BMW2002A 継続車検合格2024年11月14日 13時27分23秒

ヘッドライトバルブをLED化した2002A

リフレクタはtiiのアルミテープを貼ったものに換えてみた


冷却水やらエンジンオイルやらをチェックし いざ出発。
冷却水の量は冷間で
ラジエターの狭いしぼり口から液面まで1インチになるように(約2.5cm)


テスター屋に行って測ると、
1週間前にハロゲン+オリジナルリフレクタで100hCd(ヘクトカンデラ)だったのが(150hCd=15000Cd 以上でないとダメ)
LED+アルミテープ貼りリフレクタで543hCdとなった!
まだ光軸調整前に付き、判定はばつになってますが、
このあと調整してもらいOkとなった。


ちなみに光軸の調整は、2つのダイヤルを手で回して行う。
自分でもできるが、テスターがないと車検合格になるかどうかはわからない。


排ガスもまたチェック。
マルニの年式では COはMAXで4.5%、HCはMAXで1200ppmという基準。
CO 2.39%  、 HC244ppmに調整し 余裕で合格範囲内~。
 
この2002Aのキャブレターは WEBERの32/36 DGEV


車検ではアイドリング時の排ガス検査なので
アイドルミクスチャースクリュを回して調整することになる。
アイドリングが不安定にならない範囲で薄くなる方向(時計回し)に回し。
画像ではほぼ目いっぱいに右回しになっている 

画面中央のアイドリング調整ねじも調整し、排ガスのいいところをテスター屋で探る。
ちとアイドリングが下がりすぎてエンストしないか不安だが
車検ラインの間だけなんで。


このテスター屋のニキ達は いつも親身になっていろいろやってくれるなぁ。
毎回めんどくさいことをやってもらってるんでBOSSを差し入れた。^^




テスター屋を出て 陸運で書類を仕上げ(トナリのオジさんに色々聞かれました^^:)、
車検場で2ラウンドのラインにはいる前の最終チェック。


ラインに入ります。
先月からいろんな車を通して 今回でもう5回目だ。

15分後、一発合格!ヨーシ!
これでまた2年走れる。
50年選手ですが まだまだ現役で 遜色なく走れますよ~~
考えてみれば、マルニが良くできているからなんだね。



ガレージに帰ってから 車検合格の記念に 矢印のパーツを奢った。

オイルキャッチタンクだ。
アマゾンで2500円。


中はこうなっている。もちろん空っぽ。
付属の金タワシをブローバイガス(燃焼室を吹き抜けた高温ガス)が通過することで
ガスに含まれるオイルミストや水蒸気をタワシがキャッチし、
タンクの底に 水とオイルが混ざったモノを ため込んでいくのだ。
スティックつきなので ときどき抜いてみて ヘドロが溜まってないか確認をしてください。
そんなにすぐ溜まるものでもないが、
もしススティックの先に汚いものが付着していたら、下のタンクを外してヘドロを捨ててください。

エンジンのヘッドカバー部からから吸いだされたブローバイガスの流れ。
途中のキャッチタンクで よろしくないものをできるだけ取り除くわけだ。
このキャッチタンクがないと、ブローバイガスホースの途中に
水とオイルが混ざって乳化し、汚れたカスタードクリームみたいなヘドロになっていく。
これがキャブに吸い込まれて トラブルを起こすことになる。

BMW2002A ヘッドライトの片方が暗い2024年11月13日 19時49分03秒

2002Aの車検の前にテスター屋で指摘されたのが 左側ヘッドライトの暗さだ。
ハロゲンのままだが、合格ラインの7割ぐらいしか光量がでていないというl。
リフレクタの劣化が進んでいる・・・。



対処として、アルミテープを貼ったリフレクタがあったので
これに換えてみる。

実はこれ、預かっている2002tiiのものだ。
ちと アルミテープのシワが多いが。。。

ハロゲンライトを点灯。
やや散光気味か?

リフレクタにシェードの傘がないのが 影響してるんだろうか?




