スマートK エンジンOH7 ピストン組込み2015年08月31日 19時47分25秒

ピストンリングをはめます。まずはリングの点検を・・・
ねじったりすると、すぐにポキンと折れるので注意です。

表面はとても硬い処理がされ、油膜形成のために曲面になってるらしい・・・


こっちは下側でオイルをかきとるんかな。

適正なオイルの確保の役目。

さて
ピストンリングコンプレッサーでぐっと広げるのは、折れそうで怖い!
・・けど折れないんだな~・・・でも広げてるときは、いまにも折れそうでこわごわ。
リングコンプレッサーは、実際のリングサイズに合わせて、ツメの部分などを多少加工し、さっと入れやすくしておかないと、ピストン側面を傷つけちゃいますよ。
古いリングで何度も練習を・・・重要です。

トップリングとセカンドリングには上下があり、このマークがあるほうが上。
ゴエ!

リングは3セット分買いましたが、なぜか1個だけ、「GOETZE」でなく、「NE」というメーカーのものでした・・・。なぜそろえないPSFパーツ・・・ まあ、機能は一緒でしょう。
NEの場合は、ゴエでなく、Nのマークのあるほうが上・・・たぶん。(箱には記述なし)

合計5つあるリングの合い口の位置はこのようにキメました。

でけたぞ~ ゴエ!ゴエ!
え?
ピストンの茶色い汚れが残ってる? 
これでもだいぶ落としたんですよ。ガスケットはがしスプレーとかも使って。
じゅうぶんきれいでしょ?これ以上落とす気なし。1ヶ月も運転すりゃ、また黒くなるんだし。

つ-ことで、子メタルをはめます。

3つのピストンの重量あわせとか、しない。
レーシングカーじゃあるまいし、下駄車だからいいの。これで。

ピストンリングコンプレッサーという道具でリングをぎゅうと締め込み、ブロックに押し込む。

その前にシリンダー内にはオイルを塗ってね。
なんでも挿入しとうとするときは潤滑が大事(笑)

ここの位置決めを全周しっかりみておかないと、リングがひっかかってすんなり入らない。
以外に難しいですよ。

すべて収まるところに収まりました。

次はクランク入れて、ピストンに接続します。