2002tii トランク内の錆2024年01月11日 12時59分21秒

預かってボランティア・レストア中のBMW2002tiiのトランク内の状態


左側の大きなほう、燃料の送り側とリターン側。
どうも太いほうが送り側で、細いほうがリターンのようだ。
右側のほうは、燃料センダー。燃料計に抵抗値を送る役目。


このあたり、腐食
そして 見慣れない配線が2本、ボディ下に行ってる。


アースポイント、状態悪し。こりゃあかん


燃料蒸散ガス回収のキャニスター容器は
本来あるべき箇所には無く、適当~に取付けられている。



スペアタイヤは オリジナルっぽいが
しかし、タイヤ横について居るはずのオリジナルのジャッキが紛失。→スペアタイヤの意味なし。
タイヤをフロアに固定するねじ部分も ない。(図の6番)

車体がバウンドするたびに トランク内でスペアタイヤは踊っていたか


タイヤ下には防音材らしきものが敷かれ、パリパリになっていた。
それをはぐるとご覧の通りのサビ地獄だった。
まぁ 想定内で みんなこうなってるけどね


あちこちに さびと腐食による穴あき。
あちこちにリブラインドリベットが見える


車体下から見る。
トタン板のようなものを2枚ほど、リベットで止めて、つぎはぎで補修されている。
なるほど、これは手っ取り早い手法だね^^


まぁ、ここはボディ強度に関係もないので
このままでも問題ないんですが



ワロスでは スペアタイヤの周辺が 新品で出る 300ユーロで7万ぐらいか


なんなら トランク下部ごとも パーツが出る 600ユーロで10万ほどか





むしろこの周辺の錆が気になる


燃料タンク横 周辺
いーかげんなマフラーハンガー

やっぱ 排ガスって 金属を錆させるんだなぁ


タンクをはずしてみた 
このあたり、リップが腐り落ちているが
こんなのは鉄板を折ってここに溶接すればいいだけ。
ボディから出ている配線はなんだろうか?
こんなん、キャブ仕様の2002にはなかった配線だ。


トランクの下を見ると 電磁式燃料ポンプと燃料フィルターがあった。
インジェクション仕様のマルニだからか。
配線はこれの電源線だったか。

これはオリジナルの燃料ポンプとは思えないが、
まぁこれで走っていたらしいから いいだろう。このまま再使用だ。


ワロスで調べてみたら どうも 一緒なものらしい
23000円ぐらいで買える




次回は 取り外した燃料タンクを検分する