正面から見る。 散光しているかな~



テスタ―屋で計測。
前回の2割増しになったが 、まだ 合格ラインとはならなかった・・・

数値でいうと、150hCd(=15000Cd カンデラ)はほしいところが 124hCdしかないという。
光が散って 集中していないからかもしれない。
ちなみに光が集中しているように見える右側ライトは170hCdあるから合格ラインは超えている。
アルミテープリフレクタ作戦は失敗かぁ?
それともアルミテープをはがしてもういっかいキレイに貼りなおせば光が集中するようになるのか?

そんな研究時間はないので
LEDバルブに交換してみる。


装着したところ


ポン付けしただけではだめで、BMW2002のヘッドライトをLEDにするときは
配線を変更しないといけない。

古いヘッドライトリレーもばいばいする。(検査に関係ないロービームのリレーですが)
いろいろとやり方はあるんだろうが、にしやんはシンプルに
HiとLoそれぞれにリレーをかませて点灯させる。

2002ではLEDバルブをポン付にすると
メーター内のハイビームのインジケーターが点灯しなかったり
点灯しても不安点にチラついたりしてしまう。(配線の問題か)
この問題は自分のマルニのヘッドライトをLED化したときに悩んだところ。




また、ハイビームとロービームのきり替え操作のために、
多少の配線加工が必要になるのだ。
あ~めんどくせ~~


Lo/Hi切替レバーの根元にリミットスイッチを設けることで
物理的に切替のスイッチングをすることにした。
色々やり方はあるんだろうが、にしやんが思いついた方法。


はい、LED点灯!(ロービーム)切替も問題ない。^^


Hi/Lo切替の動画は こちら
ちゃんとメーター内の青いハイビーム・インジケータ(こちらもLEDバルブ化)も
しっかり点灯しています。



LEDハイビーム点灯ッ!!



検査はハイビームで行う。
さてテスト結果の数値はどうなるか?

BMW2002A リアブレーキ整備2024年11月10日 11時50分38秒

車検に向けた総合テストで指摘された事項

右のリアブレーキ。

左右で差が大きい。右リアブレーキの利きが弱い。
左右の総和で308。左右差で46の数値。
コレで車検が通らない可能性ありとのアドバイス。
この左右差でブレーキ検査に合格しないことが多いらしい。
何とかせにゃならん。


ガレージで整備します。
ブレーキドラムを外し・・・


まずはシューのスキマ調整。
裏側にある17ミリ調整ボルトを回して
(これが固着しているマルニの何と多い事よ!
メガネレンチかけられないので、硬いボルトをオープンエンドレンチで回すときなめないかと緊張します)


シューの穴にぴょこんと出ているでっぱりを
穴の外側にあてるように、偏心ボルトをどちらかに回す。

左右それぞれにあるので、左右ともに調整。
この調整でドラムとシューのスキマを最小限にしたい。
シューを外側に押し出しすぎると、今度はドラムがはまらなくなったり、
ブレーキの引きずりが起こるので注意。
現代車のドラムブレーキは自動でシューのスキマを調整してくれる機構があるんだけどね~
マルニは手動です。
シューは減っていくものなので、2年の車検ごとに、というよりは、走行距離管理(何キロ走ったか)でここのスキマ調整をしなければならないですね。 


そして本丸、ホイールシリンダーを外す。


あっ、固着してる。
もう、手で触っただけで分かるわ。
左右のピストンが固まって動かないもん。(もちろんブレーキの油圧では動くが、指では動かない)


なんとかピストンをまわしてねじってこじって分解。
シールに損傷ないレベルだが。

このシリンダーの内側に錆つきなどの段付きがあってスムーズにピストンが動かない。
余り車に乗らないでいると シリンダーの中の動きが渋くなってしまう傾向にあるね。
錆が出てきてしまうんだね。
せめて1週間に一度は乗ってあげて ここがさび付かないようにしたい
あるいは 毎日ブレーキだけを踏むか?


ホイールシリンダーは、もちろん、新品に交換。
ネット(パーツのパルカ)で購入、6000円しない。ヤフオク!で売ってる。

新品はもう、指でピストンをいじってるだけでスムースにぴょこぴょこ出入りする。
いじっているうちに、片側がピュンと勝手に飛び出しちゃうぐらいに。

新品の動きは こちらの動画

ラバーグリスを塗ってまた挿入し、組み込みます。

シュー機構を組み込み。
戻りスプリングを引っ張る。このツール必須。

そしてブレーキラインのエア抜きをします。
エア抜きでペダルを踏む際は、ブレーキドラムを装着するのをわすれちゃならないよ!
忘れたら、どんな悲惨なことになるか わかるよね?

