陶芸 窯焚き準備 ― 2017年08月04日 07時25分44秒
BMW1502 ヒーターブロワーモーター交換2 ― 2017年08月08日 20時35分19秒
BMW1502のヒーターブロワーモーターの新品が届きました。
バッテリを接続して、ちゃんと回ることを確認。
ただし、ハネは欠品しているので、自分で加工して取りつけねばならない。
サンドブラストして再塗装したハネの取り付け加工中。
バッテリを接続して、ちゃんと回ることを確認。
ただし、ハネは欠品しているので、自分で加工して取りつけねばならない。
サンドブラストして再塗装したハネの取り付け加工中。
ハネの取り付けにはどうするか悩みましたが
結局、加工のしやすさでホームセンターに売っている真鍮製のいわゆる真鍮の「タケノコ」を使いました。
こーゆーやつね。

外径が9mmでないとハネがぴったりはまらない。
内径が6mmでないとモーターのシャフトに入らない。
内径が6mmでないとモーターのシャフトに入らない。
あとは六角部にM4のタップを立てて、M4イモネジで軸固定。もちろんロックタイトを塗る。
ハネの周り止め固定として、2mmの真鍮棒を何本か立て、ハンダとJBウエルドで固めました。
ハネをしっかり固定するため、一晩つり下げた状態で JBウエルドの硬化をまちます。
オリジナルのハネの固定方法は、樹脂を使ってモーター軸とハネを一体モノとして固めちゃっていますが
今回は あとでハネが取り外しできるように、真鍮で加工をしたというわけです。
(↓ オリジナルのハネ固定方法)
BMW1502 ヒーターブロワーモーター交換3 ― 2017年08月09日 22時15分18秒
モーターにハネが固定できたので通電テスト。
かなりの勢いで回ってます。ガタツキ、かたよりなし。
このようなクリップ4つでヒーターボックスにモーターを取り付ける。
ボックスに取り付けたら、この状態で通電テスト。
ハネがボックス内のヒーターコアや配線、フラップなどにあたっていないかを確認する。
ヒーターバルブもとりつけたら、各種フラップを操作して風の出方を確認する。
ボディ側に防水のためのエプトシーラーを貼る。ボックス側にも貼っている。
この部分はマルニでの肝心な防水箇所だ。実際、取り外したときは水が浸入したためか、サビていた。(黒い塗装の部分)
ヒーターボックスを左右2個のナットで取り付け!
モーターの部分は、こうなって外に突き出る。左上はワイパーのリンク。手前はヒーターバルブ。
ヒーターのレバー操作部、ハザード、ラジオを取り付けた。
今日はココまで。
あとはこの下側にクーラーとMDデッキ、シフト周りのコンソールを取り付ける。
そしてハンドルとシートをつけたら完成となる予定。
BMW1502 クーラー修理1 ― 2017年08月11日 07時46分57秒
ヒーターボックスの分解でせっかくここまでばらしたので
こんどは室内クーラーユニットを掃除することにした。
なんでも こういったついでにやれることはやっておいたほうが あとあといいのである。
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中もさぞ汚れているだろうな・・・。
これはコンプレッサーの電磁クラッチにつながる配線だが、マルで囲った部分が熱でコゲている。
だいぶ熱負荷がかかっているようだ。ここは太い配線でやりかえたほうがいい。
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ということで分解し、水洗いをした。
残念ながら 水洗いの画像はなし。
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・・・ということで
乾燥してキレイになった室内クーラーユニットの構成部品。
各部解説。
コントロール部の配線。
左から、20Aヒューズ、寒さ具合の調節のためのサーモスイッチ(コンプレッサーの運転間隔調整)、モーターの回転無段階コントロール。
エキスパンションバルブ。
中につまりはなかった。キャブクリーナーで清掃、エアを通す。
低圧側の配管にエキパンの感熱部分の先端を密着させてパテで断熱しておく。
エバポレーター。
手前側、つまりブロアの風が当たる部分には かなりのホコリがこびりついていた。
それを取って水洗い清掃した。このホコリで50%は通風量がロスしていたと思う。
ケースに割れがあったのを補修。
プラ板でバックアップして、ネジとエポキシ系接着剤でがっちりと補修
ブロアモーター。
ご他聞にもれずフィンの部分にはかなりホコリが堆積していたが、これも水洗いした。
さらにアルコールと綿棒でテッテー的にきれいにした。
見違えるほどに きれいになった!
