ハンドルを切ると異音2008年12月18日 19時50分25秒

停止状態でのハンドル切り返しや、低速での歩道への段差乗り越え時などに、フロント下から、コクッ!という異音がするようになってきました。
同時に、ハンドルにコクン!と何かの硬い手ごたえが伝わります。そう、ヒトでいえば、関節が一瞬外れたような感じでしょうか。
車を走らせているときはハンドルも軽くなるのでこのようなことは起こりません。
停止して、重めのノンパワステのハンドルを左右に切ると、ある位置でコクン!と来る・・・こいつは・・・
ステアリングリンケージの関節、つまり、ボールジョイントと呼ばれる部品に寿命が来てアウトになってしまったのかも知れません。簡単に言えば、脱臼しているということかも。

そしてまた、休みの日にジャッキアップでございます。
(毎週車をジャッキアップして何かしてるんで、家族にも親戚にも近所にもあきれられています。ひとりだけ、妻は、昔からのことなので、もう慣れましたが・・・)

こういうものは目で見てはわかりません。
ボールジョイントは左右合わせて6箇所ほどありますが、一番怪しいのが、タイロッド・エンドと呼ばれる、タイヤを左右に動かす役目のロッドの両端のボールジョイントです。
車の下に潜って、タイヤをつけたままで、ハンドルを左右に小刻みに切る要領で、タイヤを激しくゆすってみます。
コクコクコク・・・
あ〜、やっぱりガタツキがある。どこか関節にガタがあるという証拠です。
ここで一番疑わしいボールジョイント部分を見つめながら、さらにゆする。
あった!
左フロントタイヤのタイロッドエンド、アウター側のボールジョイントが、ガクガクとゴムブーツ内で動いているのが見えます。普通は、こんなガタツキがあってはだめ。(車検ラインでも、タイヤを機械で揺すってリンケージのガタツキをチェックされます)
他の部分は、ガタツキもないので、ココが異音の原因と判断。

・・・はい、このボールジョイント、防塵用のゴムブーツのみを交換しただけで、再利用したものでした。・・・ついにその寿命が来たということです。ある意味、部品生命を全うしたといえるでしょう。
また買わなくてはならない部品がリストアップされました・・・
部品が届くまで、しばらくはこのままで大人しく乗っています。