いつもの スネークカメラでエアの抜け具合を見ながらの 一人エア抜き作業。
こいつは便利だよ。
しっかりエアも抜いて踏みごたえも出たので右リアはok^^
このあとホイールを組み込み。



ついでに 問題の無かった左側も このノリでやる。
やはり、ピストンの動きがスムースでないので メンテする。

動きが渋い場合は シリンダーの内壁を耐水ペーパー1500番で磨き。

内側の薄いサビなどを取りたいだけ。

内壁をぴかぴかにして洗浄。
ピストンのシールには損傷がないか確認したうえで
専用のブレーキグリス塗って組付け。
前よりは動きがスムーズになった。^^

ブレーキ組んで、ホイール組付け。トルク締め忘れずに。

う~ん リアタイヤ、寿命ですよ~。溝の中にもヒビが。


後輪はデフにつながってるので軽くは回らないですが
シューのスキマ調整後は、スキマを詰めすぎてドラムの引きずりがないかだけ、手で回して確認します。
もし引きずりがあれば、手ごたえで重く感じ、すぐにわかります。
はい、okですね。

そのほかの整備もして(後述します)
翌早朝、パトカーの先導のもと(笑)、テストランに出る。

ブレーキの踏みごたえ、かな~り改善した~!
踏み始めからじわぁ~ッと
踏んだら踏んだだけしっかり効くようになりました。^^
これはシューのスキマ調整が かなりきいていると思う。
ガレージにもどってからブレーキフルード漏れがないか、点検して 完了です。


左右差がなくなったかは、週明けにまたテスター屋で計測してもらいます。

→ 計測したところ、左右差は縮まり、(0にはなっていないが)、合格範囲になりました。^^

BMW2002A ブレーキディスク交換22024年11月09日 13時23分57秒

車検整備中で預かった2002A(オートマチック)。

ホイールベアリングの保護用のオイルシールがモノタロウから届きました。

古いものはこのように 変形しちゃっていましたのでシールプーラーで外します。

新しいものに交換です。オイルシール400円也。
下の画像の1番がオイルシールです。
黒くなっちゃった古いグリスも掃除しなきゃ

フロントのホイールルベアリングは2番と5番で 2個入っています。
2番のローラーベアリングを点検。
OKだったので 新しいグリス封入。

ではオイルシールを打ち込みます。

優しくツライチに。
純正のオイルシールは内径40,外径52,厚み7mmですが、日本に無いので
内径40,外径52,厚み8ミリで代用しましたが問題ありません。


ハブと新しいブレーキディスクをハブボルト4本で合体。
トルク66Nm。

シャフトに慎重に入れ、ハブナットを仮締め。


取り外すときは黄色→位置で合いマークをつけましたが
今回ハブナットをもう一コマすすめて赤矢印で固定しました。
コマ一つ分、締めこんだことになります。

ステン割ピンで緩み止め

ハブキャップ、キャリパーの取り付け。
ブレーキペダルも踏んで パッドが当たるかも確認。

ホイールをはめたら、ちゃんと問題なくスムースに手で回るか確認します。
異音もなし。


では公道に出て試走。
5,6回ブレーキを踏んたあとでこんな感じ。ディスク表面の防錆コーティングが剥けてきてます^^
もっと走り込んでブレーキを踏んでパッドとディスクの当たりを
馴染ませないといけない。

もうしばし走ります。

これぐらいになれば、パッドの当たりもでてきて
ブレーキングのタッチも良くなりました。^^
明らかに 交換前よりは、ブレーキ制動力が出ていると感じました!


