BMW2002tii クランクシャフト取付2026年01月27日 11時10分55秒

エンジンブロックにクランクシャフトを入れます。

クランクシャフト、メインベアリング、エンドキャップ。


これは古いメインベアリング。
矢印の3つが問題あり


表面にコーティングされているホワイトメタルが剥離しつつある。


新しいメインベアリング。
正確にいえば「板ベアリング」だ。この曲面にオイルの薄膜が乗ることで
クランクシャフトの軸ががオイルに浮いた状態となり、スムーズに潤滑されて高速回転する。
それぞれの2つの穴は、オイルが高圧で噴き出てくる穴だ。


うち2個はスラストべアリングと言って 他のものと形状が違い
軸方向の動きを押さえる役目もある。


ではマニュアルに従って クランクシャフトを取り付ける。


メインベアリングはきれいにし、ブロック側の軸受けにはめ込む。

矢印の箇所(まんなか)には 先ほどのスラストベアリングを入れる


火入れ(最初のエンジン始動)の際の初期潤滑の為、アッセンブリ・ルブを塗る


エンドキャップにも、同様にメインベアリングをはめ込む

そしてアッセンブリ・ルブを塗布


クランクシャフトを メインベアリングの上に そっと載せる


載せました


エンドキャップをかぶせる。


2本のボルトで指定トルク62Nmで締め付け。
メインベアリングとクランクジャーナル(軸)の間にはほんの微かな隙間があるので、
しめつけても、クランクシャフトはちゃんと回るのだ。


これでOK! <<デコルテポーズ!<<


クランクシャフトは手で軽く回るはずだが、
いまは粘っこ~いアッセンブリ・ルブで潤滑しているので、手ごたえはやや重め。
でも ひっかかりなどなく、ちゃんとハンド・トルクで回ることを確認すること!
ここで軽く回らなきゃ、エンジン回らんからね!


リア側にオイルシールハウジングをはめる


オイルシール取り付けました。
リア側のクランクシャフト軸からのオイル漏れは これで起こらないはず。



以下2枚の画像は クランクシャフトを取り外す直前のものです。
ちょうど1年前か~
オイル管理が悪かったのか とにかくエンジンの中、真っ黒やったわ~~^^:



次はピストン&コンロッドの組み込み。

BMW2002tii オイルシール、ブロックにメクラ蓋打ち込み2026年01月26日 10時29分26秒

エンジンブロック、いわゆる「腰下」の作業に着手。


エンジンをばらした時の写真。
メクラ蓋に錆穴がある。中から錆が進行しているのだ。




ブロックに開くこれらの丸穴は、メクラ蓋の穴。
英語では フリーズ・プラグ(凍結のフタ)という。
シリンダーを取り巻くウォータージャケットの冷却水が万が一凍ってしまった場合、ブロック割ってしまうので、それに備えての安全策。

これが新品のメクラ蓋。8個必要。ワロスで購入。

サイズはちょっときついぐらいのもので、ハンマーで打ち込む。

水漏れしないように 液体ガスケットを周囲に塗っておく

打ち込み

カンカン!カン!カン!とガレージ内に打ち込みの音が響く。

ツライチまで打ち込み。OK!

排気側 4個

吸気側 3個

リア側に1個。
合計8個、シッカリ打ち込み。


打ち込み作業ついでに
クランクシャフトのリア・オイルシールも交換します


これも打ちこみ


ツライチまで うまく入りました。


フロントのロワー・カバーにもクランクシャフトのフロント側オイルシールの交換

ロワーカバーはタイミングチェーンをつけた後で
ここに取り付けることになります。
ロワーカバーは キャブ仕様のものと違い、2002tii独特の形状ですね。
インジェクションポンプがあるからですね。



ブロックを180度ひっくり返して、
次はクランクシャフトまわりの作業に入る。
メイン・ベアリングを交換し、クランクシャフトを取り付けることになる。



あ~もう!
空から降ってくる この白くて冷たい物体が 大大大嫌いだ!








