで外す。これ、外すときは楽だが、取り付けるときは簡単にはいかなかった記憶がある。


これでブレーキシューが外れる。
矢印の箇所にサイドブレーキのワイヤが引っかかっている。


これがワイヤの先っちょ。ここがひっかかるところ。


フリーになったワイヤ先端をブレーキのバックプレートから引っ張り出す。


ココの固定ねじも外します。8ミリで。

ここでワイヤを引っ張り出す。
途中、どこかに引っ掛かっているが、何度も引っ張っているうちにすこん!と抜けた。


もう片方が何度引っ張ってもどこかに引っ掛かっているらしく、抜けてこない。
たぶん ここのねじ部分のあごの部分(ワイヤとのカシメ部分)が
引っ掛かっているのだろうと推測し、交換前提なので、ワイヤを切った。


多分ワイヤの奥のところで あごの部分が 引っ掛かっていたのだろう。

こちら側から引っ掛かりを避けてワイヤをリア側に押し込めば ワイヤを切らなくても良かったのかもしれない。


ワイヤを切ったら あっさりサイドブレーキのワイヤが抜けた。

新品のサイドブレーキワイヤ。



さて外したブレーキシューだが かなり汚れもひどく


ここのサイドブレーキのワイヤの動きに応じてピボット状に動く支点の部分。
かなり動きが渋くて、動作が重い。
これではサイドブレーキの戻りがよくないのもうなづける。

よく見ると中に仕込まれているワッシャが経年劣化で破断していた。
これでは支点が ガタガタである。

本来はこのようにウェーブワッシャが入っているのだが。


こんな劣化の進んだリアのブレーキシューは シューが残っていても とっとと交換するに越したことはない。
消耗品だからね。
ちょうどワロスで2月25日までセール中で左右セットで49ユーロと安くなっているし、うちのマルニの予備分も含めて2台分買っておこう。

注文から1週間で届くからいいよね。送料6000円ほどかかるけど。
ほかに買うべき細かいパーツもある。


次回 新品ワイヤ装着します。