デスビのメンテ2009年07月12日 20時47分55秒

今回はデスビのメンテナンス。
簡単にキャップを外してメンテが出来ますので、ちょっと時間があったら覗いておきたい所。

ディストリビューターは各点火プラグにスパークを配分させる装置。
カムのタイミングによりコンタクトブレーカー(コンタクトポイント、通称ポイント)を開閉し、そこで起きた電磁をコイルに送って数万ボルトに増幅。
デスビキャップの中で回転するローターから各プラグにスパークを起こさせる・・・基本的にはこんな感じかな?

スビキャップを外して、まずはローターのチェック。
先っちょにちょっとカスが付着していたので、ドライバの先などでこそげ落とします。ペーパーで磨くのもありだけど、隙間に影響しますのであまり削るのはよくない。
さらにキャップ内側のチェック。こちらも4つのコンタクト箇所を掃除。高圧電流が飛ぶので、やはり腐食して来てますがまだまだ使える範囲です。
センタープラグのコンタクトポイントもチェックして・・・。

次はコンタクトブレーカー(ポイント)のチェック。
マルニは古いのでポイント式なんですね。
現代の車はほとんどフルトランジスター電子開閉式ですけど。
ポイントでも、全然、普通に使えます。
気温の低い真冬とか始動が一発ですぐかからないとか、そういうことは感じるかもしれませんが・・・
うちのは走行6000km程ですがさてどうか・・・
ポイントを開いてみたら、以外に傷みはなさそう。
ペーパーで磨く、ってよく聞きますが、これなら触らなくてもよさそう。変にいじらないでおこう。
此処の隙間をキメるのが、チューンの要とも聞きますが
装着時にキメた0.4mmも狂ってないかな。

最後にポイントを開閉するためのシャフトのカム山と
ポイントのヒールに少々のグリスをつけて。
ここのすべりを良くしておかないと、ヒールがすり減って
ギャップが狂い、結果、点火時期が狂う事に。

ちょっとのお掃除メンテならこれで終わりですが
本来はエンジンをかけてタイミングライトで点火時期をチェックするところまでですね。
でも今回はやらない・・・