丸テール 配線作業 サイドステップそばの配線群 ― 2023年10月24日 15時09分50秒
今日も朝5時起きで作業~~~!!
運転席側サイドステップそばに現れた 謎のコネクター群・・・。
これをチェックしていきます。
まずはこのヒューズのついた赤い配線は 何でしょうか???
メータークラスターに行く12ピンコネクタの6番配線から
イグニッション・オンで12Vが来るようにつないでありました。
マルニの従来の配線に無い電装品で、IG+で動くもの、そしてトランクに向かうものといえば・・・
トランク内に設置された「電磁ポンプ」しかありません。
テスター導通をみると、ビンゴでした。
これは電磁ポンプの電源線なのでした。
でもよぉ~~
なんと燃料タンクのリターンライン、殺してあったんだよ~~・・・(予想はしてたけど)
電磁ポンプをつけていながら、なんでこんなことするかな~~
たとえるなら、部屋に新しいクーラーをつけたのに、当の本人が部屋でどてらを着こんで暑い暑いといってるようなもんです。
電磁ポンプは どんどんガソリンを「タンク→キャブ→タンク→キャブ・・・・」と ぐるぐる循環させるためにつけるものですが、リターンラインを殺したら意味ないでしょ。
結果、この車は真夏の炎天下での運転に要注意ですな。酷暑下では、最悪、べーパーロックを起こしてエンストするかもです。
対処するためには、キャブからタンクまで、約4~5mの燃料リターンラインを作らねばなりません。
トランク内、燃料ポンプの電源線1本のみのために わざわざコルゲートチューブかい・・。
そもそも、電磁ポンプのヒューズが
フロアマットに隠れるように設置してあるのがおかしいわ。
こういうヒューズは まとめて見えやすいところに設置しなくてはいかんよ!
ということで、IG+ラインでヒューズボックスに近いところに
ヒューズを設置してあげる優しい俺。
朝飯前に一日一善は達成したのだー^^ やりましたよ~笹川会長~
ちょうどいいラインがあった。テストコネクションへ行くIG+のラインだ。
どうせテストコネクションなんて 使わないから カットして
ここから電磁ポンプの電源を取ることにした。
管ヒューズ10Aで、ヒューズボックスの横にわかりやすいように並べておこう。^^すばらしい。
ところで テストコネクションへつながる配線は全部カットした。
6ピンで 配線のテストをしたりするためのコネクタだが、
こんなもの使ったことないし、第一、ここのコネクタにつなげる「2002専用テスター」なんてものもないのだ。
バッテリ+、アース、IG+、タコメーター信号(ポイントのマイナスにつながる)、
オルタのD+信号、スターターの50番につながるライン達がここに集まっているだけだ。
そんはものは配線図を見ればわかるので、ほとんど意味がないのである。
ということで、全部カットして、蓋をしてやった。
ただの「ソレっぽい飾り」として ここに はまっていてもらおう。
さて また サイドステップ脇の方に移る。
もうちょっと被覆を剥くと、左方向に向かう分岐点があるぞ。
たぶん マニュアルミッション後端にあるリバーススイッチに向かう分岐だと思うが。
ほら このあたり、またなんか あるぞ~~
かなり古い被覆だな・・・パリパリや
取ってみると3方向分岐のソルダーポイント(はんだづけ箇所)だった。
しかし かな~り腐食している・・(こういうのはもちろんカットして新しく付けなおします)
後日カシメ直しました^^
本来は燃料センダの抵抗に行く茶色/黒色のラインだが・・・
このソルダーポイントでサイドブレーキの根元に分岐していた。
しかも 何にも接続されてないぞ。
コレ、なんのためのライン??
配線図を見ると サイドブレーキスイッチにつながるはず。
ははぁ、ここでサイドブレーキスイッチに赤ラインと一緒につながっていないといけないんだな。
でないと、燃料が残り少なくなった時に、メーターの赤色警告ランプが点灯しないよ。
これも後日接続しました。
というふうに これら1本づつ 何のラインなのかを 地道に追跡して確認していく。
非常に時間がかかるのだよ、ヤマトの諸君!
同じ色のラインが複数あるんで とってもトリッキー!^^;
要らない配線といえば、この黄色いぶっといラインも不要だったし
(黄色線に接続されている赤黒線は、たぶんリアガラスヒーターへの2.5スケアの配線と思われる。この車には」リアガラスヒーターがないので不要な線である。)
ナンバープレートライトへの灰赤線の先もどこにもつないでなかった。
さっすが、トリッキー号!でも俺はそんな罠には引っかからんぜ。
正直このあたり、
着手した人も どうも訳がわからなくなってたみたいねぇ・・・。
うち、一つはブレーキスイッチにいってるミドリ線だった。
こういうことがすぐに判るのも、
苦労してベトベト被覆をせんぶムキムキ作業した成果なのだよ~
まさにプライスレスな地味仕事!ブラボー!と自分に賞賛を送っても・・・何の足しにもならん
判明したら ひとつひとつ 丁寧にタグ付けしていきます。
あとで ほかのメカさんが見ても一目でわかるようにね!わかったかBIGMOTEER!
これも後日タグ付けを行いました^^
これにてサイドステップ脇の配線コネクタ群の謎は解けました。
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