BMW2002燃費 初冬2025年12月07日 14時34分36秒

とある初冬の早朝ドライブ
まるで夜じゃないか!
この時期は 1年でもかなり日の出が遅いほうだからなぁ・・・
まぁ 北陸では この時期
雨や雪が降ってないだけでも ありがたいのだが。


スタンドでタイヤ空気圧チェック。
やっぱり左フロントタイヤがスローパンクチャーだ。
密着悪いんかな
前後を2.2キロに設定。
そろそろ 冬タイヤに換えなきゃ



給油します。
やっとあのクソ暫定税率無くなる。今月末には!
前回の給油から231km走行(トリップメータ)


リッター10.9kmと出た。
流れの良い田舎道で流して 渋滞なし 
4気筒2000cc マニュアル車、クーラー使用なしという最良条件での燃費です。

50年前の車にしちゃ 私ぁ満足です。

BMW2002tii丸テール エンジンマウント交換2025年12月08日 19時11分02秒

知人の1973年式BMW2002tiiが入院です。

アイドリングでの振動が我慢ならぬという事。
最期はいつ交換しましたかという問診では、記憶にないとのことで。
ぜひ整備ノートを用意し、メンテしたこと、車検整備の詳細など
 記録していってください。


最も怪しき エンジンマウントを交換してみます。


まずはエンジン・ハンガーをセットする。
ジャッキでオイルパンを持ち上げるような手荒な技はもうしません。
エンジンにチェーンをかけ、吊り下げておかないと
エンジンマウントは外せないので。


排気側のエンジンマウント。
この四角のゴム塊を交換したい


固定ねじ類を外していきます


取り外したエンジンマウント。
新旧比較。新しいものは山下オートパーツさんから購入されたとのこと。
長年の使用で旧いマウントゴムはつぶれ気味。


組み込む際は ストッパーを忘れずに。
ブレーキングでエンジンが前側に移動しようとするのを止めるものです。
エンジンが前に動くと、ファンがラジエターに接触し、傷つけますので。
マウントゴムとの間は3ミリのクリアランスを設けること。

とりあえず仮組み


左側のマウントはスターターの付近にあり。
エアクリーナーボックス、燃料ホース、アクセルリンクロッド、
スターターへの配線を外して 作業しやすくスペースを作ります

む!これは 後期型のエンジンマウントが取り付けられているな
外しました。

1973年式までは丸型のマウントでした。
その後、四角型に設計変更となりました.


まぁどちらも取り付け可能なのですが
後期型のは経年劣化でゴムがねじくれていますね。
後期型マウントは エンジンをふかしたときに発生する反力に対するストッパーがついているデザインなんでしょうか。


エンジンハンガーでエンジンを少し吊上げるとともに、
エンジンを排気側に押して少しずらし、スペースができたスキに
ささっとマウントをはめ込みます。


ハンガーをおろしていって、マウントが所定の位置に落ち着きました。
あとはナットで固定するだけ。

以下はBMW2002のファクトリーマニュアルですが
写真の3つ目に 丸型マウントの金属製カバーがありますが
ワロスでは欠品中です。
なんでこんな金属製カバーがあるか?
何からゴムマウントを保護したいのか?
それは 上からオイルがかからないように、だと思います。
オイルはゴム素材をダメにしてくので。


エンジンをかけて振動が減っていることを期待^^


でもエンジンをかける前に まだ交換しなければならない部品があった。
オルタネータ―ベルトの劣化である。
これは酷いひび割れ!ゴムが硬化してしまい 柔軟性が無いのでしょう。
前回車検整備したメカニックの眼は節穴だったのか?!
当然、車検時に交換やろ、こんなの。
世のメカニックの質が下がってるよ。。。。


