BMW2002A 助手席側 足元ヒーター吹出し口「あたっちめんと」製作2023年04月20日 14時00分07秒

クーラー室内機をやや右側に寄せて設置したのは
これまでも述べた通り。

その理由の一つが、運転席足元ヒーター吹き出し口の
風の通りを確保したいから。
中心線に合わせてクーラー設置すると、ヒーター吹き出し口のところに
クーラーのブロワ部分が当たってしまうのです・・・


となると、今度は助手席側(右側)の足元ヒーター吹き出し口が
クーラー室内機のブロア部分にもろに当たって まともに足元に温風が吹かない。
「あちら立てれば こちらが立たぬ」 そのままである。


この問題を解決するのがこれ。
「ひ~た~あたっちめんと~」 ドラえもん風(笑)



ヒーターの吹き出しを阻害していたところに・・・

このように3M強力両面テープでがっちり貼りつける


なんということでしょう~。
足元への温風がクーラーユニットを避けて
すっきり足元に流れ出るようになったではありませんか~。(ビフォーアフター風に)

温風の流れ想像図・・・ 




さらに匠はこんなダクトを持ってきて
あたっちめんとに取り付けたではでりませんか。


なんということでしょう~~
温風が前面に吹き出したではありませんか~

寒い時期のドライブで
手元を温めることができます。とっても、とっても ありがたい。
このダクトはヤフオクで500円で買った布団乾燥機からもぎ取ったものです。
耐熱素材だし、ノズルの蛇腹がしっかりしていて吹き出し方向の微調整が効く!


はぁぁ~~天国 ぬくい~~
吹き出す温風の半分はここに流れてくることでしょう。
寒い時は手首足首乳首を温めろって言うじゃありませんか~ いや首元か。
想像図
使わないときは、ダクトを外しておくか、あるいは、ダクトの穴にスポンジボールでも突っこんでおいてください。

実際、早くからだが温まるんですよ。
これは自分のマルニでも前からやっていて、(あたっちめんとは作ってない)
大変気に入っているのである。ほとんど一人でしか運転しないから、助手席側の足元温風を有効に使いたかった。
マルニはフロントガラスと足元への、上下方向への吹き出し口しかなく、
中間へのヒーター吹き出し口がないのがネックなのである。
その解決策のひとつがこれ。難を言えば、右手しか温められないことかな。
冬の通勤では 信号待ちで両手をかざして温めていた気がする。
いずれにしても、使ってみれば、こいつぁいい!となること間違いなしの改造アイテムだ。

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あたっちめんとの製作には、いつもの通り型紙から起こす。
3~4個は試作品を作ったか。これは最終型。

展開図から写し 1.2ミリ鋼板で切り出す。
金切りばさみはテスキ―Uを2006年から使っているが、これはほんとにいいね!
いまだバリバリつかえます。


板金作業  万力は必需品ですね


ダクトの差し込みも しっくりといい感じになった。
フラップは風の吹き出し方向をコントロールするものだが、
1.2ミリ鋼板では指で微調整するのには とても硬いから切り取った。

もっと薄い金属板素材を求めたら、
ガレージの隅に転がっていた一番搾りの空き缶に目が行った、
ナイフで空き缶を切り込んでカットし、差し込んだだけ。(笑) ねじ止めしてない。
フラップは今後オーナーさん好みの銘柄でキメてほしい。(笑)
角度は、好みで曲げて調節してください。

次はクーラーの水排出のドレンホースを取り付けます。

BMW2002A クーラーホース配置 チャコールキャニスタ― ウオッシャーバッグ取付2022年07月25日 19時12分35秒

エンジンルームのクーラー関係の配管を締めていきます。

まずはコンプレッサーから。低圧ホース。

R134a用のオーリングセット。


室内のエバポレーターからコンプに戻るサクション(低圧)

コンプレッサーからコンデンサーに向かう


ホースをつないだらコンプレッサーを取りつけてベルト張り。


張り調整をして テンションプーリーと電磁クラッチとの隙間2ミリでぎり!
Vベルトの長さを1cm長いものに交換したためです。BANDO RAF2285 (9.5㎜幅×725mm)