実際、テスター屋に行って、ブレーキ制動力を測定してもらいましたが
じゅうぶんに車検合格ラインをクリアしていました。^^


しかし、リアブレーキの制動力に問題があることがテスターで判明。(ヘッドライト光量にも・・)
次はリアブレーキのメンテをしなければなりません(´;ω;`)。

BMW2002tii トランクルームのメタルワーク62024年11月07日 17時40分42秒

トランクルームのメタルワークも終盤

80cmの仕切板をプレス機で折り曲げ

溶接しました。


ジャッキを置いて

パネルをかぶせます。
うん、計測した通り、ばっちりですね。
ジャッキの高さが気になりましたが 上のパネルにも当たらずぴったりです。

ジャッキを固定する治具を溶接


このようにジャッキに穴があるので これで固定します。
M8の蝶ねじで固定すればいいでしょう。

スペアタイヤと燃料タンクを載せます

スペアタイヤの位置決めをしたら 固定治具を溶接

こちらも溶接で制作しましたタイヤの固定ナット

パネルを上に置いてみます・・・

ありゃ。
12ミリほどパネルが浮いちゃいました。

どうもこのスペアタイヤの高さがありすぎるようです。
パネルがタイヤに乗っかっちゃってます。

幅185ミリのタイヤだし・・・

扁平率70ということで、サイドの膨らみも大きいですね。

タイヤも50年前のものであることから、スペアタイヤを組み換えしなきゃならんです。
165/65R13あたりの安い中古タイヤを履かそうと思っています。

もう2,3 トランク周りでやることがありますので次回

アクアのリア修理22024年11月06日 07時55分00秒

連休中は配送業者も休みで
ようやくアクアのリアゲートが届きましたので取付。
マル印のところをボルト止めや配線/ホースの接続
チリ合わせも完了


ナンバーの封印を押さえつつ

裏側からマイナスドライバで回して入れます
ドライバをまっすぐに差すために
金ばさみで鋼板を多少切り込む必要がありました。


内張や水切シールをはめ込み、最後に電装品のチェック。
さらに雨天に試運転して水の侵入が無いか確認して完了です。

トヨタ系列のディーラーで新品に交換されて30万円取られるところを
リサイクルパーツの利用で合計5万円で修理出来ました。


お金が余ってるなら別だけど 何でもディーラーに頼んじゃダメだよ。

BMW2002A ブレーキディスク交換12024年11月05日 10時47分49秒

にしやんとこでレストアしたBMW2002Aの車検を頼まれた。

ブレーキの利きが悪いとのこと。
このマルニはうちでレストアしたもので、キャリパーのOHやブレーキライン交換、ブレーキホース交換、マスターシリンダー交換、パッドはDIXCELに交換までしてあるが、ブレーキディスクだけは交換していなかったのだ。
今回 未着手だった左右フロント ブレーキディスクを交換する。

だいぶ劣化しているね・・・見ただけで もう・・・

キャリパーを外したら クランプでピストンをめいっぱい押し戻しておく。
あとで厚いディスクに かぶせなきゃいかんからね

このとき押し戻されたブレーキフルードがリザーバーに若干戻るので
フルードが溢れてこないか 注意しておく。


ハブキャップを外し。はまってるだけ。

中はこうなっている。


ハブナットの頭にマーカーでペイントを入れ
ハブナットの頭と ハブのトップ間の 距離をノギスで測っておく。5.6ミリだった。
締め付けの際の参考値になるので外す前に計測しておくのだ。



ハブナットの回り止めの割ピンを抜いて ハブナットを外す。24ミリソケット。
というか、軽く 手で出回った・・・。

ディスクとハブは一体になっているので
ホイールベアリングとともに抜き取る。圧入されてはいない。


ホイールベアリング。(ローラーベアリングです)と特殊形状のワッシャ(図の6)

ローラーの当たり面(ベアリングのアウターレース)が荒れていないか、確認。
大丈夫だね。
もしここが荒れてたら、走行中にゴ~という異音が出るだろう。
そうなったらベアリングを交換するしかなくなる。

ちはみにハブは新品ででるものの、めっちゃ高いんだぞ!