これでクリーンなエアが。^^
くみ上げます。まず、モーターとエバポをケースに入れて。
コントロール部の配線取り付け。
ネジどめ。
そうそう。
このサーモスイッチだが、オーナーは、クーラーが凍ってしまたっと言っていたな。
きっとサーモスイッチが「最も冷える」状態で、エバポが0度ちかくになっても電磁クラッチのスイッチを切っってくれないので、どんどん冷えすぎて、エバポが凍ってしまうんだな。
そこで、サーモ感度の調節をすることにした。
氷水と温度計を用意し、先端部を2度程度の氷水につけて「カチッ」とスイッチがオフになるように調節する。
どうするのかというと、サーモスイッチのココのネジをまわして、「最も冷える位置のレバーの状態で、先端部が2度でスイッチが切れる」ようにする。(2度でもO度でもいいが、0度という低温状態を氷水では再現できなかったので2度とした。)
先端部を氷水から出すとあったまるので、スイッチがカチッとONになる。
先端部を氷水に入れると、冷えるので、スイッチがカチッとOFFになる。
サーモスイッチ内部には、温度で伸び縮みするバイメタルが仕込まれていて、これのはたらきでスイッチをON/OFFしているのだ。
これを20回繰り返してテストOK。これで組み込む。
ケースに組んで、クーラーユニットの各所ネジ止め。
先端部は、エバポに3cmほど差し込んでおくのを忘れずに。ここの温度が2度程度になったらサーモが働いて、コンプを切って冷媒がまわらなくしてくれるので、エバポが凍ることもないだろう。
エキパンの部分に断熱用のパテ+エプトシーラーをまいて完成。
あとは組み込むだけ。
組み込み完成!・・・おっと、画像では排水用の配管接続がまだですね。^^
さて、このBMW1502はクーラーが壊れているとのオーナーの聞き取りだった。
ある日、シューといって、まったく冷えなくなったという。
シューという音は冷媒の漏れた音だろうか??
今回、室内ユニットに問題はなかった。
高圧低圧のホースをユニットからはずしたとき、高圧側からは残存ガスが出てきた。しかし低圧側ホースからガスが出てこなかった。
ということは、低圧側配管ホースに問題があるのだろうか?
エンジンルームで 原因を探ってみることにする。BMW1502 クーラー修理2 ― 2017年08月15日 21時02分28秒
エンジンルーム側を点検。
ヘッドライトのグリルをはずすと、見える黒い筒が、レソーバー・ドライヤー。
クーラーの構成部品で、冷媒ガスの水分やごみをこし取ります。
このように一回はずすと吸湿するので交換は決定。
新品はヤフオクでも入手できる。
可溶栓がだめになっているわけでもないし、問題はないと思われた。
クーラーのホースをたどてみていたら、コンプレッサーからコンデンサーに向かう高圧側の70cmほどのホースに大きな亀裂を発見!
「プシューといって冷えなくなった」というのは、これが原因でガスが漏れたのだろうか?