つづく

BMW2002tii丸テール Vベルト交換2025年12月09日 14時32分41秒

知人の2002tii丸テールのメンテ つづき。

Vベルトの交換をします。

このベルトは、クランクプーリー、オルタネータ、ウォーターポンプにかかっていますので
もし路上で切れたら、発電はしないわ、冷却水は循環しないわで大変なことになる。
この1本切れで、必ず、レッカー移動となる。(JAFに入ってますか~??にしやんはずーっと入ってます。)
出来れば予備のベルトを1本トランクに入れておきたい。
出先などで切れた場合は、近くの整備工場に連絡し、そこに入庫してすぐ取り付けてもらうことができる。または、ガレージジャッキとウマを持参で現場に来てもらい、その場で交換してもらうことができる。
いずれにしても、車検ごとにベルトの状態をチェックし、ゴム部品は早め早めに交換しておくことが旧車維持のこつだ。



では作業に入る
ジャッキアップし、馬をかけ、バッテリマイナスをカットする。これ基本。

ベルトは2つあり、先にクーラーベルトを外す。


テンショナープーリーのボルトをゆるめ、張りをとったら、
クーラーベルトをクランクプーリーから外す。



続いてオルタネータのベルト。
オルタを支える支柱ステーの根元ピボットアームのボルト17mmと
オルタの位置固定ボルト13mmを緩めたら
オルタが動くようになり、ベルトがゆるむので外すことができる。

オルタネータベルト、外れました


ご覧の通りです・・・
働きすぎで 過労死寸前。
おー、こわっ!!!
これが切れたら何が起こるかを想像できるんで、怖いんですわ。

にしやんは過去に 軽トラで一般道を運転していて 走行中に突然ベルトが切れた経験がある。そのときはすぐに まえにあったコンビニ駐車場に退避し、事故なく停止させることができた。ほっ・・・

でも 例えば高速道路を走行中にこのVベルト突然切れたら どうします??
しかもそれが 長い長いトンネル内を走行中に突然起こったら???

・・・・最悪の事態を 想像してみようか。

ベルトが切れたら、何かエンジンルームから音がするかもしれない。
まず、この異常な音に気づけるか?
ベルトが切れたらオルタが回らなくなるから、メーター内のチャージランプ警告灯が即座に点灯するはすだ。(軽トラでも そうでした。ドライバーに異常を知らせる装置です)
ドライバーがすぐその意味に気づいて(これ重要)、すぐにハザード出して還減速しつつ最寄りの避難帯に入るという判断と即座の行動ができれば、そりゃもう満点の対処だ。
とにかくチャージランプが点灯したら、安全な場所に、すぐに停車する事だ!
自分の車のチャージランプがどれなのか、エンジン始動の際には点灯するはずなので、位置を確認しておこう!

でも「避難帯がみつかんないよ~」とか、あるいは、「何だかランプが点灯したけどな~~おかしいな~??」と言って そのまま走っていると ウォーターポンプが回っていないもんだから、水温はどんどん上がりだしてレッドゾーンに近づいていくよ。
このあたりからドライバーはさすがにやばいなこれはと感じてくるはずだ。(水温計を見てれば、だけどね)
この時点で安全に停めることができる場所があればいいけど。
そしてやがて レッドゾーンに入ってしばらくで、ボンネットからぶしゅー!と真っ白な蒸気がそりゃもう、大量に沸き上がる。(ラジエタキャップが正常に機能した証拠ですね)
大量の蒸気で前もろくに見えず、最悪、事故るかもしれない。「ウワーー!爆発するーー!」とかいってドライバーは完全パニックになるはずだ。(この時点でエンジンはオーバーヒート状態で アルミ製のシリンダーヘッドが熱でゆがみ オーバーホールが決定)

蒸気がドバーッと吹き出したら さすがにここで減速、ストップするでしょう。
パニクっちゃったドライバーは はたして冷静にハザードスイッチ押せるだろうか?
後続車も蒸気に気づいて「うっわ!あの車、やべー!!」と減速してくれるだろうか?
後続車に追突されなきゃいいけど・・・。
追突されなくても 一気に後続車の渋滞が始まる・・・渋滞で後続車の列が整然と止まってくれていれば まだラッキーなほうだ。
最悪なのは、後続車の渋滞の列の最後尾で不注意なドライバーが追突事故を起こすかもしれないということだ。特にトンネルの入り口がヤバイ。
ハイスピードでトンネルに入ったドライバーが前の渋滞に気づくのが一瞬でも遅れると・・・ぞっとするような玉突き衝突の怖ろしい音がドッカーン、ドッカーンとトンネル内に響き渡る・・・・そして最悪、高速道路トンネル内火災が始まる・・・・たかだか、あなたの車のベルト1本の整備不良のせいで。
おーーーーーー、こわーーーーーーーーーーーーっ!!

