BMW2002tii丸テール Vベルト交換2025年12月09日 14時32分41秒

知人の2002tii丸テールのメンテ つづき。

Vベルトの交換をします。

このベルトは、クランクプーリー、オルタネータ、ウォーターポンプにかかっていますので
もし路上で切れたら、発電はしないわ、冷却水は循環しないわで大変なことになる。
この1本切れで、必ず、レッカー移動となる。(JAFに入ってますか~??にしやんはずーっと入ってます。)
出来れば予備のベルトを1本トランクに入れておきたい。
出先などで切れた場合は、近くの整備工場に連絡し、そこに入庫してすぐ取り付けてもらうことができる。または、ガレージジャッキとウマを持参で現場に来てもらい、その場で交換してもらうことができる。
いずれにしても、車検ごとにベルトの状態をチェックし、ゴム部品は早め早めに交換しておくことが旧車維持のこつだ。



では作業に入る
ジャッキアップし、馬をかけ、バッテリマイナスをカットする。これ基本。

ベルトは2つあり、先にクーラーベルトを外す。


テンショナープーリーのボルトをゆるめ、張りをとったら、
クーラーベルトをクランクプーリーから外す。



続いてオルタネータのベルト。
オルタを支える支柱ステーの根元ピボットアームのボルト17mmと
オルタの位置固定ボルト13mmを緩めたら
オルタが動くようになり、ベルトがゆるむので外すことができる。

オルタネータベルト、外れました


ご覧の通りです・・・
働きすぎで 過労死寸前。
おー、こわっ!!!
これが切れたら何が起こるかを想像できるんで、怖いんですわ。

にしやんは過去に 軽トラで一般道を運転していて 走行中に突然ベルトが切れた経験がある。そのときはすぐに まえにあったコンビニ駐車場に退避し、事故なく停止させることができた。ほっ・・・

でも 例えば高速道路を走行中にこのVベルト突然切れたら どうします??
しかもそれが 長い長いトンネル内を走行中に突然起こったら???

・・・・最悪の事態を 想像してみようか。

ベルトが切れたら、何かエンジンルームから音がするかもしれない。
まず、この異常な音に気づけるか?
ベルトが切れたらオルタが回らなくなるから、メーター内のチャージランプ警告灯が即座に点灯するはすだ。(軽トラでも そうでした。ドライバーに異常を知らせる装置です)
ドライバーがすぐその意味に気づいて(これ重要)、すぐにハザード出して還減速しつつ最寄りの避難帯に入るという判断と即座の行動ができれば、そりゃもう満点の対処だ。
とにかくチャージランプが点灯したら、安全な場所に、すぐに停車する事だ!
自分の車のチャージランプがどれなのか、エンジン始動の際には点灯するはずなので、位置を確認しておこう!

でも「避難帯がみつかんないよ~」とか、あるいは、「何だかランプが点灯したけどな~~おかしいな~??」と言って そのまま走っていると ウォーターポンプが回っていないもんだから、水温はどんどん上がりだしてレッドゾーンに近づいていくよ。
このあたりからドライバーはさすがにやばいなこれはと感じてくるはずだ。(水温計を見てれば、だけどね)
この時点で安全に停めることができる場所があればいいけど。
そしてやがて レッドゾーンに入ってしばらくで、ボンネットからぶしゅー!と真っ白な蒸気がそりゃもう、大量に沸き上がる。(ラジエタキャップが正常に機能した証拠ですね)
大量の蒸気で前もろくに見えず、最悪、事故るかもしれない。「ウワーー!爆発するーー!」とかいってドライバーは完全パニックになるはずだ。(この時点でエンジンはオーバーヒート状態で アルミ製のシリンダーヘッドが熱でゆがみ オーバーホールが決定)