BMW2002tii シリンダーヘッド完成2026年01月23日 14時05分33秒

またさらに積もりやがった・・・トータル40cmといったところか。
もういい加減にしてほしい。

シリンダーヘッドの仕上げ。
まずはバルブクリアランス調整。
カムを90度づつ回しながら 1,3,4,2番の順でクリランスを決めていく。

冷間時0.15mmで全部8か所を決めた。

オイルパイプの取り付け

デスビハウジングの洗浄

これから 取り付ける

ガスケットを載せた

油圧スイッチも新品に。

ボルトオンする際は、ここのボルトは注意ね。
ボルト穴がオイルラインに貫通しているので
必ずシールワッシャ―を使用する。でないと、ここからオイル漏れしてくるよ。


デスビはヤフオクで出品されていたIreland Engineering 製のBMW2002tii用の
程度のいいものをゲットしてあった。
しかもPertronix Ignitorがついており、点火系のフル・トランジスタ化ができる!
厄介なポイントとおさらばできる(ポイントレス化)!
オイルシール交換中・・・



デスビハウジングに挿入!
デスビキャップやローターも新品。


冷却水の通路、ディバイダ部分。
水温センサーは新品に。インジェクションの冷間時の最初の始動用燃料噴射量を決めるサーモタイムスイッチは再利用。これ、新品は出ますが、めっちゃ高価なので!
ディバイダの名のとおり、冷却水をラジエタ―方面、ウォーターポンプ方面、WUR(ウォームアップレギュレータ)方面へと分岐する箇所だ。



インテークポートを灯油で洗浄。
ポート内にこびりついたカーボンを こそげ取る!


古いガスケットの固着剥がし
あ~めんどい

こびりついたガスケットかすは 丁寧にオイルストーンで研磨


研磨後。
インジェクターの先っちょが見えるね。

機械式インジェクションポンプのインジェクター。
現代のように、電圧をかければ開いて噴射する電磁弁式インジェクターではない。
圧力のかかった燃料が来ると、先からピュッと噴射するというシンプルなものだ。
今回 取りはzすいたりばらしたりせす
このまま再使用する。
そもそも 新品が無い。


インテークポートに取り付けられたインジェクターが並ぶ。

ディバイダとともにインテークポート装着


排気側のエキマニと ヒートシールド


このエキマニも ヤフオクでtii用のものを 安くゲットしておいたものだ。


点火プラグも もちろん交換する。
NGKからBOSCHへ。


インテークマニホールドは、エンジンをボディに搭載してから取り付ける。


エキマニもエンジン搭載後にボルトオンする。
とりあえずこれでシリンダーヘッドはいったん、仕上がりとする。


次はエンジンブロック側の組み立てに入る。
クランクシャフトやオイルポンプ機構、そしてピストン&コンロッドを入れる。
そのあと、シリンダーヘッドと合体させ。
立春の頃には エンジン完成って 感じかな?





BMW2002tii シリンダーヘッドにカムシャフト取り付け2026年01月22日 12時42分58秒

この居座り大寒波で
まぁ~ それなりに振ったね、雪~

でもまぁこれぐらいなら問題なしです。W203でちょっと買い出し。
雪道でのアクセルワークをラフにすると めっちゃESP(メルセデスの姿勢制御デバイス)介入あります。
ESPがあると安心ですね~



さてBMW2002のシリンダーヘッドへの 
カムシャフト組み込みに必要な自作特殊工具、1年ぶりに
引っ張り出しました。


カムシャフトをこの穴に挿入して貫通させるのですが
上部にかぶさっているロッカーアームが邪魔をして
通せないんですよ。(手前のリテーナは取り外してから入れます)