日々のニュースで交通事故が報道されているけど
もし自分がその中に居たら、もし自分がその原因をつくってしまったら?
と 一度、こういうことを想像しておくのもいいと思う。



さて。
新品のVベルト ワロスで買ったコンチネンタル製品で2002tii用。2500円。
キャブの2002用はまた長さが違う。
うちにはいつも在庫をストックしている。
もちろん、日本のメーカー 三ツ星やBANDOで代用品もある。
大事なのは ぜひ2本買って、もう1つは トランクに保管してほしい。

取付て 張りを調整。

これで不安なし!


でも、張りを与えたベルトに対し、オルタネータがすこし斜めになってきているから、
オルタネータのブッシュがへたってきているな・・・。
います具とは言わないが そろそろ交換したがいいだろう。


以下のオルタネーターのブッシュ部品を買っておき、交換に備えておくべき時だ。
次の車検整備のときにやるのがいいだろう。


オルタネータの関連でいえば、他にも交換推奨の部品がある。
ボルテージレギュレータだ。パーツ図の22番。
オルタネータがエンジン回転により回り出すと、最大で約17Vぐらいの電圧を発生するのだが、これをボルテージレギュレータで14Vぐらいに落としてからバッテリに送電している。
なかなか大事なパーツなのだ。

ある日突然 このボルテージレギュレータがいかれてしまうと(前兆無し!)、バッテリに17Vがかかり続け、過充電状態になるから、バッテリが干からびてしまい(バッテリ液がどんどん分解され蒸発する)、これまた路上停止の危険性。
にしやんは昔これで バッテリを1個ダメにしてしまった経験あり。
ガレージ内で バッテリ液がすっからかんになってるのを気付いたので路上停止にはならんかったけど、あんときゃ~ 全く不意を突かれたね。
突然 機能しなくなるから、怖い。

もし今まで交換していないようなマルニさんなら、安心を買うつもりで
このさい新品に換えてしまってはいかがですか?
にしやんなら、絶対そうする。
早めに換えとけば 不安なし!ですよ。



さらに言えば、パーツ図の17番のパーツ。
オルタネータを支える支柱ステーの根元にも、ブッシュがある。
これを2個買って、先に紹介したブッシュと一緒に換えるが吉。

ベルトを換える、とカンタンに言っても、
その周りの関連パーツの具合をしっかりチェックしておくのもまた、
主治医の大事な仕事なのである。

BMW2002tii丸テール バルブクリアランス調整2025年12月10日 16時09分33秒

バルブクリアランスを調整します。
このマルニ、だいぶやってないみたい。
BMWの指定では1000km走行毎にチェックせよとか。


道具
クランクプーリーを回すための30ミリソケット&ラチェット
10ミリレンチ類、3ミリ六角レンチ、そしてシクネスゲージ(0.15&0.20mm)。

ヘッドカバー、デスビキャップを開ける。
カムシャフトやタイミングチェーン、ロッカーアームなどのバルブ機構が見えます。

まずは
30ミリソケットでクランクを回して 1番シリンダの圧縮上死点(TDC)を出す。
4サイクルエンジンは クランクプーリー2回転に対し、カムシャフト(あるいはデスビローター)は1回転だ。