それにしても、配管内部のオイルで汚れたあとがないが・・・
いずれにしてもこれは交換となる。専門業者から購入することとする。
ほかのホースには問題はないようだ。
ところでこの時期の車のクーラーのホース継ぎ手はみなホースバンドやフレアタイプだ。
今はほとんどがオーリングタイプになっていると思う。
昔はホースバンドでも十分だったと、電装屋のおやじさんは言っていた。
いわく「慎重なやつらはホースバンドを2個かましていたよ。」ということだ。
コンプレッサーの上部の配管はゴチャゴチャで・・・最奥にあるコンプレッサーが一部しか見えないし、配管がジャマで手が届かない・・・。
これはメンテしにくいなぁ~~!これですら先のホース1本を取り外していますから・・・
何がメンテしにくいのかというと、ガスチャージをするバルブ2つがコンプレッサーのところについているので、ホース類がジャマで非常にメンテしにくいのだ。
そこで、ホースの向きを変えてみた。本来は、クーラー配管はこういう向きにしたいところ。
こうすれば、コンプレッサーのチャージバルブがよく見えて、下の画像のように手を入れてガスチャージのメンテや(実際に赤いチャージングホースをつないでみた。)、
右上に見えるサーモスタットやホース類のエンジンパーツ交換メンテが容易になる。
組み付けのときにはこのようにしよう。(ホースが熱い熱いエキゾーストマニホールドに近くなるので遮熱処理が必要になるが)
エンジン下から見たコンプレッサー。
今度はこれをはずして点検してみよう。
BMW1502 クーラー修理3 コンプレッサー ― 2017年08月16日 19時40分05秒
BMW1502のクーラーコンプレッサーをはずしました。
ごらんのような 配管になっています。
コードは、電磁クラッチの+側ですね。
手でクラッチを回してみますと、問題なく回ります。焼きついたりしていません。
ポンプらしく、ポコポコいいます。
ちなみにデンソー製のロータリー式コンプです。
10P15E というものらしい。
クラッチのあたりに油汚れが。
これは、ガスの漏れた跡かもしれない。
このあたりからだと、シャフトシールから漏れたか? クラッチをはずしてみねばならないなこれは。
アブラがこってりついてる・・・
ネットで見つけた分解図。(シャフトシールあたりからのモレはあることらしい。OHキットにもシャフトシールは設定されている)
デンソーコンプレッサーのシール類交換の
めっちゃ手際のいいオッサンです。(笑)
さて
内部に残ったスニソオイルはわずか。そう、コンプの内部には、冷媒ガスだけではなく、オイルも入っているのです。
組みつけの際に補充するので 買い足さなければ。
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次回、コンデンサーをはずすために、まず、ラジエターを取り外す必要があるので
そのために、クーラントをホースをはずして抜きます。
ほんとはラジエターの下部ではずしたかったのですが、固着していて外れなかったので、
サーモスタットの下ではずしました。(本当はここでサーモスタットも予備的に新品に交換しちゃえばいいのだが。)
でもこんな色のクーラントって、初めて見ましたよ?ふつーは緑か赤色だが・・・こういうのもあるんだろうなぁ。でもホースの中とか、ラジエターキャップの裏とか、妙にサビ色で赤茶色いんだよなぁこの車・・・
次回はコンデンサー取り外しとチェックです。
BMW1502 クーラー修理4 コンデンサー ― 2017年08月17日 20時05分50秒
コンデンサーをはずす前に、ラジエターをはずしました。
モレなどはない。
こういった溶接部からモレてくることがよくあるのですが(にしやんのマルニはそうだった)、これはまだないね。
さて、問題のコンデンサー・・・・。
うわ~~・・・けっこうヤレてる~
固定金具をはずし、取り外そうにも、赤いファンがジャマ。
取りはずして
ようやっとコンデンサーが取れる。
各部はかなりさびて、上下のフィンがとれてしまっている。
まぁ、穴あきは無いと思われる。(水につけて加圧してみないとなんともわからないが。)
これでは冷却効果が若干落ちてクーラーも冷えないだろうが・・・使えないことは・・・ない。
うん、40年もたてばこうなるか。このフインは何でくっついていたのだろうか?ハンダ?接着剤?
コンデンサーの向こうにあったのは、電動ファン。
ステーでなかなかの取り付け法。(笑)
取りはずし。
ちいっさいな~!ハネも4枚か・・・・ 当時モンのファンだろうね。
コンデンサ自体が小さいから、こんなもんか。直径8インチといったところ。
現代の汎用電動ファンの7インチをダブルで2個付けしてもいいかなって思った。
こういうヤツね。
とはいえ、それなりに風は起こるわけで・・・。
キドニーグリルもはずしたBMW1502.