そこで、特殊工具の出番。
ここの爪が ロッカーアームの端を押して、バルブをぐぐっと押し下げます



クランプをたくさん使って 特殊工具を数ミリ押しさげる。
ロッカーアーム8個を同時に押し下げることができます。


ロッカーアームの端を押し下げると、ロッカーアームのもう一方の端が上がるので
カムシャフトを何の抵抗もなしにすっと奥まで貫通させることができるようになりました。


カムシャフトの摺動部にアッセンブリ・ルブを塗布して

ヘッドにも。


カムシャフトの挿入。
もう、ラクラクです。


リテーナー。

リテーナーで
カムシャフトの位置を固定するとともに、ロッカーシャフトの抜け防止。

カムシャフトにタイミングチェーンのスプロケット(チェーンをかける歯車)を装着する


1ミリ鉄板で作ったスプロケ取付ボルトの緩み止め板。


カムシャフトの合いマークをTOP位置にします。


すると、1番カムがIN 、EXともに下を向きとなります。
1番IN EX ともに、バルブは閉まったまま。
これで基本となる1番圧縮上死点の状態になった。


これでクランプを外して特殊工具を外します


何個かのロッカーアームがカム山に載っています。


カムに乗った部分のバルブは開いています。


とりあえず今日はカムシャフトを入れただけなので
明日は バルブクリアランスの調整やや、その他の取り付け部品などの
仕上げを行います。


あとは灯油ストーブの修理タイムだぁ~

BMW2002tii シリンダーヘッドのロッカーアーム組み込み2026年01月21日 11時54分47秒

今日から エンジン組み立て編のはじまり。

1年前の冬、バルブを組んだところで終わっていた、BMW2002のシリンダーヘッド。
バルブステムシールも8個、新品に交換済みだ。これでオイル下がりの心配はない。

燃焼室側。
バルブの摺り合わせも 終わっています


今日はロッカーアームとシャフトを組み込みます。
周辺の部品もスラッジの洗浄済みで、油を塗って1年保管していました。


ロッカーアームはストーブの上で温めて少し膨張させて
シャフトに通しやすくします。


吸気側のシャフトからヘッドに入れて行きます。
ハンマーでシャフトの端をコンコン叩いて入れていくが、
シャフトが通る穴には赤い色したネバネバ液、アッセンブリ・ルブを筆塗りしておく。
やがてはエンジンオイルに溶けて混ざってしまう潤滑用の液体で、エンジンオーバーホール後の初期潤滑のために塗っておく。


シャフトを叩き入れつつ、適当なところでスプリング、ワッシャ、ロッカーアームを通していく


ロッカーアームの次は、リテーナーワッシャを入れ・・・

そのままシャフトを叩き込んで、1番シリンダを通過!
2番のスプリングなどを同様にシャフトに通していく。
このように4番まで慎重に組んでいく。


4番までシャフトを通したらシャフトの先がデスビハウジングまで到達する。
このシャフトの中は空洞になっていて、オイルポンプ→オイルフィルタ→エンジンブロック→シリンダヘッド→ロッカーシャフトへと圧送されてきたエンジンオイルの通り道となっている。サイドにも数個の小さい穴が開いていて、そこから噴き出したエンジンオイルが各部品をスポット的に潤滑している。
エンジンがかかると、矢印の方向にエンジンオイルが高圧で噴き出してくる

この高圧のエンジンオイルが 各部を潤滑しているので(油ですべらせている)
金属部品が高速でこすれあっていても、間に油の膜があるので焼き付くことがなく、動き続けるのだ。


ロッカーシャフトの穴から吹き出してきた高圧のエンジンオイルは
デスビハウジングにねじ込まれている油圧スイッチの先に流れ、圧力でスイッチを押し込む。
これこまでオイルが上がってくれば、エンジン全体に十分な油圧がかかっていると判断され、メーターの赤い油圧警告灯が消灯するしくみ。



最期に ロッカーアームをずらし、リテーナークリップを指定の位置にはめる。

手を放すと、ばねの力で、ロッカーアームの先が、
ちょうど、バルブの頭を押す位置にピタッと来るんだね。


シャフトの端は、リテーナーの5mm厚の板が嵌るキリカキというか、「ミゾ」がつくってがあるので
カムシャフトリテーナーがはまるように 美妙に位置調整をする。
カムシャフト・リテーナーとは カムシャフトが抜けてこないように
指定位置に「留めておく」ためのパーツ。
そういったパーツ全般を、一般的に「リテーナー」という。