タイミングカバーのマークと クランクプーリーの切り欠きを合わせる。
でも、これがはたして 圧縮上死点か、排気上死点の位置なのかどうかは不明。

それを確かめるには、
デスビのローターの先が 黄色矢印の位置の1番TDC位置(デスビボディにキリカキのマークがある)を差していれば、それが1番シリンダ圧縮上死点だ!(180度反対を向いていたらそれは排気上死点だから、さらにクランクを1回転回す)
さてこれで1番TDCが出た。


1番TDCが出たら 1番シリンダのカム山はIN EXともに、下を向いているはずだ。(バルブがともに閉じた状態)
そしてロッカーアームを指でつまんでゆすると、カムに当たってカチカチ言ってガタツキを感じるはずだ。このガタツキのスキマこそが、バルブクリアランスなのだ。
この隙間の大きさによって、吸気/排気バルブの開く閉じるのバルブタイミングが変わるので、燃焼に大きく影響するというわけだ。

スパークプラグの点火順序は1→3→4→2の順ですから1番シリンダからバルクり調整始めます。
吸気側IN(上)と排気側EX(下)ね。



シクネスゲージの0.15mmをロッカーアームとバルブヘッドに差し込む。
これがスカッと入ってしまうか、チーズを切るような手ごたえで入るかで クリアランスが違うのだ。
続いて0.20mmを入れてチェックしていく。
エンジン冷えている冷間時では0.15~0.20mmが正常範囲だから、
0.20がスカッと入っちゃうようでは、クリアランスが過大だ。(燃焼に適正なバルブ開度になっていない)

ナットを緩め、六角レンチでECCENTRICと呼ばれる「偏心コマ」を動かして
0.15mmゲージを差し込んでから ECCENTRICを調整してゲージ当て、ナットを締めこむ。(言葉で説明すると難しい!)
とにかくこれで 吸気側INも 排気側EXも調整して
バルブクリアランス0.15mmにしていく。
うまく調整できれば、0.15mmのゲージが、チーズをナイフで切るような、手ごたえのある感触で差し込めるはずだ。


1番が終わったら、クランクを180度回して。


するとカムシャフトが回転して2番シリンダが圧縮上死点になっています。
またゲージで測り、0.15mmになるよう 調整していく。


続いてまたクランクを180度回し 圧縮上死点になった4番の調整


続いてまたクランクを180度回し 圧縮上死点になった2番の調整。



これですべて調整しました。
ゆっくりやって 1~2時間ぐらいの時間でしょうか。
はい、結果発表。
成績は60点というところ。
特に目立ったのは、2番のINが広すぎ、1番のINが狭すぎでした。
あとはなんとか許容範囲といったところでしたが
8か所全部、0.15mmに揃えました。
バルブクリアランスをそろえると、エンジンのフィーリングも気持ち滑らかになります。
エンジンの振動も少し減るでしょう。

また次回。1000㎞走ったら とはいうが、車検ごとにチェックでいいでしょうな。


おまけメンテ。
スラッジこそなけれど ヘッドカバーの裏側がけっこう汚れてるので 掃除します
クリーナーキャブでこすれば良く落ちます

まぁまぁ きれいになりました。

このマルニ、最後にエンジンオイル交換したの、いつだろう?
なかなか黒くて、それなりに汚れているのよ・・・。

3000km走行毎、あるいは1年ごとにオイル交換してれば
ヘッドカバーがここまで黒くなることはないのだが。


ヘッドカバーに接続する ブローバイホースも交換します
旧いものは、もう 裂けもあり ぼろぼろでした
このマルニ、なんか ゴム製品がことごとく ダメになっとるね。^^;
もっとこまめに メンテしていこう。


ヘッドからエアクリーナーに接続されるホースで
ピストンリングから吹き抜けた未燃焼ガスを循環させ
再燃焼させるためのものです(公害対策ね)
エアクリーナーのここに接続します

ブローバイホースの端
長めなんで カットします


矢印の部分は ともにオイルがにじみ出やすいところです。
長年使っているフィラーキャップからはオイルがやはりにじみ出ていたので
SCOTTのペーパーウエスを巻いて針金で縛っておきました。
暫く走ったら、巻いたウエスを外してみて どれぐらいオイルのよだれが出ているか
チェックしてみてください。
(オイルフィラーキャップに入っているゴム板の劣化が原因です)


