BMW2002tii トランスミッションの掃除2026年03月08日 10時24分28秒

BMW2002tiiの4速マニュアルトランスミッション
ゲトラグ社製のトランスミッションで、GETRAG242と呼ばれる。
オーバーホールはしないで まずは取り付けてみる。

シンクロギアが摩耗していてシフトチェンジのたびにかじるとか、
ギア鳴りがするとか、ベアリングが鳴るとか・・・
そういったこと全くわからん状態なので、
トラブル対処は、テストランを終えてからだ。
トランスミッションのオーバーホールは 無いことを祈るが・・・


こちらをエンジンと合体させるべく まずは
汚れきったボディをお掃除します。


おしりが汚いねぇ~
ミッションオイルが漏れていますね
シフトのシャフト、またはアウトプットフランジのオイルシールが劣化してるんやろな


クラッチの操作部


お釜と呼ばれるベルハウジングの中も きったねぇ~!
まぁここはクラッチ板のフェースの汚れがつくものですが・・・


まずはクラッチレリーズベアリングを取り外し。
BMW2002tii用のこれはずーっとワロスで欠品中なんだよね。。。。
キャブ仕様の2002のは常にワロスに在庫あるんだけど・・・サイズが違うんだよね
新品の出ないこれは再利用するしかない。
スライドする箇所の摺動部のグリスは切れていた。
レストア前にクラッチが重かった原因の一つだろう。




クラッチレリーズベアリングを動かすフォークレバーも油でゴテゴテ。


クラッチスレーブシリンダー。
クラッチペダルを踏むと 油圧でここからロッドが数センチ伸び、クラッチを切ることになるのだ。


クラッチスレーブシリンダーの中も 錆でひどい。
これはもちろん、新品に交換です。


プロペラシャフトに接続する、フレックスディスクも取りはずし。
なんか むずむず するとおもったら


机に置いたら、自然崩壊してしまった!
こっりゃひでえ!・・・というか、ご苦労さん。


外に持ち出して汚れ仕事開始!
外装のよごれというか、アルミの錆を取ります。
ワイヤカップブラシでギュンギュンやってると、そのワイヤが抜けて飛んで
身体に突き刺さる事があるんよね。
なんか、足の太腿部分がチクチクするな~と思っていたら、ワイヤの1本がつなぎにブッ刺さっていた。
お~こわ!
こういうことがあるから、防護眼鏡とマスクは必須なんよね。
レストア作業は 常に危険と隣り合わせよ。

まぁ磨けばぴかぴかになっていくが。。。

細かいリブの隅っこも 小さいワイヤブラシで・・・
手間がかかりすぎる!
多分 車に取り付けたら、オーナーがこれを見ることなんぞ
無いんだろうが・・・


ミッションオイルのフィラー(注ぎ口)周辺も油漏れによる汚れでキタナイ。
洗浄油とブラシでごしごし・・・
こんなん、メカニックの見習いのすることだよね~ あ~めんど~
隅に詰まった汚れには
こういう太めの使い古しの油絵用の筆で掻きとるのがベスト。

お尻の油汚れも 時間かけてきれいにします


アウトプットフランジのオイルシールのサイズ、読み取り!
40 55 8 ということは、内径40,外径55,高さ8ミリのオイルシールということだ!

すぐにモノタロウに注文いれた。
オイルシールはもっと安い1000円程度のモノもあるが、ここは武蔵オイルシール製のフッ素樹脂で作られた、ハイレベル品を奢る!
以前レストアした2002オートマチックにも、武蔵オイルシール製を使ったもんね。



お釜の内側の掃除!
あ~きたな~~い ここは真鍮ブラシでごしごし!
洗浄液は灯油に塗料用シンナーを混ぜたもの。
やればやるだけ きれいになるから やりがいはあるけどね・・・
まぁ気持ちいい仕事ではないね。


でも こういった汚い洗浄仕事も
インマニと、プロペラシャフトの あと2,3個だけ残すのみとなった・・・。


ミッションオイルを抜いておこう。
ドレンプラグ、ご覧のとおり
付属マグネットに大量の鉄粉の吸着が!

こっ・・・こりゃあ芸術品レベル!^^:
オイル管理が悪い!の見本だね。
まぁ使っていれば、鉄粉はでてくるものだが、この状態は、
相当長い間、オイルを交換していないことを表しているぞ。
新品から1回もオイル交換していないとは思いたくないが、
少なくとも、相当長い間、油膜がじゅうぶんにきいていない状態で走っていたとなると、ギアの当たり面の荒れ具合というか、損傷が心配になってくる。
しいてはギア鳴りとか おこすから・・


さて出てくるオイルは?

うは~~^^:
見たくないモン、見た~~


もう~ きょうはここまでやわ・・・

ダーティーな仕事で疲れた心を
Vテックサウンドの疾走でスカーーッ!!と癒したいねェ~~!!