ホース締め

コンプレッサーはこれでキマリ

続いてコンデンサーへの配管 OUT側

IN側

これでキマリ。

再びエンジンルーム。
国産車流用のチャコールキャニスターの取り付け位置を思案中・・・

ガソリンタンクで蒸発する気化ガソリンの匂いを ケースの中の活性炭で吸い取る装置で いってみれば公害防止装置だ。
もともとついて居たチャコールキャニスターは中の活性炭がこぼれだしていたので再使用できないし、パーツもないので、ヤフオクで軽自動車用の中古を買った。
エンジン停止中はガソリンタンクのくさいガス→チャコールキャニスター活性炭→匂いなしを大気開放。
エンジン稼働中はガソリンタンク→エアクリ→キャブに吸わせてガスを燃焼させるしくみ。


その横に設置の レシーバードライヤーへのクーラー配管接続。
クーラーシステム内の水分などを取る装置。
サイトグラスがついて居て冷媒の状態が見えるようになっている。
また、高圧になりすぎるとシステムの稼働を止める安全装置の圧力スイッチもついている。



その横にウオッシャータンク取付部分がある。
今回、オリジナルの円筒型の樹脂タンクはクラックが入っているわポンプはうるさいわでお役御免にして
自分のマルニでも使っている 汎用ウオッシャーバッグのタイプに交換する。
これはその取付ステーの製作中。
1.2mm亜鉛鋼板を 切った曲げたナットの溶接したり・・・

ステー完成

ミツバ製のウオッシャーバッグのセット。2500円。


バッグはこのようにひっかけて吊りました。旧車っぽい雰囲気になった。
クーラーホースがウオッシャーバッグの注ぎ口を邪魔しない位置とした。
まぁあんまりパンパンにウオッシャー液を入れないで こまめに液を補充してやってください。
また、この位置なら 液を多少こぼしても 下に何も装置がないから大丈夫。


このあたりの面倒な作業は終了。
配線の仕舞や結線は後日まとめてやる。
排気側サイドは あとは点火コイルを取り付けてプラグコードをつけるのみ。


ウオッシャーバッグやクーラーホースへの熱影響を低減するためにエキマニの遮熱版を製作しておいた。
コンプレッサーのブラケットに共締め。
こういうのが1枚あると無いでは ゴムパーツや樹脂パーツの寿命が大違いなのだ。

BMW2002A クーラーコンプレッサー取付 ベルト取付 ラジエター取付 ATFホース接続2022年07月06日 19時41分47秒

メイドインTAIWANのコンプ。
軽自動車用みたいに小さいです。

取付前に逆さまにして中からコンプレッサーオイルを出してみたら50cc。
中にはもう少し付着しているので60~70ccとみるのがいでしょう。
オイルはたぶんPAG(ポリアルキレングリコール)だと思う。
POEみたいなEVやハイブリッド車用の絶縁性のある高価なものは入れないと思う。


リードで濾しとって戻しました。


肝心の電磁クラッチも 12Vを印加して正常動作を確認しております。


ではエンジンに一品物のブラケットを取り付け。
エキマニ直下にはちょっとした遮熱版を自作した。少しでもクーラーホースにエキマニの熱影響がかからないようにと・・・。

3本のボルトでコンプを取り付け

完全固定。動きません。

真ん中に見える棒みたいなのがテンショナプーリーのベルト張り調整ねじ

可動範囲は50mm


ここでラジエター屋で試験済みの 2002AT用ラジエターを搭載。


ここの1か所のねじは・・・

ねじの先っちょがコンデンサーの配管にあたってしまうので 先を少し削った。


下から見るとATFクーラーの接続口金が2つあるのがAT用ラジエタ。

ここに今回 小鳥商会でホース交換製作してもらったATFホース2本を接続。


コンプのVベルトをかけます。
バンドー化学のシルバーベルトシリーズ RAF2280
テンショナプーリーをいったんはずして、ベルトをかけたあと、またプーリーを装着する。

ベルトにテンションをかける 調節ねじ8mm 張り具合を手で確かめながら。


プーリー同士の距離も いい感じです。

最後にテンショナプーリーの軸ナットを締めて位置を固定。

この勢いでオルタネータのコンチネンタル製Vベルトもかけます。 全長875mm 
装着がちょっときついな。もう10-20mmほどベルト全周が長いほうがいいかもしれない・・・。
全周875mmできついから、890mmぐらいがいいjかもしれない。
890mm÷1インチ(25.4mm)=35.039...インチ
35インチとして、バンドー化学のシルバーべルトシリーズだと RAF2350 がいいだろう。




