ブレーキ鳴き対策、シム追加2008年12月22日 22時03分18秒

ブレーキのシムはバックプレートともいい、ブレーキパッドの裏打ちの薄い金属板です。これがブレーキ鳴きの対策になるらしい。
調べてみたら、そのデザインや材質、枚数等で各社ブレーキ鳴きを押さえ込んでいるみたい。
うちのマルニに、ブレーキパッドのシムはなかったので、自作することにしました。

材質は、がらくたの電子レンジから切り取ったボンデ板(亜鉛めっき鋼板)、0.5mm。
パッドに抱きついて動かないように、ツメを作っておきました。
まずパッドの裏に銅粉入りの高粘度グリースであるスレッドコンパウンド(ねじの固着防止グリス)を塗ります。
銅の色。
ここに、1枚目の自作シムを押し付けてツメを曲げて固定。
その表面に、赤色の耐熱シリコンゴムであるディスクブレーキ
クワイエットを塗る。
さらに2枚目のシムを載せて、ストーブ暖めてクワイエットを固化させる。
最後にピストンの当たる箇所2カ所にスレッドコンパウンドを塗って完成。

取付は、キャリパーのピストンを押し戻しておいてから、パッドをキャリパーにセット。固定ピンを嵌めて完成。
さて試乗です。
近くの田んぼ道をぐ〜るぐる回ってブレーキを何度も踏む。
タッチはスポンジーになるかと思いきや、そんな感じもなく、違和感無く踏める。
で、しばらく走ると・・・・
キーーーーー!
で・・・、出た〜〜!
ああ、やっぱ駄目か!コッチが泣きたくなるよ!
やっぱり優しく踏んだときに、鳴きます。
もちろんそのまま踏み込めば、振動は押さえられるので、鳴きは止まりますが・・・
ちくしょーちくしょー!キーキーキー!
踏み具合で、鳴きの音質が変わるのがまた憎らしく。
も〜っ・・・
気分は暗く、天気もサイアクになってきました。

しか〜し、です。
そのうちに、鳴らなくなったんですよ。
まじで。
そ〜〜っと軽く踏んでも、静かに止まってくれます。
おおーーー!!
なんでなんで?
これは予想ですが、たぶん、シムの間に挟んだクワイエットのゴム成分が、パッドの熱で固まった、のではないかと。それで、鳴きが押さえられたと・・・。
逆に、パッドが熱くなったから、鳴らなくなった?
そんなことは・・・ないでしょう・・・

とにかく、一日乗っただけなので、まだなんとも言えません。
明日、明後日と乗って、鳴らなくなれば、鳴き止めの完了宣言をしたいです。

コメント

_ E12S ― 2009年02月25日 18時48分00秒

BMのブレーキの鳴きは、高速で多少ハードにブレーキングを繰り返すと、馴染んで鳴きがなくなると、CGの昔の記事に書いてありました。私はそれをやってから鳴かなくなりました。たまにBMらしく乗ってあげるのがよいのかもしれませんね。

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