子メタルとピストンリング、計測2008年01月22日 22時04分43秒

BMW2002エンジン腰下作業。
ピストンをブロックに入れる前に、新品コンロッドビッグエンドメタル(子メタル)を組んでオイルクリアランスをプラスチゲ−ジで測定しておこう。本当はマイクロメータとボアゲージで測りたいんだけど、このサイズのボアゲージが無く・・・。
子メタルはコンロッドにはめ込む時に結構「張り」があり、そのままぐいっと押し込むと擦れた端っこはガリリと削れてしまう。これは要注意だ〜。
プラスチゲージ置いて、コンロッドキャップを規定トルクで締めて、また外す。
ゲージ包装紙を当てて見ると、1〜4番ともに規定値内で安心。
2番はキャップを締める時にコンロッドがグルッと少し回ってしまいましたのでゲージをツブしてしまったかも知れないな・・・

新品ピストンリングのリング合い口隙間も測っておきました。
リングをシリンダー内にはめ込み、ピストンで下の方まで押し込む。リングがしゅう動しない所まで押し込んで、まずは計測。0.25~0.45mmの範囲内であるべきですが、0.45mmが入ってしまう所も。ん〜ここの場所でちょっと広いかな〜と思います。しゅう動する箇所ではもうちょっと広いのかなと計測するも、そんなにひどくなく、だいたい0.45~0.50mmほど。規定値のぎりぎりいっぱいといったところですが、取り外した古いリングの平均値0.7-0.8mmよりはだいぶマシになりましたですね。古いリングでは最大1.9mmが入った所もあったしな!(2007/11/01の記事参照)。少しは圧縮も上がるかな?!

ヨ〜シ、これら二つを計測したら、次はピストン挿入作業です。