オルタのベルト装着後。

小ネタですが
オルタネータのステー根元につけるブッシュも 今回新品に交換しているからね。

2枚でステーを挟み込むブッシュ

ふるいものはゴム部分が変形していたため、ステーが斜めに傾き、それに伴い、オルタネータもベルトに対して若干斜めになってしまっていた。
このブッシュはすぐ痛むので 2,3個予備があった方がいい。ベルトの交換ごとに交換しよう。



ファンとラジエターとのスキマ25mmで余裕あり。自分のマルニは15ミリだった。

わけあって ラジエタにあたるかと思って
ファンを少し削っていたのだが 杞憂に終わった。削んなくてもよかったようだ。

まぁこれで冷却具合を見てみます。具合が悪いようなら新品に交換だ。直径400mm用。




あとはここに サーモスタットを含むクーラントホース一式を組みます。

BMW2002A クーラーの位置検討2022年06月08日 17時26分24秒

預かっているBMW2002Aのレストアも後半。
新しい運転席シート(E92 335iクーペから流用の電動シート)の位置が決まりました。


車体に穴をあけて車体下からM10ボルトを貫通させシートを固定。
高ナットで高さを調整。

ここにE92シートを載せて固定。



シートが決まったら 次はクーラー室内機の位置決め。
まずはATシフトノブを仮に取付け。


今回 吹き出し口はセンター取り付けたいと思っている。
理由① グローブボックス下に吊下げより こちらの方が顔に風が当たりやすく 圧倒的に涼感がある。 
理由② グルーブボックスはそのまま生かしたい。(ただでさえ収納が少ないマルニです)
ということで このあたりかな~と検討。


クーラーを一番上に設置の状態。
操作はしやすそうだがクーラー下にハザードやカーステなどつめるスペースが少なそう。
しょっちゅう操作するわけでもないし。
それと、ハザードスイッチはパッと手が届いて押せるよう 見やすい位置、 やはり上にもっていきたい。 



ということで、クーラーは中間位置に。
空調コントロール下の開いたところにハザードスイッチやその他スイッチ類。
その右に1DINカーステ用のスペース(1DINナビもはいるように)。
上にあるから操作はしやすいだろう。


これならグローブボックスも開け閉めできる。


心配なのは
・シートに座ったときに ひざがクーラーのカドに当たらないか
・シフトレバー操作するときに あたったりしないか
ご覧のとおり どちらも余裕でクリア。これを確認したいがために先にシート取付を行った


横から見たところ


このクーラー室内機の吹きだし口。
特に両サイドの丸穴が斜めにカットした面となっており、丸い吹き出し口で開閉フラップもあり360度あらゆる方向に吹き出せるのでいいですね。


運転席足元からクーラー室内機を見る。
ヒーターボックスの足元吹き出し口との関係。
特にエバポレータは結露するので この水を排出させるようにボディに排出ホースを通す穴をこの周辺にあけなければならない。水はトランスミッションのそばあたりにおちることになる。
 


助手席側からのクーラーの裏当たり。
白く見えるのがカーステ
その下がクーラー。金色に光るエキスパンションバルブ(冷媒噴射器)がみえます。その上に白い紙に巻いてある低圧側ホース接続部。これらにホースを接続。
その前側にヒーターボックス。



いまはこんな感じだが


仕上がりはこんな感じだろうか








BMW1502 メーターライト、空調コントロールパネル照明、ヒューズボックスのメンテ2022年06月04日 18時08分13秒

メーターの照明が暗いということで 照明電球をLEDに替えます。


白色のLED明るい!

でもこのあと真っ白なLEDから電球色LEDに変更するご依頼が。
で、電球色に変更。
ほのかに明るい感じでいいですね。前の白熱電球よりは明るいです。




ハイビームの部分もLED化

ウインカーはさすがにLEDでは夜間まぶしいだろう。

ここは白熱電球に戻した。

内部の埃取り、ガラス清掃もして組み直し。

空調パネルの表面の汚れ落とし。カッターで削った

こちらにも表面に接着剤みたいなものが。
この後コンパウンドで磨き。

T5 LEDの組み込みと配線


夜間照明と連動です。



メーターと電球色の統一感は出ましたね^^



さて ハイビームがときどきつかなかったのは、
ヒューズボックス11番(赤、16A)がゆるゆるだったから。

このさい清掃します。このあときちんとエアブロー。

ユルユルにならないように修正。

接点復活剤も。

ヒューズも薄汚れていたので 全部とっかえます。

2か所、ヒューズの入れ間違い、ありました。

ハイビームは11番 赤い16Aヒューズです。

これが正しい並び。
覚え方は、「青い湖が見良くて(3,4) 赤いイチゴ(1,5)が11個
薄汚れたヒューズボックスのカバーでは見えにくいので、新品に交換しておきました。