続いて オドメーター不動の修理をします。(これまたマルニの定番修理ですね)

BMW2002tii 丸テール オドメーター不動の修理2025年12月11日 13時23分14秒

春から不動になっていたオドメーターとトリップメータ―。
BMW2002では あるあるの故障です。

まず メータークラスターをはずします。
ガラス内側に曇りがありますね~ こいつも分関して 掃除します


6ミリタッピングを外してメーターごとに分解

な~んか 妙に 鉄の部分 錆びとるね~~


故障の原因は ここのグレイの歯車がから回りしちゃってること。

万力にセット

まず 手前のプラスチックの小さい歯車セットを外す


シャフトを15ミリほど抜き グレイの柔らかい金属製の歯車を抜きだす

シャフトをまた穴に差し戻し、歯車に入っていた部分を「荒らす」。
これによって歯車にシャフトをがっちり食い込ませようという作戦だ。

硬い金属でできてるドリルの先をグラインダで削り先尖りにする

この硬いドリルの先で コンコンと小さな金づちを使って打って
このように円周 荒らしていく

そしてグレイの歯車を戻し、シャフトを歯車に貫通させる。
この時、荒らしたシャフトが歯車にググっと食い込んでる感覚があるはずだ。
最期はポンチでコンコンと打って 元の位置までシャフトを入れる。
もうこれで空回りすることはない。


手前のプラ製の小さい歯車セットを戻す。


シャフトがすっぽ抜けないように カシメ打ちしておく
修理終了。

ドリルで回してみて ちゃんとオドメータとトリップメータが動いていることを確認。
そして速度計の針も時速40km手前をちゃんとさしている。OK!
トリップとオドが連動して 24199kmから24200㎞になったところを確認し完了。
竹割りばしを削ったものを差し込んで 反時計回りに回しています。

ガラスの内側も掃除できれいに。

くみ上げ 完了!

下の画像の ばらす前のくすけたのと比べて かなりきれいになった!


本来ここで 暗い電球をLEDに換えるのだが
オーナーさんはオリジナルの白熱球が好きとのことで
電球にはノータッチだ。


メータークラスターを もとに戻しますが その前に

紛失していた ゴムワッシャを3mm厚のNBRゴムシートから切り出し。
このように メーターを車体に取り付ける際に
ローレットナットの締めつけに ゴムワッシャが必要なんです。
緩み止め効果あり。
メーター取り外した時は ゴムワッシャが無いので ローレットナットが緩んでいました


スピードメーターケーブルも しっかり忘れずに 取付


ハンドルつけて、 完了!



今日のオマケコーナー。
昨日言ってた オイルが漏れてくるオイルフィラーキャップ。
裏にはまってるゴムが硬化したのが原因です。
旧いものは カチカチで弾力など消え失せていて 外すときに「割れ」ちゃいました。
3mmのNBRゴムシートから同じ形に切り出して 交換します
うす~くオイルを塗って、はめたときに 
しっくりと ゴムで密閉されている感覚を感じた!
これだよ!


おまけその2
ブレーキフルードリザーバーのクラッチへ行く部分のゴムホースがかなり劣化していたので 見るに見かねて ブレーキフルード用の専用水色ゴムホースに交換。

・・・ほんまにこの2002tii ゴム類がことごとくだめになっとるわ。
いままで 良き主治医に出会えてなかったんだね。

BMW2002tii丸テール インジェクション調整とスロットルバルブ清掃2025年12月16日 13時37分52秒

メンテもいよいよ終盤
エンジンの調整。
走行するとガクガクする、という症状。
実際、にしやんも確認済み。
走り出すと、舟をこぐように、頭が前後に振られるぐらい、ふけ上がらない。
どうも燃調がおかしいようだ。

ガレージ内で機械式インジェクションの設定を確認していきます
丸で囲ったところが ク―ゲルフィッシャー製の機械式インジェクションポンプ

インジェクションポンプと、画面右上のツナ缶と呼ばれる部分の調整が大事。
燃料噴射とエアの量を調節するところなので
てきめんにエンジンの調子に直結するのだ

ヘインズのマニュアル通りに。
「スロットルバルブとインジェクションポンプの同調」
そうそう、同調させることが重要!


