BMW1502 クーラー修理22017年08月15日 21時02分28秒

エンジンルーム側を点検。

ヘッドライトのグリルをはずすと、見える黒い筒が、レソーバー・ドライヤー。
クーラーの構成部品で、冷媒ガスの水分やごみをこし取ります。

このように一回はずすと吸湿するので交換は決定。
新品はヤフオクでも入手できる。

可溶栓がだめになっているわけでもないし、問題はないと思われた。

クーラーのホースをたどてみていたら、コンプレッサーからコンデンサーに向かう高圧側の70cmほどのホースに大きな亀裂を発見!
これはひどい!このようにぐっと曲がっていた箇所が経年劣化でひびわれてきたらしい。それに、高圧側は熱にさらされるので劣化も早いのだろう。
「プシューといって冷えなくなった」というのは、これが原因でガスが漏れたのだろうか?
それにしても、配管内部のオイルで汚れたあとがないが・・・
いずれにしてもこれは交換となる。専門業者から購入することとする。
ほかのホースには問題はないようだ。

ところでこの時期の車のクーラーのホース継ぎ手はみなホースバンドやフレアタイプだ。
今はほとんどがオーリングタイプになっていると思う。
昔はホースバンドでも十分だったと、電装屋のおやじさんは言っていた。
いわく「慎重なやつらはホースバンドを2個かましていたよ。」ということだ。


コンプレッサーの上部の配管はゴチャゴチャで・・・最奥にあるコンプレッサーが一部しか見えないし、配管がジャマで手が届かない・・・。

これはメンテしにくいなぁ~~!これですら先のホース1本を取り外していますから・・・
何がメンテしにくいのかというと、ガスチャージをするバルブ2つがコンプレッサーのところについているので、ホース類がジャマで非常にメンテしにくいのだ。


そこで、ホースの向きを変えてみた。本来は、クーラー配管はこういう向きにしたいところ。
こうすれば、コンプレッサーのチャージバルブがよく見えて、下の画像のように手を入れてガスチャージのメンテや(実際に赤いチャージングホースをつないでみた。)、
右上に見えるサーモスタットやホース類のエンジンパーツ交換メンテが容易になる。
組み付けのときにはこのようにしよう。(ホースが熱い熱いエキゾーストマニホールドに近くなるので遮熱処理が必要になるが)

エンジン下から見たコンプレッサー。
今度はこれをはずして点検してみよう。

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