BMW1502 クーラーガス補充2022年06月03日 07時34分04秒

クーラーの冷えがいまいち弱いという事です。
という事は完全にはガスは抜けていないということで、じわじわ漏れていった可能性ありです。
この車の配管ホースのかしめはホースバンドですので少しづつ漏れてはいきそうなものです。
強力なABAのホースバンドをダブルで使ってます。


補充用ガスを用意しつつ 現状を見てみます。ちなみにこの車は旧冷媒R-12フロンガスです。

このゲージマニホールドは旧冷媒用、DENGENの日本製ですから3万ほどしました。
旧車乗りには必須
コンプレッサーにある高圧と低圧バルブに接続してエアパージを終えておく。(配管内の空気をガスで押し出しておくのね。)
R12ガス缶の封も切り、こちらもエアパージ。


エンジン始動。このぐらいの回転で 窓全開、
クーラーオン、温度調節はMAX-COOL、クーラー風量MAX


吹き出し口温度は22度か・・・。冷えが弱いわ。

気温25度。これに2~5度をプラスして外気温度30度を基準に表を見る。(20度以上は2-5度を足す)
足した温度を「外気温度」という。
外気温度30度の場合
 高圧で1.6Mpa(範囲1.5-1.9)  低圧で0.18Mpa(範囲0.14-0.22) を目指す

おおよその目安だが
外気温度30度の時、それを2で割って15ということで 高圧1.5Mpaあたり。それの10分の1ということで低圧0.15Pma、とおおまかに覚えればよい


ではエアパージも終えてるので低圧バルブを開けてガスを入れていきます。


徐々に圧は上がっていき 1分もたたないうちにこのぐらいまで来ました。
低圧0.19 高圧1.9
これ以上は入れられない。

この時点で 吹きだし口温度は14度。入れる前はがんばっても22度だったので8度下がった。
これは車停止中だから、走行してコンデンサに風が当たればガスの液化効果が上がり もう少し冷えるのではないかな・・・と期待。

にしやんのいまのアシ車の4WD軽自動車、ホンダZで
比較のためにと思い事前にクーラーの冷え具合を温度計で測っておいたが、こちらも停車中で最も冷えた状態で吹き出し口温度14度だった。
10度程度まで冷える完ぺきとは言えないが、これぐらい冷えれば涼しいので、今回はこれで良しとする

サイトグラスの状態。
まだ泡が多めで真っ白に見えるが、冷媒の液化が足りない。
マルニのコンデンサは面積が小さいので仕方がないと思う。
コンデンサの面積を大きくしたいが、ラジエター前の取り付けスペースの関係で、小さいコンデンサしか取り付けられないのだ。できれば今の2倍の面積のコンデンサをつけたいのだが。
マルニは冷えない、といわれるのは、小さいコンデンサによるものだと思う。
面積2倍とは言わないが、せめてこれの1.5倍のものを取り付けられるようにできればもっと冷えるのに。
まぁ マルニはこんなもんと思っておきましょう。


ガスは90gほど入った。送料400g入れるので、4分の1ほど抜けていた感じだ。

各部点検 コンプ電磁クラッチへの12V線のコネクタをやり替え。

記録メモ貼り。

実際走行してみて どのぐらい冷えるか 楽しみ。
少なくとも、ガレージ内で吹き出し口に手をかざしてみて 前よりかは冷えるようになった。
今後の漏れ具合は 経過観察だ。
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こちらもオーナーさんの要望で 雨水のドレンのゴムパーツを交換。