蒸気がドバーッと吹き出したら さすがにここで減速、ストップするでしょう。
パニクっちゃったドライバーは はたして冷静にハザードスイッチ押せるだろうか?
後続車も蒸気に気づいて「うっわ!あの車、やべー!!」と減速してくれるだろうか?
後続車に追突されなきゃいいけど・・・。
追突されなくても 一気に後続車の渋滞が始まる・・・渋滞で後続車の列が整然と止まってくれていれば まだラッキーなほうだ。
最悪なのは、後続車の渋滞の列の最後尾で不注意なドライバーが追突事故を起こすかもしれないということだ。特にトンネルの入り口がヤバイ。
ハイスピードでトンネルに入ったドライバーが前の渋滞に気づくのが一瞬でも遅れると・・・ぞっとするような玉突き衝突の怖ろしい音がドッカーン、ドッカーンとトンネル内に響き渡る・・・・そして最悪、高速道路トンネル内火災が始まる・・・・たかだか、あなたの車のベルト1本の整備不良のせいで。
おーーーーーー、こわーーーーーーーーーーーーっ!!

日々のニュースで交通事故が報道されているけど
もし自分がその中に居たら、もし自分がその原因をつくってしまったら?
と 一度、こういうことを想像しておくのもいいと思う。



さて。
新品のVベルト ワロスで買ったコンチネンタル製品で2002tii用。2500円。
キャブの2002用はまた長さが違う。
うちにはいつも在庫をストックしている。
もちろん、日本のメーカー 三ツ星やBANDOで代用品もある。
大事なのは ぜひ2本買って、もう1つは トランクに保管してほしい。

取付て 張りを調整。

これで不安なし!


でも、張りを与えたベルトに対し、オルタネータがすこし斜めになってきているから、
オルタネータのブッシュがへたってきているな・・・。
います具とは言わないが そろそろ交換したがいいだろう。


以下のオルタネーターのブッシュ部品を買っておき、交換に備えておくべき時だ。
次の車検整備のときにやるのがいいだろう。


オルタネータの関連でいえば、他にも交換推奨の部品がある。
ボルテージレギュレータだ。パーツ図の22番。
オルタネータがエンジン回転により回り出すと、最大で約17Vぐらいの電圧を発生するのだが、これをボルテージレギュレータで14Vぐらいに落としてからバッテリに送電している。
なかなか大事なパーツなのだ。

ある日突然 このボルテージレギュレータがいかれてしまうと(前兆無し!)、バッテリに17Vがかかり続け、過充電状態になるから、バッテリが干からびてしまい(バッテリ液がどんどん分解され蒸発する)、これまた路上停止の危険性。
にしやんは昔これで バッテリを1個ダメにしてしまった経験あり。
ガレージ内で バッテリ液がすっからかんになってるのを気付いたので路上停止にはならんかったけど、あんときゃ~ 全く不意を突かれたね。
突然 機能しなくなるから、怖い。

もし今まで交換していないようなマルニさんなら、安心を買うつもりで
このさい新品に換えてしまってはいかがですか?
にしやんなら、絶対そうする。
早めに換えとけば 不安なし!ですよ。



さらに言えば、パーツ図の17番のパーツ。
オルタネータを支える支柱ステーの根元にも、ブッシュがある。
これを2個買って、先に紹介したブッシュと一緒に換えるが吉。

ベルトを換える、とカンタンに言っても、
その周りの関連パーツの具合をしっかりチェックしておくのもまた、
主治医の大事な仕事なのである。

コメント

_ みなみ ― 2025年12月10日 11時31分43秒

こんにちは。
お元気でしたか。LINEの返信が無いので何かあったのかと心配してましたが、ブログを見る感じだと元気そうですね、よかった。
2002のレストア楽しそうですね。いや、たいへんそうなのか?

SLKはまたまたバリオルーフがオイル漏れ。車屋さんに修理見積もりだしたら52万円と言われました。
C180は冷却水にオイルが混ざってるのでエンジン周りのシールが駄目になってきてそう。
両車とも買い替えの時期にきてそうです。

_ にしやん ― 2025年12月10日 16時05分25秒

みなみさん
あ~、スイマセン、ラインは見ていなかったかも!メンゴ!
いろいろメンテしなきゃならんのが 溜まってきてますね。
一度、近々顔出しますね^^

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