自分のマルニ クーラーガスチャージ完了 ― 2024年07月02日 13時46分03秒
漏れ出たコンプオイル(PAG)のチャージ。
拭いてしみこんだウエスの重さを測ると 60gは出てた。
もともと出荷時でコンプ内に80mlほどは入っているらしい。
問題の高圧側のコンプへの接続。
選定したオーリングと、緩み止めに3Mのねじロック塗り、
漏れ防止にナイログを使用。 慎重かつ確実に締める
低圧側も同様に。
ねじロックはこれまで使っていなかったが、今回から使うことにした。
ネットの動画でプロが使っているのを見たのと、
配管接続の取外しの時に このナットがことのほか簡単に緩んでしまうなぁという印象から。
配管の締め付け完了、ホースなどに遮熱処理。
ねじロックなどの硬化を一晩待って真空引き。
24時間放置したが 針が振れなかったので 配管に漏れ箇所はなしと判断。
クーラーONにして 低圧側から吸わせます。
ガスチャージ開始。
ときどきぬるま湯にちょんちょんとつけながら 気化を促す
周囲温度27度。
200g1本と半分ぐらいを吸わせて 表にあるとおりの適正値になった。
ガスは330g程度は入った
レシーバドライヤーのサイトグラスから
液化したガスがあぶくと混じって見えます。
今回 接続部からは漏れなし。他も大丈夫。^^
吹き出し温度も これだけ冷えればいいでしょう。
走りだせば もっと冷えるはず
あとはアイドルアップ装置の微調整。
コンプレッサーが回りだすと ベルト駆動の負荷でエンジン回転数が150rpmほど落ちる感じ。
これを補うため クーラーONにすれば 200回転ほどアイドルアップするように調整。
あとは実際に乗りながら微調整する。
以上で後付けクーラー取付は完了です。
あとはガスが漏れないことと 白い粉を吹かないことを祈る。
自分のマルニ 車検取得 ― 2024年07月09日 21時25分20秒
仮ナンバーを付けて 今日は中古車新規登録のユーザー車検です。



自賠責、車庫証明、印鑑証明書もとり、ユーザー車検も予約しました。
陸運へGO.
あ~この暑さ では クーラーありがたい~
テスター屋でフルコースチェック。3500円。
光軸と排ガス濃度を調整。CO3.5ppm HC800ppmぐらい。
陸運で書類を書きます。
これから検査ラインに入ります。

テスター屋では難なくクリアしたブレーキテストですが、
陸運の検査場でのブレーキテスト、タイヤが濡れててテスターで×になりっぱなしでしたが
制動力は出ているとのことで合格にしてもらいました。
排ガス(旧ボタン押し)、サイドスリップ、スピードメーター、ヘッドライト上向き、
下回りも問題なく、車検合格!

ナンバーも封印をもらい、実に8年ぶりの公道復帰を果たしました^^

このナンバーは1週間後に希望ナンバーに変更となります。^^
まだ少し やり残した整備がある。
アイドリングでエンジンがぶれるので エンジンマウントを交換しなくちゃ。
BMW2002ttii メタルワーク13 運転席フロアパネル ― 2024年07月13日 13時20分34秒
BMW2002tii メタルワーク14フロアパネル溶接、リアパネル叩き ― 2024年07月14日 14時03分25秒
フロアパネル、溶接していきます
スポットシーラーを塗りこんで
乾かないうちに溶接開始
他の辺も溶接
内側からも重ね部分に溶接
運転席側は アクセルペダルの取り付け基部をと溶接でつける必要あり。
(旧パネルから取り外したもの)
ペダルボックスとの位置を確認してから溶接ですね。
でもこれはちと再生が必要。あるいは作りお直すか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
リアのフロアパネル。
車外から押されて 内側に盛りあがっちゃっています。
防振シートをタガネではがしました。
フロア下にあて木をかませて ハンマーで叩き出してみます
おう~ 叩けばけっこう戻っていきますね。
おおまかに叩き終わり
ボコボコな部分は ドリーを当てながら細かく叩いていくつもり。
本来のふくらみに近く戻しました。
ちなみに自分のマルニを見ても リアのフロアパネルはこれぐらいにふくらんでいます。
オーナーさんとこのあたりは張替えようか?と話していましたが
ハンマーで叩いて 戻していけばいいですね。
左側も叩いて直していきましょう。
自分のマルニ スピードメーターが暴れる! ― 2024年07月17日 23時57分30秒
自分のマルニで希望ナンバーを取りに行った帰路の運転中。
カーブで段差を乗り越えてちょっとバンプしたあと、
いきなりスピードメーターが暴れだした!