これで吸気側の完成。

同様に 排気側のロッカーアームも入れていく。


ロッカーシャフトの叩き込みには抵抗があり、すんなりとは入っていかない。
ハンマで叩くときは、カムシャフトリテーナーの嵌る「ミゾ」をつぶさないように注意しながら
叩く場所を考えて慎重に叩く。これが難しい。
この作業をする前に、一晩ほど、シリンダヘッドをコタツなどに入れて30度ほどにあたためておくと、若干穴が熱で膨張して シャフトが叩き込みやすくなるだろうな~。



シャフトの叩き込みが終わったので
カムシャフト・リテーナーのはまりを確認。OK.
嵌りミゾ、潰れなくてよかった。(見てわかるが、上半分を叩いているのでそこが叩き込みでつぶれている。)


ロッカーアーム8個、入りました。
吸気側4個、排気側4個。SOHCエンジン。


ばらし工程での写真と比較。 ちょうど1年前か~。
ここ数年 真冬は いつもエンジンOHしているな~
このころはエンジン内部、スラッジで真っ黒でしたね~



次回は中央にカムシャフトを入れたいと思います。

BMW2002tii サイドブレーキ取付4 完了2026年01月17日 13時52分11秒

気温も0度近く低いながら ウレタン塗装も24時間で乾燥した。
硬化剤を入れる2液型塗料なので、化学反応で硬化するのである。

レバーの部品を組み込み、取り付ける。
(あ~。。。ニラレバ定食食べたい)


長期在庫の2002用サイドブレーキケーブルを使用する。
溶接したケーブルは断線がこわいので 使わないことにした。


いったんリアブレーキをばらし、ケーブル組み込み。
このあとリアブレーキ組み立て。


ケーブルの先端が出てきた。
お、今度はいい感じ!輪っか位置をずらした甲斐があった。
これならナットも楽に掛けられるな!


M6ナットをかけてねじ込んでいく。
手ごたえでドラムにシューが当たり始めるまでねじ込んでケーブルを張っていく。


そこからレバーを7~8ノッチ引いたところで サイドブレーキがガッチリと効くようにした。
実際は3ノッチあたりからサイドブレーキがじわじわ効き始める。
これならどんな急な坂道に駐車しても
クルマが ずり下がっていくなんてことはないだろう。


最期にM6のダブルナットでゆるみどめをする。
ダブルでゆるみどめをしないで1つのままだと 知らず知らずのうちに、ゆるんできてしまい、サイドブレーキの利きがおかしくなってしまう。
昨日から ダブルナットにこだわった理由はそのためだ。



これでばっちり。(レバーを7ノッチ引いた状態)
走り込んでいけば、シューはすり減って、ドラムの内側も摩耗してくるので だんだんシューとブレーキドラムのスキマが広がっていく。
車検のたびに、シューのスキマ調整をする必要がある。
通常はバックプレート裏の2個の17ミリ偏心コマを回してフットブレーキの調整をするが、
ここのケーブル調整ではサイドブレーキの利き具合(7ノッチ分)を調整することになる。



同時に、サイドブレーキを引いたときに点灯するライトのスイッチを取り付け。
矢印の先のスキマを調整してやる。
上の写真は、レバーをリリースしてるときの状態。


ブレーキレバーを引くと 接点が接触し、メーターパネルの赤いランプが点灯するしくみ。
右端に半分見えているプラスねじで スイッチの位置をずらしながら
いいところを探る。
レバーを2ノッチ引いたところで 点灯するようにして調整しておいた。


最後に根元ゴムカバーをかぶせる。
これは傷んでいなかったので 再利用したパーツ。


レバーを握る部分には 後日 新品の樹脂カバーをはめる。たぶん、納車の前日(笑) 
それまでは 何度も油っぽい手で触ることになるので 汚したくないのだ。


最期に、サイドブレーキケーブルの仕舞い。
ケーブルのしなり具合を固定するパーツのM5ネジ穴がばかになってしまっていた。


M6タップで穴を拡大。

M6ボルトで固定。OK

ケーブルの差し込んである箇所も点検 これでOk

ふぅ~~
ようやく サイドケーブル、終わりました。
ひととおり 前後ブレーキは9割終わった。
あとはフルード入れとエア抜きが残るのみ。それは訳あって 春になってからにする。