枯葉などのごみのつまりは無いものの、かなりぼろぼろです
雨の日は乗らないとのことですが いつもボンネットをあけると目に入るところですよね。

エンジンルームのすみっこに流れていきます。
 
ボディにはまる溝の箇所にはちゃんと液体ガスケット打ってからはめ込んであります。


次回は電装系メンテです
・メーター照明が暗い件 → LED化球に交換
・空調コントロールパネルに照明追加 → LED追加
・ハイビームが点灯しない件 → 配線各部点検
・フロントスピーカー音割れの件 → スピーカー交換




後日追記
試乗してみましたら 走行中、クーラー吹き出し口温度10度を下回り 恐ろしいほど冷えるようになりました。^^ ただ、天気は快晴、湿度低くて 気温25度ぐらいの日ですが。

BMW2002A 空調コントロールの照明を追加2022年05月21日 21時12分04秒

マルニの室内照明をアップグレード。

空調コントロールの照明です。
パネルを分解し、裏の塗装を一部削ってポスターカラー塗り。
セルリアンブルーと カーマイン(赤というより朱色っぽい)を選択。

素っ気ない文字表示だけから こう変わります。

冷暖房のカラー表示にアップグレード


ここに裏側から照明を当てます。
T5サイズのCOB LED照明とソケット。 (COB = Chip on Board チップオンボード)


ホワイト!というよりも、やや黄みがかった暖かみのある色を選択しました。
正面はともかく 左右を照らすのでちょうどよいです。


このように照明を入れる樹脂ケースがありますが
ノーマルでは照明が入っていません。

アルミのパネル表面はやや白ぼけているな・・・。

3Mのコンパウンド、「ウルトラカット-1」でこすれば 一瞬できれいに!


コントロールレバー基盤に T5 COB LED照明を仕込みます。
針金で固定するだけ。


イグニッション・オンで照明が光るように配線しました。
つまりエンジンかかってれば 日中から常に光ってます。
COB LED照明だから 従来の電球よりも消費電力も少なく発熱も少ないので 運転中は四六時中つけてましょう。
COBは左右を照らすように固定。

こちらはハンドルの左側のほう


パネルを仕込み、つまみをつける。押し込むだけのカンタンさ。
上段はファン風量。
下段は温度調節(ヒーターバルブを開閉する)

ツマミの上下に注意。
上段はフロントガラスにあてる風
下段は足元にあてる風

取付完了

バッテリを車内に持ち込み つないでみます。
お~光った!



ハンドルの右側

WARMの赤色が見えにくいなぁ。
樹脂ケースが光を邪魔しているみたい。ちょっと照明ケースに加工が必要のようです。
(あとでわかったのですが、パネルを左右を逆に組んでいたのが原因だった。)

ドライバーからの視点。
COB照明がケースの奥まで入っていないので、スリットに光が漏れて
つまみがどの位置にあるか すぐわかります。これはいいね!



左側の方
いいね!
良く見える!
想定通り!
ZU は「しめる」の意味だよ!



ドライバー視点


こういう モディファイが 楽しいですね。

配線図。
ヒーターボックスのブロワファンモータに来ている、イグニッションオンで12Vが来るコードにつなぎ(緑線)
アース(茶色)は同じくヒータボックスの取付ボルトに接続しています。



この車はメーター照明や ATのシフトインジケーター照明など
すべてCOBかLEDに変更して明るくし、見えやすくするつもりです。
ドライバ―が歳を取ると なんでも見えやすくした方が 安全のためにもいいのです。(笑)