ウォーターポンプは銀色に光り、割とあたらしい。
だいぶ前部がさびしくなったエンジンルーム。
コンプやコンデンサーの補修に入ります。
BMW1502 ブレーキフルード交換 ― 2017年08月19日 14時44分12秒
ブレーキフルードが相当に汚れていました。
これは4年は交換していないな・・・ということでブレーキフルードを交換します。
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まずはリザーバー内部の古いブレーキフルードをスポイドで抜きます。
この色合いでかなり古いとわかります。
ここで、クラッチのマスターシリンダーへ向かうゴムホースを交換します。
ガソリン用と思われる黒いホースが使われており、じんわりと汗をかいたようにフルードが染み出ていましたので、ブレーキフルード専用のゴムホース(水色のホース)に交換します。
ゴム質が違うんですよ。
はめるのがなかなかキツかったですが、交換おわり。
このあと配管内部のアワをホースに角度をつけてかたむけて抜きました。
次にブレーキパイプ、キャリパ内部のブレーキフルードをラクチンな重力式で交換します。
こぼれないように養生して・・・・
4輪のブリーダープラグをゆるめ、チューブをつないでこのようにガラスビンで受けます。
ブレーキフルードはぽたぽたと落ちてきます。
フロントの両キャリパーも。
さらに、クラッチのマスターシリンダーのブリーダープラグもゆるめて。
合計5箇所から「ブレーキフルードを重力で落とします」。
ブレーキペダルはいっさい踏みません。
時間はかかりますが、自分にはこの方式がのんびりしててあっています。
しばらく継ぎ足ししながらしていると、このように、色合いで古いブレーキフルードが押し出されたのがわかります。こうなれば、ブリーダープラグを締めておわりです。
あとは規定量までブレーキフルードを足して、完了です。

ブレーキフルードは合計1リットル使いました。実際の必要な量は0.5リットルでもいいと思いますが、この重力自然落下方法は量を使うのが欠点です。
ブレーキフルード交換は できれば2年に1回はしたい定期メンテ作業です。
BMW1502 クーラー修理5 コンデンサー補修 ― 2017年08月19日 15時04分26秒
さて、このヤレたコンデンサですが。
専門業者にコア交換の見積をとったら7万近くの見積がきた。
残念ながら、オーナーの予算オーバーだったのでキャンセル。
今ここにあるコンデンサにもうちょっとがんばってもらうことなりました。
なにはともあれ 取れたフィンをハリガネで補修。(笑)
配管に密着させるように・・・
肝心なのは、このコンデンサにガスモレの穴や腐食がないこと。
そこで、モレがないか、このさい確認することに。
適当なホースを接続し、水に沈め、エアで内圧をかける。
すえうと、ごらんのように、コンデンサ本体からエアが漏れはなく、問題ないことを確認。
40年選手のコンデンサ、もうちょっと、なんとかがんばってもらえそうです。
このあと乾燥させて、黒く再塗装しようと思いましたが、普通の自動車用塗料では逆に熱効率が落ちそうなのでやめました。こんなヤレたコンデンサにそこまでお金をかけなくてもということで。
何年かもたせて、15万お金をためて、レトロフィットキットを買いましょうね。
BMW1502 クーラー修理6 コンプレッサーばらし ― 2017年08月21日 22時32分44秒
BMW1502のACコンプをばらし、シャフトシールを取り出します。
アブラがベットリの原因はシャフトシールからオイルモレと見た。
シューと音が鳴ってクーラーから生ぬるい風しかでなくなったのはここか?
まず、黒い部分、電磁クラッチをはずします。
一家に一台、万能のチェーンバイスがまた活躍!
こういった「まわりもの」をつかむときはいつもコレ。
順次、はずしていきます
電磁クラッチ3点セット。 12Vで動作は確認済み。
フロント部は5本の長いボルトを緩めてはずすのみ。 ・・・で、こうなる。
フェルトシール(薄い金属板の押さえパーツあり)があったのでつまみ出す。
これは漏れたオイルを吸いきってアウトな状態なのだろうか。組み付けのときはオイルはしみこませないのだろううね・・・?いずれにしてもこれはアブラをとって再利用する。
このサークリップの下に見えるのがシャフトシールらしい。
取れた。(というか、裏側から棒で押し出した)
なるほど、こうなっているのか。
こういうものらしい。2つのピンク色のオーリングと、ミドリのカーボンシールでガスをシールしている。
イーベイで検索・・・・検索・・・
オーストラリアにあった。
送料込みで26.39オールトラリアドルをペイパルで支払い、早速購入。
到着は1週間後ぐらいかな?

それまでは、取り外したシャフトシールで組付けの練習でもしてようかな。
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