BMW2002A エンジン快調になる2020年10月18日 20時03分56秒

今日はエンジンをかけてみますね。


その前に!燃料フィルターを装着。マグネット付きだよ。


では、エンジン始動!

あらかじめキャブ内にガソリンを送り込んであったから、一発でかかった!
今回はこれまでのような不安定さななく、ちゃんとスパーク飛んでよい混合気送られているから
エンジンも元気です!

動画リンク オートチョークがかかった状態でのキャブ状態。
https://youtu.be/_AT8EttnpPw

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ミクスチャースクリューの調節。
アイドリングのときの燃調を決めます。
左右に回してみて、エンジンの調子のがいいところをさぐります。
時計回しに締めこんでいくと濃くなり、逆は薄くなります。
その中間に調節。
本当は排ガステスターがあればいいんですが。(COとHCが計測できます。)


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アイドリングでなかなか1000回転以下にならないな~と思っていたら。
よくよくみると、リンクにがたがあった。
これがアイドリング回転数をあげてしまっていた。

動画リンク(リンクのがた)
https://youtu.be/VQA17mrpepc

アクセルロッドとキャブ側ロッドのかみ合いに1ミリ程度のがたがあり、
これがアイドル回転数をあげてしまっている。

そこでスプリングを応急的にかけてテンションをかけ、がたを解消した。

上側に引っ張ることでがたがなくなる。応急処置。
本当は横に突き出たロッドに何かブッシュをかぶせて、がたが無いようにしなければならない。
スプリングはチョークハウジングのねじに共締めで固定。
知人のマルニもアイドリングが500ほど高くなっていたので、やはり原因はがたで、この処置したなぁ。
この処置で、アイドル回転数はブレがなくなりました。

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エンジンをふかした時のキャブの様子!
ガソリンが霧化しているのが見えます。
また、加速ポンプも働いています。
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始動性のテスト。問題なしですね!

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アイドリングの排気音。黒い排気ガスも出ていない。

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エンジンも温まってチョークが解除されたら
これぐらいの回転数、800rpmぐらいに調節。

動画リンク アイドリング中のエンジン
https://youtu.be/jToI_3eA46I

エンジンの振れが大きいな・・・
エンジンマウントが切れているのか・・・?
そこで左右のエンジンマウントをチェック。
動画リンク 排気側のエンジンマウントは切れていないと思う・・・
https://youtu.be/He8eY7hi0gY

今後、車をリフトアップしてチェックですね。

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そのほか。
オートマチック車ということで、ATのシフトをRやD、Pに入れてみた。
入れた時のシフトショックがR,Dいずれも「ドン!」と大きい。
う~む、ATの整備も必要か・・・?
バルブボディぐらい開けてみたい気がする...ZF製の「3HP12」という3速ATミッションです。
70年代の設計で、時代もんです。

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いずれにしても、エンジン不調はこれで修理完了でっす。

次は!
エンジン降ろしにかかります。