暴れだす、というのはどんな感じかと例えていうと、
IKKOの「どんだけ~!」のひとさし指の動きを想像していただくとよい。
50キロぐらいで走っているのに、スピードメーターの針が80キロあたりをビクビクと暴れるように指している。
そしてメーターのあたりからは シュリシュリ~という何かがこすれる音か微かにする。
そのまま高速道路に乗ってしまったものだから、時速100kmあたりでは
メーター針は160kmぐらいを差したりしちゃって まったく安定しない。
車を停止しても、0には戻らず、適当なところでひっかかって止まっている。。。
という症状。
(他のマルニでも こういうことは起こっているのだろうか?)
ガレージに戻って さっそく、修理である。
同じように修理してみる。
メーターの外しかた
1 ハンドルを外す(22ミリソケット必要 モンキーレンチでも可能)
2 メーターの裏に手を入れて、スピードメーターケーブルを外す
3 メータークラスタを固定する2つのローレットナットを外す
4 メータークラスターを引っ張り出し、タコメーターのにつながる黒配線と、12ピンソケットを外す。
あとは、メーター裏の照明配線を外し、6mmナットを外せばよい(タコメーター、スピードメーターの順に外す)
スピードメーターの裏にある 22ミリ固定リングナットを外す
このように外れる
矢印のマイナスねじを外し
トリップメーターのリンクロッドは外してしまう
このように外し、
スピードメーターケーブルにつながる磁石盤と 針につながるドラッグドラムを分離。
磁石盤がケーブルによって回転すると磁力が発生し、鉄製のドラッグドラムが回りだすという仕組み。
この二つは、本来、接触することはないものだが、
ドラッグドラムに高速回転する磁石盤がかすかに接触して 針を暴れさせていたわけだ。
針が暴れるときは ここのスキマが大きくなっている
なんでこうなっているかというと、
磁石盤がドラッグドラム側に数ミリ移動して擦れてしまっているからだ。
クリアランスが詰まって ドラッグドラムに接触してしまう。
直し方は、磁石盤を押し込むだけ。
クッと手ごたえがあり1~2ミリ入り込む。
うちのマルニは このはめあいが緩いのだろうか?
しっかりはまれば このスキマが詰まる。
ドリルでメーターを回し、引っ掛かりが無いか確認。
正常になりました。
組付けて完了
もともとの原因は何でしょうか?
急カーブで車がバンプしたときにミッションが大きく揺れて
それに伴いスピードメーターケーブルが暴れて 一瞬ぐっとケーブルが引っ張られたからではないかと想像。引っ張られたときに、磁石盤とのクリアランスが詰まってしまった。。。と想像。
じゃ なんで ケーブルが暴れるかというと、つながっているミッションが大きく動くから。
ミッションはミッションマウントで固定されているが、エンジンやプロペラシャフトともつながっている。
エンジンマウントはエンジンのアイドリング時での振動が大きめという事で
先日交換したばかり。
交換後でも まだエンジン振れ気味だった・・・
なんでかな~~??
ミッションマウントは交換していないが 切れてはいない。
でも念のため 交換したほうがいいかも。
だが!
プロペラシャフトの中間にあるセンターベアリングサポートのゴムが半分切れていた!
これではプロペラシャフトが カーブなどでは大きく振れるのではないか。
これのせいでミッションしいてはエンジンも 振動しやすくなるのかもしれない。
走行中に変な振動は無かったので 気づかなかった。
プロペラシャフトを取り外したら センターベアリングのゴムは すぐ ちぎれてしまった・・・
12年の経年劣化である。
ベアリングもスムーズに回らず わずかにゴロゴロしている感じだ。
走行中に車速に伴うかすかな異音が車体下から聞こえるのも これのせいかもしれない
センターベアリングを交換したら 少しはミッションも振れなくなるかもしれない
・・・と期待を抱き パーツ待ち中。
アシ車ダイハツMOVE(L175S)エンジンチェックランプ点灯 ― 2024年07月18日 09時00分26秒
アシ車のダイハツムーヴ L175S 、エンジンチェックランプが点灯。
アイドリングが不安定になるなんてことはなく、普通に走れてしまう。
手持ちのスキャンツールでOBD2診断を試みるが、通信不成立。
ダイハツ車は対応していないらしい・・・。
色々調べると O2センサーの断線かもしれないと思い修理を試みる
フロント側のO2センサーを外す。(触媒のリア側にもあるが今回はフロント側だけを交換)
O2センサー脱着用の専用ソケットが 売られている。
O2センサー脱着用の専用ソケット(KTC製)と
ヤフオク!で落とした中古の02センサー(緑色コードのもの)
うっく・・・形状が違うのを買っちまった。
外してから買えばよかった・・・
まぁ カプラ形状が一緒だし 同じ型式のムーヴから外したものというからいいだろう
だめなO2センサをテスターで調べる。
O2センサーはヒーター線とセンサー線の合計4本のコードがある。
テストしてみると、4本のうち いずれにも導通が無い。
買ったものは、黒と黒の間に導通があった。
品番が違うが、このまま取り付けて いったんエンジンをかける。
ちゃんとエンジンはかかり アイドリングも安定しているが、
エンジンチェックランプは消えず。
う~ん メモリされたエラーをリセットする必要があるな~。
リセット方法は、バッテリのマイナスを外し、しばらく放置するらしい。
ついでにヒューズボックス内の[EFI}と書かれたエンジンコンピュータ関係の15Aミニヒューズも外しておいた。
1時間後に元に戻し、エンジンをかけると!