シャフトも傷一つない いい状態。


BMWのマニュアル図解ではボールベアリングになっているが、実際は
ローラーベアリングである。



裏側にはオイルシールあり。
状態は問題なしってことで再使用。
中に詰めてある古いグリスを 指でかきだす。

ディスクを万力で固定し 8ミリHEXでハブボルトを4本緩める

するとハブとディスクが分離する


分離したディスクとハブ。

新しいブレーキディスクの登場

ワロスで買ったッス。


ついでにホイールベアリングもこのさい交換してしまう手もある。
しかし今回は異音も出ていないので再利用だ。


新しいブレーキディスクの厚みは10ミリであった
MIN TH 9.0mm と側面に刻印アリ。 「最低の厚み9.0mm」の意味。
THICKNESS(厚み)が9ミリを切るまでになったら 交換しなさいということ。

外したディスクは
・・・なんと7ミリ!
とっくの昔に限界に来ていたわけやな。どうりでブレーキの利きもイマイチなはず。

この差。どうよ?!
なんでここまでやせ細る?答え:50年たってるから。

新ディスクにハブをハブボルト4本で結合する。

ハブボルトの締め付けトルクは66Nm

中に新しいグリスをつめる。

取付準備OK。そっと挿入し、ワッシャーを入れ、ハブナットを締める。


はい 今日の一番大事なとこ~
ハブナットは締めこみすぎるとベアリングに負担がかかってフリクションが増すし、
緩いとガタが出てしまう。気を遣わなければいけない箇所。
外す前はナットの合いマークは黄色矢印の位置であったが、
少々ゆるいかな?とにしやんのゴーストが告げたので 割ピンの入る穴位置も考慮しつつ
ハブナットのコマ一つ分だけしめこんで、赤い位置で止めることにした。

この締め付け位置で
ハブとディスクを手でまわしてみて スムーズに回るか確認。
異音や振動もない。周りもスムーズ。OK!

新しいステンレス製割ピンでゆるみ止めの固定。

要らんとは思うが ハブキャップ内にもグリスいれて はめ込み。


ブレーキキャリパーを取り付けたら、ブレーキペダルを何度も踏み込んで
ブレーキパッドとディスク面がしっかり当たることを確認。


ホイールを取り付けたあとも、
手でまわしたり タイヤをもって思いっきりゆすったりしてガタや異常がないか
よくよく確認することだ。
前輪は 車検時下回り検査で思いっきり機械でゆすぶられて
ガタがないかを検査官が確認するからだ。
パッドがディスクに触れるか触れないかの位置にあるので、
タイヤを回すと シャーとかすかに接触で擦れる音がする。これでOK


左側、終了。
ゆっくり丁寧にやって2時間というところ。


右側にうつる。
一回やっていると スピードアップするものだ。

ここで、ハブのオイルシールに問題発見!
オイルシールに変形アリ。幸いハブには損傷はない。グリス漏れはわずかだった。
最初からこうだったみたい・・・BMWのファクトリーで組付けの圧入時にミスったのかな?
今日の作業はここで中断となる。


パソコンからモノタロウで適合するオイルシール(内径40 外径52 厚み8mm(本来は7mm))を1個オーダー入れ。
明日には届くであろう。
助かる~モノタローちゃん^^。
モノタロウで買うには、確か個人ではだめで 屋号が必要だよ。
にしやんは「BMHouse」という屋号だ。将来はDIYで一軒家を建てることもしたいと思っているので「ナントカ・ハウス」というのにしたかった。

アクアのリア修理12024年11月02日 13時54分25秒

母親のくるま、初期型アクアの修理。
うしろをすこしコッツンコしたらしく・・・
樹脂バンパーの変形と リアゲートの一部がへこんじゃった。


トヨタのディーラーにもっていって見積もってもろたら
30万円かかる
といわれたそうだ。
まぁ・・・そうだろうな。
そこで 息子であるにしやんに相談してきたわけだ。

話を聞くと、親父の軽トラとコッツンコしたらしく(笑)
検分して、30万円もかかるなら、このまま直さずに乗ってたら?と進言したが
やはり自分の車、直したいようである。

ここは親孝行ということで、修理を請け負った。
ヤフオク!で中古部品が売っているので リアバンパーとリアゲートを交換してあげることにした。
ヤフオク!を見たらら同色の中古品、送料入れても5万円で両方揃いそうである。
こういうときは 国産の大衆車は 助かる。

