BMW2002Aの燃料ポンプをチェック2020年10月14日 07時01分52秒

預かっているエンジンの調子の悪いBMW2002オートマチック。
燃料系統のチェックとして、燃料ポンプがちゃんとガソリンを送り出しているか?のチェックをしました。
キャブはすでにとっぱらって(OH中)、ペットボトルでガソリンを受けます。

動画リンク
「BMW2002A 燃料ポンプの稼働チェック」
https://youtu.be/w9MsD654WSc
(このアドレスを知っている人しか見れない限定公開です)
ちゃんとガソリンは送り出しています。

右手にイグニッションキー、左手に撮影デジカメを持っているので体制がきつかった・・・次回から動画はちゃんと三脚を用意して撮ります。

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マルニはシリンダーヘッドに組み付ける機械式燃料ポンプで、カムシャフトのカム山によって駆動されるダイアフラムによってガソリンを送り出してます。
けっこうドバッドバッと出てるもんなんですね。
40年以上たってもちゃんと問題なく稼働してるのって、ある意味すごい。


さて燃料ポンプは大丈夫だったので、(キャブはさておき)
次は点火系統をさらにチェックしていきます。
・良い混合気
・良い火花
・良い圧縮
それに、情熱。
この大原則!

BMW2002A 点火プラグのスパークテスト2020年10月14日 21時10分04秒

預かったBMW2002Aについていたイリジウムプラグのスパークテストを行いました。ちなみにプラグのカーボンなど付着物はブラシなどで掃除していません。

動画リンク
https://youtu.be/TYP5cJsd1g8
(このリンクのみ知っている方が見れる限定公開)

スパークの強い弱いはわかりませんが、(何にせよスパークしてればシリンダー内で混合気が爆発すると思いますけど)
ときどき火花が飛ばないときがあるのがわかると思います。
正常なスパークと比較しないと分かりにくいと思いますが、
安定して(連続して)火花が飛んでいないようですね。

エンジンがふけ上がらす不安定なのは、ど~も、
「失火」が原因みたいですね。

ちなみに、新品とはいえプラグコードが原因かもしれないと思い、
・プラグコード&デスビキャップ&ローターを自分のBMW2002のものと交換してテストしましたが
やはりスパークが不安定でした(失火しているときがある)。
動画リンク
https://youtu.be/XMM-Y43x08Y

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オーナーさんは、
「突然調子悪くなったんじゃなくて、だんだん調子が悪くなっていったんだよね・・・」
とおっしゃっていました。
T師匠もコメントされているように、カーボンがイリジウムプラグに付着していって徐々に失火するようになっていったのでしょうか・・・

さて次回はもうちょと点火系を突き詰めてみます。
・コードの抵抗値などを図って比較してみます。
・プラグ自体を交換してみます。(イリジウムプラグから普通のプラグに)
・ポイントを新品に交換してみます。
・コイルをうちのと交換してみます。
・最終的にはデスビ自体をうちのと交換してみます。

BMW2002A イリジウムプラグの状態2020年10月14日 21時51分47秒

エンジンがふけ上がらず調子の悪いBMW2002Aについていたプラグです。


くすぶってるよねぇ・・・・これでは失火しやすいのではないかな・??
プラグのくすぶりについてNGKのページ
その動画
とんがった先端の電極1点からスパークしているようですね。