追記:
さらなる光量アップのため ケース内側にアルミ箔を貼りました。

パネルの左右も入れ替えた。パネルは非対称形。こっちが正しい。

明るい!WARMの赤色も良く見える。


左がアルミ箔なし  右がアルミ箔あり。
はっきりと明るさの違いが判ります。
左にもアルミ箔、貼ろう。

BMW2002A ヒーターボックスOH その8最終 車体に取付2022年05月13日 06時51分34秒

完成したヒーターボックスを車体に取り付けます。

塗装も乾いた。




先に塗装済みのワイパーのアームを入れておく。


真下にセット。

コントロールケーブルを入れて・・・


ボックスを持ち上げ ここのナットをしめる


もう片方はアースポイントを兼ねているので アース線を忘れずに共締め。


コントロールケーブルのとりまわし

配線のとりまわし 可動部に触れないよう

こちらのナットにはアース線は無いが、クーラーのブロワのアースを取る箇所にしても良い。

ヒーターバルブとファンモータ。


はいこちらが レストア前の画像




運転席側からみる。
ワイパーアームとの接触はないか
あとはエンジン側とヒーターコアのホースをつなぐだけ。
それは今後のエンジン最終仕上げの際に行うことにする。


レストア前画像






これでヒーターボックス関連は終わります。はい、消灯






BMW2002A ヒーターボックスOH その7 ヒーターバルブ取付2022年05月12日 13時30分58秒

ヒーターバルブをヒーターボックスに取り付けます。

まずはヒーターコアと接続するホースを取り付け。

ここの角を少し切りかいておく。



ここのゴムパッキンをホースの角が押してしまうので、
パッキンがヒーターボックスの中に落ち込んでしまうのを防ぐためだ。
パッキンにほんの少し隙間が見られたので、ブチルゴムで塞いでいる。



ヒータバルブをヒーターボックスのステーに取り付ける。


ヒーターバルブを全開状態にする。
長いものを突っ込んで開いてることを確認。

ヒーターバルブのアームをコントロールケーブルに差し込む。


この状態でアームを固定する。


バルブの動作を確認。

バルブの全開⇔全閉でアーム角度が約90度の動きだ。
動きもスムーズなのでOK。
ちゃんとバルブの開閉もしている。


最後にさらヒーターボックスを閉じる。

合計6個のねじ。上面がフラットになるように、さら小ねじを選択した。

その上に、ボディ側との防水パッキンとしてエプトシーラー5mm厚を貼る。


これでボディへの取り付け準備OKとなった

コントロールパネルの仕込み照明(LED)のため配線も這わせてある。(緑 紫)


塗装も乾いたので 次回ヒーターボックスをここに戻す。



BMW2002A ヒーターボックスOH その6 ヒーターボックス組立2022年05月11日 20時12分57秒

ヒーターボックスを組立てる

まずはヒーターコアにエプトシーラーを一巻き。スキマうめのためである。

ボックスに収める。スキマが埋まって しっくりと入る。(ヒーターコアがケース内でガタガタしない)


コントロールワイヤを装着。

もう一つの分割ケースにもコ ントロールケーブルを装着。

フラップ機構にコントロールケーブルをつなぐ。

ケースを合体


ここも隙間があってはいけない。エプトシーラーで隙間を埋める。

こちらのフラップにもコントロールケーブルを接続

分割ボックスを3つのクリップで結合。クリップは横からスライドさせてはめる。


ボックスうわぶたにゴムシールをはめる。特殊な形状でワロスから新品を買う。

ちゃんとはまるか確認。うん、ぴったり。


こちらのファンモーター用配線を通すグロメットもはめる。

ファンモータを装着

ファンのはねは防錆のためPOR-15を塗った。

ヒーターバルブの割れたステーだが、破片があったのをいいことに JBウエルドとステン針金で補修した。

ワイパーの芯線を何本か添え木として一緒に固めたので もう割れない。
見た目が悪いが こちら側は見えないのでよし。・・・

ヒーターバルブの取り付け位置確認。

補修したステーに十分強度も出ているので、今回はいつもの金属製補強ステーを作らず、このままこれで行くことにする。


ファンモーターの固定クリップ4個。


あとは、ファンモーターの配線をつなぐ。
プラスとマイナスを確認して・・(間違うとモーターが逆に回ります)

これでOK!

今回はファンモーターとヒーターコア、ヒーターバルブが再利用できたので安く上がりました。

後はヒーターバルブを取り付けるだけ。それはまた別記事で。

ちなみにこれがOH前の状態だよ~ きったね!!!



さらなるグレードアップとして、コントロールレバーのパネルに電球を仕込む。
このパネルの裏には電球ソケットを差し込む穴がある。


この穴に裏から光を当てれば 文字が光って見えるようになってるので
ここにLED球でも仕込めば文字が光って見えるだろう。

文字が光るだけではなく できればこういうふうにスリットの枠がかすかに照明で見えたほうがいい。
そうすればレバーのツマミの位置が いまどこにあるか、運転中でも一目でわかるからだ。
さらにKALT とWARMにブルーとレッドを追加し、温度調節レバーであることがすぐわかるようにする。
下の画像では、ファン風量MAX、温度調節は中間、といった具合だ。
ちなみに LUFTER は ドイツ語で FAN の意味。 ZUは SHUT(閉じる)
弱/中/強 の3段階でファンの送風量を変えることができる。