スピードメーターの修理2008年09月06日 22時33分34秒

その後もアナログ式機械式スピードメーターの仕組みを観察。なんとかスピードメーターの修理を試みます。
針の裏側にあるドラムと磁石円盤が擦れあっていた痕跡があったので、クリアランスがなかったことになる。これではまずい。
磁石円盤のほうの軸方向へのガタが2~3ミリと大きいと、スピードメーターケーブルを差し込んだときに押し込まれて、針ドラムに接触してしまうのではないか。
こりゃ磁石円盤のほうが怪しいぞ。

円盤はシャフトに圧入してあるだけと思うが・・・と、磁石円盤を指でぐっと押し込むと、クッ!とわずかだが奥へ入り込んだ。
むむっ!
今の押し込みでシャフトの軸方向のガタは1ミリ以下になった。回転もスムーズなので、オイオイ、これが正しい位置じゃないのか?
押し込めた1〜2ミリ分だけ、ドラムとの間にクリアランスができるわけだから、これで針ドラムと接触しないのではないか?!
おおっ、おおっ?希望が見えてきた!
こ~なりゃすぐ組み立てだ!

冷静に・・・磁石円盤の中心に針穴ほどの小さい穴が開いていますが、これはたぶん、針ドラム側の中心から少し出っ張っている細い針が嵌まる穴だろう。これでメーター針の回転の芯を出してるんでしょう。
注意してドラム針穴を磁石円盤に嵌め(見えないので手の感覚です)、2本のネジ止めで合体固定。
スピードメーターケーブルを差し込む部分を電動ドリルドライバのチャックにつないで回してみると・・・
おお〜〜っ!きちんとメーター針が動いてる!ドリルの回転数では45kmぐらいを指して一定です。回転を止めればすっとゼロ値に戻る。
ビンゴだぁ!直ったかも!?
まだ車載してもおらず試走もしていないですが、バネや磁石が狂っていない限り、機構的には問題ないはず・・・

原因は磁石円盤が正しい位置になかったことだったわけで、結果、針ドラムとのクリアランスがなくなってわずかに接触し、異常な針の動きとなっていたようです。
何でこうなったかはわかりませんが、スピードメーターケーブルを抜くときの力がかかってしまうと、シャフトがずれてこうなってしまうかもしれませんね?
直ったのが深夜なんで、今度車載して走行テストします。

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