母親からGOサインが出たので商品を落札。
三連休のうちに直す。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まずはバンパー外し。
下側のクリップをいくつか外し、両側のT30トルクスボルトを2つ外すだけ。
小学生でも外せるだろう。

問題は、ナンバーのつけ換えである。
指さしてる「ナンバーの封印」を破らずに ナンバープレートを新しいリアゲートに移植したい。


リアゲートの内張を外したら、ボルトの先が見える。

ここにカナノコで刻みを入れる。

その刻みにマイナスドライバ入れて回せば・・・

はい、封印を破らず 外せました。
つけるときは逆手順だ。
封印破ると 仮ナンバー取って陸運に行って
再封印手続きとなるので めんどいのだ。



配線カプラとリアウオッシャーのチューブを外して


ゲートのダンパー2本外して取付ボルト4本外せば リアゲートは取れる。



外は大雨でも カーポートがあれば 修理は大丈夫^^


この際 もう スタッドレスタイヤに交換しちまえー。
1か月もしないうちに タイヤ換えて~と言ってくるはずだから。

バンパーの取り付けはクリップを差すだけ。
ガンプラを組み立てるよりは よっぽど簡単。

秋の夜長に組上げた1/100スケールの40周年記念のガンプラ
MGEX ガンダムユニコーン よりは はるかに簡単。
うおおおおおーーーーデストロイモードーーーー!


リアパンパ 交換後

リアゲートは明日あたりに届く。
今日はここまで。




BMW2002tii トランクルームのメタルワーク52024年11月01日 12時46分13秒

左側の後輪 タイヤハウスで
こまごまと錆穴の補修をします



内側から見た溶接補修跡

タイヤハウス内に錆穴をまた発見

塞ぎます

トランク内側の ここですね



隙間のあったこちらも塞ぐ



燃料フィルターの位置を決め 取付金具を溶接。


燃料ポンプとセパレートして 設置することにしました
 
ガソリンの流れ。ここからエンジンルームに向かいます。



トランク内に戻り
ここの部分を塞ぎます。





今日はここまで。

BMW2002tii マルニの専用車載ジャッキ2024年10月31日 17時58分14秒

マルニのトランク内には
13インチのスペアタイヤと車載ジャッキがフロアに固定されている。
この画像は昨年ウチでレストア完了した2002Aのトランク内の画像。
路上で万が一タイヤ交換をする場合に備えて いろいろ積んでおいた。


で、車載ジャッキを固定するのがこのねじ山。
これを フロアに溶接する必要がある。

2002専用の車載ジャッキは このように 固定されるので
まずは、このジャッキを用意しなければならない。
しかしながら、レストア中の2002tiiには
この車載ジャッキが無かった・・・。

ヤフオク!などでも探しているが これがなかなか出てこない。

で、この安い635CSi用のジャッキを使うことにして 先日、落札した。


上が635用、下が2002用。
問題なのはボディにあてる部分の形状が違うことだ。

2002のジャッキアップポイントは 4か所あり
このようになっている

専用ジャッキは、しっかりはまり込む形状だ

そこで、635用の車載ジャッキを2002用に改造する。
ボディにあてる部分をカット。

そこに鉄片を溶接。
しっかりと。
ついでに他の部分の補強溶接も。

これで2002に使えるようになった。
(2002にしか 使えないともいえるが)

ここにあてて、ハンドルを回すのみ。
635用なので対荷重も800kgと十分な能力。


防錆塗装して 乾燥させる。
2002オリジナルの車載ジャッキと比較。
よっぽど、しっかりしてるものが出来た^^


にしやんは初代BMWX5(もちろん中古だよ)に乗っていた時に 
高速道路走行中に後輪がパンクした経験があり、
緊急ダイヤル#9910をコールし車線の安全確保をしていただいたうえで、
路上で自分でタイヤ交換をして難を逃れたことがある。
こういった経験から スペアタイヤ関係はいつも気を使っているのだ。


万が一ということもあるから
しっかりと 万が一に備えておきたい。
特に、スペアタイヤの空気がすっかり抜けてしまっていることがあるから、
ガソリン給油時に ついでに空気圧力を補充するなど なるべくチェックしておいた方がいい。