さて次はエンジン組み立てのつづき。
昨年4月に、シリンダーヘッドのバルブを組んだところまでで止まっているので
カムシャフトを入れてヘッドを仕上げてしまうところからだな。

まだ雪の降る1~2月のうちにエンジンをコツコツと組み上げ
3月頃にはエンジン搭載、そして火入れ(エンジン始動のこと)と進めたい。

4月の桜の咲くころには この2002tiiのエンジンも息を吹き返しているかもしれない。^^

BMW2002tii サイドブレーキ取付32026年01月16日 13時56分35秒

今回取り付けたブレーキシューと
過去に取り付けたものと写真で比較。


すると、今回の取り付け方が違っていることに気づいた!
サイドブレーキケーブルを引っかけるアームのついた側のシュー、
右のものと左のものを逆に取り付けていたのだ。
正しくは 写真の通り、アームがシューの向こう側に隠れるように
とりつけるべきだった!


これが正しい取付。

下から見たところ。
これで良し。


これでケーブルをめいっぱい引っ張っってハンドルに取り付けてみる
本来ここに、M6なっとを2個取り付けてダブルナットで緩み止めをしなければならないが
1個しか取り付ける余裕がない・・・。
まだ みじかいなぁ・・・


ドラムは何とかはまるが、これでぎりぎりだ。
若干、シューとドラムが当たって入れにくい。。。。
シューも新品で厚みも最大、ドラムも新品で内径は最小。。。
ケーブル長さが足りなくなる条件はそろっているが・・・これではとうていダブルナットはできない。


そこで ケーブルのネジ部を延長することに。


25mmぐらいの鉄棒を追加して延長
矢印の部分を溶接でつける

完成。30ミリほど長くなった。
これなら大丈夫だろう


しか~し!
ケーブルの通るパイプの曲がり部分 長いネジ部がでひっかかってしまい
ケーブルが通せなくなったではないか!
う~ん・・まいった・・・


そもそも このケーブルが短いのでは?
と ワロスのページで調べるも 2002用も2002tii用も一緒のものだ。

2002tiiのブレーキドラムは直径で2002用よりも30mm大きいため
そのぶん、ケーブルの長さが足りないのか?

まぁ そうだとしても この長さのケーブルしか供給されないのだから
なんとかケーブル以外で調整するしかない。


そこで ケーブルのネジ部を通す輪っかを下にずらす案。
10~20mmもずらせば ナット2個掛けられるだろうな。

さっそくそのケーブルネジ部を通す輪っかを切り取り。この位置ぐらいか。。。

溶接しました。ここに通常のケーブルを通せば大丈夫だろう。

このように通し、ワッシャ1個とナット2個をかければ 完了だ

ウレタン塗装して 明日乾燥していたら 取りつける。

サイドケーブルごときで 思わぬ苦労してます・・・。

BMW2002tii リアドラムブレーキ組み2026年01月13日 14時09分06秒

後輪のドラムブレーキを組み上げます。

昨年、新品のリアホイールシリンダーを取り付け、
ブレーキパイプを接続したところで終わっていました。

サイドブレーキワイヤも新品を組み込み済みでした。

今回の組付けにあたり、サイドブレーキワイヤを少し引っ張っておきます。


新品のブレーキシューです

そしてその他のパーツはさび落としずみ

ブレーキ専用のグリスと筆


まず バックプレートの6か所の塗装をはがし、そこにブレーキグリスを塗布。
この箇所はシュー側面の当たる箇所で、シューがこすれる(摺動する)箇所だからです。
グリスを切らすと、シューの動きがスムーズになりませんので。
車検整備でも 個々のグリス打ちは要点検の箇所ですね。



アームのついた側のシューを仮組付け。
4か所の要点。それぞれにグリス塗布。

いったん外しまして・・・


シュー戻り用のスプリングをこのように ひっかけます


ここにあてる


もう片方のシューも組み込み、戻り用のスプリングを専用工具で引っ張り。。。

この穴にはめたらOK!
これで左右のシューがばらけることはありません。


下側の シュー押さえスプリング。
黄色矢印の端を 水色矢印の穴にはめたい。

プライヤでつかんで はめこみました。結構力が要ります。
このパーツが、左右のシューをガタツキ無いように押さえています。

これでよし。

上からも見る。戻りスプリングのあたり、再度チェック。OK
始めてやる人は どうやってシューを組むのか、複雑でわからないでしょうね。
DIYする人は 参考にしてください。


