地元の2002tii整備17 冷却水エア抜き2025年03月16日 19時24分01秒

エンジンを始動する前に 点火プラグのチェックだ。

NGKのBP5ES。

4本ともギャップが0.8mmを超えていたのでやや開きぎみか。
0.65mmに修正。

気になる汚れや傷みもないので これで組むが
プラグホールの根元に ヘッドカバーから垂れたオイルが
少々溜まっているようだ。


丸棒に紙ウエスを巻いて プラグホールに突っ込み、
溜まったオイルを掃除した。

点火プラグのトルク締め。

では ラジエターに自作ファンネルを装着し
冷却水を満たしていく。

バッテリをつないで、エンジン始動。
ガソリンホースを外していたので、クランキングが長くかかったが
ちゃんと始動。
気温6度。コールドスタートが効いて 始動はじめは1200rpm。
いいぞ。
コールドスタートシステムはちゃんと稼働していると思われる。


エア抜き中。


排気管が熱くなってくると
ねじなどにつけたスレッドコンパウンドの脂分が
煙となって立ち上る。


手を入れた各所から油の煙がでて ガレージ内はやや白くけぶり気味。
想定内の出来事。
やがて煙は出なくなる。


始動から9分後。
水温計もブルーゾーンを超えてきた。
水温60度を超えたあたりか。


ウォームアップレギュレータもちゃんと稼働している。
水温の上昇とともにリフトしてきて、インジェクションポンプの燃料増量レバーを
解除しつつある。赤い部分のようにストッパーが接すれば、燃料の増量は終了である。
ブルーゾーンを超えたあたりでWURの仕事は終わりとなるようだ。


あとはヒーターコアにクーラントが通ればOKですが
これはアイドリングだけではなかなか満たされない。
エンジン回転を3000rpmに上げ そのまま6~7分エンジンを回す。

ようやく暖かい風が出てきた。
ヒーターコアにクーラントが満たされた。

空調温度操作レバーを  WARMから KALT(cold)位置にしてみる。
吹き出す風が ちゃんと冷風に切り替わったから、ヒーターバルブはちゃんと仕事していることになる。

このころには 水温計も水平ちかくの位置になり
サーモスタットの開く80度といったところか。
アイドリングは900rpmで安定している。


ただし排気ガスはこのように薄黒い。
あたりは排ガス臭いし 目が痛くなる。
このにおい、相当なHCガスが出ている。
シャッターを全開し、アルミパイプで排ガスをガレージ外に導き出しておかないと
ガレージ内は恐ろしい毒ガス室になってしまうだろう。
映画「イコライザー」のような排ガスの拷問はゴメンだ!(あの車はJAGUARだったか)

インジェクションの空気と燃料のMIXの割合(空燃比)の調整をしなければならない。
点火時期調整なども絡んでくるので 一筋縄ではいかない複雑な調整だ。


エア抜きも終わったようだから、さいご、アイドリングのまま
各部 クーラントの漏れが無いか点検。

大丈夫だね^^

ヒーターバルブも いまのところ 漏れなし^^

と、喜んでいたら、いきなりのエンスト!

ストン!と勝手にエンジンが止まりやがった!

なに~~~~!!
なんでだ~~~~~???

いや~~な予感。

すわ点火系統のトラブルかと思いデスビキャップを開けても異常なし。
プラグに火花が飛んでいるかどうかのスパークテストはしていないが・・・。
もしやと思いインジェクションポンプの古い駆動ベルトを確認するも、切れていない。
エンジンの再始動を試みる。
スターターは元気に回るも、初爆が無い・・・・。

ここにきてエンストかよ??
どうしちまったんだ、オマエ??
はぁ~~~~

まぁ・・・・原因究明は明日にする。

とりあえず今日は エア抜きができたから良しとしよう。

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