ちゃんと エンジンチェックランプは消えていました^^
よかったよかった。
BMW2002tii メタルワーク15 ― 2024年07月22日 13時06分24秒
アッツイけど 作業を進めます
カットしたフレームの中。
錆があります
錆転換剤サビキラーを塗りこめます。
延長した筆を突っ込んで塗りこめます。
奥まったところまで塗れました
今回 ネットの鋼材屋さん 横山テクノで 購入した角パイプ 40*60*t2.3mm
60cmで送料込み3500円
これで 朽ちたパイプフレームを作り直します
ここはがっちりつけるため 200V仕様のアーク溶接(手棒)で溶接
角度を慎重に決めながら 角パイプをつぎ足し溶接
溶接時の長袖ツナギ あつい!
気温35度!! ホンマにやばい暑さ。
やっぱ休憩は これだべ~
梅干しとスイカ
今日はここまでかな~ 3時間やったら この暑さでは 限界です
明日はフロア下のサポートフレームとのつなぎ作業か。
そして、エンジンルーム側壁の 溶接つぎ足し、かな。
熱中症にならないよう ぼちぼちと やりますわ~
自分のマルニ センターベアリング交換 ― 2024年07月23日 14時48分56秒
自分のマルニ、センターベアリングが届いたので交換します。
パーツのパルカで送料込み7700円。
プロペラシャフトに合いマークをつけてから
プロペラシャフトの前半分を外します。
前後をつなぐこのリングナットを外すのに薄めの24mmのメガネレンチが必要です。
古いセンターベアリングを叩き外します
ミッション後端のフランジに取り付ける
フレックスディスクもこの際、交換。新しいセンターベアリング
ベアリングのインナーレースを 特殊工具で優しくたたいて奥まで入れます
合いマーク(黄色ライン)の通りに組み
24mmリングナットを締めこんで センターベアリングを固定
センターベアリングを4㎜程フロント側に移動させて固定することで
ゴムに張りを持たせます。
これをしないと 運転中に特定の回転域でプロペラシャフトが ぶれることがあります。
交換完了
マフラ―を取り付けて完了です。
マフラーを支持するブラケットのゴムブッシュも交換しときました。
マフラーエンドに追加したマフラーカッッター
エンジンかけてみましたが アイドリング時のエンジンの振れは相変わらずで変化なし・・・。
どうもマウント関係ではないみたい。原因はキャブレターかもしれないな・・・。
BMW2002tii メタルワーク16 リアフロア叩き完了 ― 2024年07月24日 13時55分56秒
預かっているBMW2002tiiのレストア
パイプフレーム内のごみを飛ばし
パイプ内の塗装前の脱脂します
奥まったところは延長棒の先にパーツクリーナーをしみこませたウエスをつけてキレいに。
錆止め塗料と延長した筆
パイプの中を塗ります 溶接した箇所も中から塗装
フロア下に続くサポート部分の合わせ作業
このあたりも あとで補強溶接して閉じることになります
錆止め塗料を塗って 明日溶接します
リアのフロアの 古い防振材はがし
盛りあがって変形してた リアのフロアを板金ハンマーで叩いて 元のかたちに整形します
叩き終わり。カンタン。
これで左右の後部座席側のフロアが 元に戻りました^^
車体下は本来の盛り上がりに^^
あとは細かい錆穴あきなどを補修となります。
BMW2002tii メタルワーク17 パイプフレーム完成 ― 2024年07月25日 14時05分36秒
エンジンルームのパイププフレームから
フロア下に伸びるフロアサポート部分の溶接。
3か所ほど点付けして 仮付けの位置決め
フロア下に開けておいた穴からスポット溶接します
穴は2.7mm
ノンガス半自動による スポット溶接おわり
フロア下からも 点付けの隅肉溶接で補強
異形パイプフレームのつなぎ目を つなぎ合わせなくては。
型紙どりします
型紙から鉄板を切り出し あててみてサイズ微調整
そして溶接作業。
溶接痕をディスクグラインダで研磨したあとで 錆止め塗装して完了
運転席側パイプフレーム 内側からみたところ
ボロボロだったメイン・パイプフレーム、再生できました^^
あとは細かい穴あき部分を 1mm厚の鋼板で溶接し閉じていくだけです。
助手席側のフレーム やりのこしていた穴空き箇所も塞ぎます
型紙→鉄板切り出し→溶接→研磨→錆止め塗装
フロア下のスポット溶接痕にも錆止め塗装
昨日板金で叩き出したリアシート側のフロアにも
錆止めを塗りました。
今後フロアには 防振・防音のため ブチルゴムを素材としたシートを張ることになります。
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