シューとドラムのスキマを調整するための 偏心コマ。
コマがシューに当たって、シューを外側に押し広げることができます。
バックプレートの裏に17ミリボルトがあるのでオープンエンドレンチで回して調整します。
とりあえず今は、シューの直径が一番小さくなるように 偏心コマをまわしておく。
本当のシュー隙間調整はあとで行うことになります。



ハブ面の余計な塗装をはがします。

これで完成


新品のブレーキドラム 2002tii用。
ワロスで買いました。


ドラム内側。これも徐々にシューとの摩耗ですり減っていきます。
内径が231mmまで大きくなったら 限界値です。
(DIA MAX 231mm)


ドラムをはめ込みます。
すんなりはまったのは、先ほど、偏心コマでシューの直径を一番小さくしてあるからです。
どうしてもドラムがはまんない!というときは、シューの直径がドラムの内径よりも大きいのです。
そんなときは偏心コマをい回してシューの直径を小さくしてやりましょう。


左側も組んでドラムを仮に固定しておきました。

リアスプリングとしショックアブソーバーを組むのは、
車体をジャッキから降ろす前日に行うつもりです。


レストア前の リアブレーキの写真を載せておきます。




次は 室内のサイドブレーキ・ハンドルを組みます。


BMW2002tii ブレーキキャリパーのオーバーホール22026年01月12日 12時41分06秒

どうしても1個抜けなかったピストン・・

工具が届きましたので 抜きます。
バイスプライヤのようになっていて、がっちりとピストンを掴みます。

細かくゆすっていたら 次第に抜けてきました

抜いたピストンの内側は錆多め。

耐水ペーパー1500番で しっかり研磨します。

ピストンも耐水ペーパーで表面を研磨し、錆びている箇所は錆転換処理

ここから折り返し地点。
ピストンやらシールやらを組み込んでいきます

ピストンシールにラバーグリースをぬり

キャリパーの溝にはめ込む

ピストンシールがぱちっと収まった。
シリンダー内側にも防錆と潤滑の為 指先で薄くラバーグリス塗り。


では ピストンにもラバーグリースをうすく均一に塗ってから 指で押し込む。

ダストブーツの用意。
砂ホコリや雨水から ピストンを守ります。

このようにダストブーツをはめて

ピストンを奥まで押し込む

輪っか状のクリップでダストブーツの端をしっかりと固定します。

これでよし!
このピストン2個が ブレーキパッドを押すわけですね。

合計4個のピストンを組み込んだら完成


ブリーダプラグも新品に交換します。


残りのブレーキパイプ4本。


ホイールハウスにキャリパーを吊り下げ、ブレーキホースに接続する。

右側も接続しました。

これでフロントブレーキキャリパーのオーバーホールは完了!
ストラットを組み込むまで キャリパーはこのままぶら下げておきます。


BMW2002tii マスターバッグ回りのホースなど仕上げ2026年01月09日 13時23分23秒

取り付けたマスターバッグ周辺のものを仕上げる。

まずは燃料ホース。
マスターバッグ直下に設置することにした燃料フィルター(No.2)に
内径8mmの耐圧耐ガソリンホースを接続。
エンジン搭載後に インジェクションポンプに接続することになる。



新品で買ったワンウェイバルブ。
空気が一方向にしか流れない空気バルブ。


新品のバキュームホースに組み込み。

これをマスターバッグに接続する。


エンジンのインテークマニホールドに接続する。
インマニの負圧を利用してブレーキを踏む力を増加させる仕組みだ。

最期に、ここにブレーキライトスイッチを組み込む

ブレーキペダルを踏むとマスターバッグのロッドが前側に動く。
これに伴いスイッチ接点がONとなり、リアのブレーキライトが点灯するというしくみ。

次は ブレーキキャリパーをオーバーホールする。