ロッドの長さ調整。


ポンプのレバーをピン差しで固定しながら調整する。

4mmピン(ドリル歯)を差し込み Dカムの調整。
これは燃料噴射量を決める作業やね


そしてDカムのシャフトの固定。
これ微妙な セッティング~だよ!ここ大事!

エアの調整。
直下にあるスロットルバタフライの開度を決めるもの。
このように、すべてアナログで微調整して
いいところを探っていく!
マニアック~~~


テストランを繰り返しながら。
ガクガクはこなくなったけど!(よ~し)
それでもまだ いまいち調子の悪い2002tii・・・
アイドリングが落ち着かないというか。
まだ走行フィーリングがしっくりこない。気持ちいいレベルに無い。
点火時期も調整し、デスビ内も点検。
ガレージ内では 踏めばふけ上がるし 点火系は問題なしと見た。


スロットルをのぞくと 結構汚れている。
う~ん、こりゃ いったん掃除をしたほうが よさそうだ。
3番のインテークパイプを外しスペースを作り・・・

スロットルボディを外す

結構 汚れているな~~~


スロットルの中、バタフライの下流は もっとカーボンで汚れているな!


バタフライの下流に、カーボンの堆積があるね。
これは調子に影響するだろうな~~

洗浄開始!
キャブクリーナーふきつけでごしごし!拭き吹き!
家はやんないけど、マルニの年末の大掃除だ!

バタフライもきれいにします

だいぶきれいになった

アイドリングの時は これぐらいの微妙な開度のはず・・・
カーボンの堆積は この微妙な開度を阻害するだろう。

走行中は これぐらいの開度になるはずだ。
いずれにしても、エアがすっきり通るように!

入念に洗浄できた。


パーツクリーナー洗浄の後で、バタフライのシャフトにオイル差し。
通常のエンジンオイルで良し


外側d絵ホールドされるシャフトにもオイル差し
バタフライがスムーズに動くように。

そしてゴムキャップをして、シャフトから余計なエア吸いをしないようにする。
これ大事。モノタロウで買ったゴムキャップをはめる ぴったり。


反対の ツナ缶の中のシャフト部にも注油。


シャフトの注油箇所。
観察しながら丁寧にやっていく。
回転部分が ひっかかりなくスムーズに回転するように。

油をまぶしたDカムをシャフト穴に挿入し、接触する部分にはグリスを。
Dの形状がグリス切れで削れちゃったら、かなりまずいのよ。
Dのカーブが、燃料とエアのミックス度合いを決める大事なカーブなんです。
これらは 定期的に注油メンテするべきところだ。
tiiオーナーさんは 気を付けてください


綺麗に洗浄したスロットルボディを インマニに取り付け
Dカムのシャフトを差し込み、調整し、固定。

再び ツナ缶内部の設定

エアを吸い込まぬように ガスケットを切り出し追加する。


では、エンジン始動!

セル1発始動で、おお、前よりも元気にWURの暖気運転しているぞ!
前は1200回転ぐらいだったからな・・・
スロットル洗浄が効いたか??

暖気が終わったら走り出し。
今度はガクガクとするいやなフィーリングもなくなった!
踏めばグィーーッと加速していき これは気持ちいい!

インジェクションの設定もいい感じになりました。
これがインジェクションのマルニの走りや!

やっぱtiiは インジェクション設定が 大事やな~~
アイドリングも1000rpm手前で超安定です。^^v
いまではすべてコンピュータのプログラムでやるところを
ぜんぶ調整できるところが 趣味車として通な車やな!


ガレージに戻って タイミングライトで点火時期を最終チェックしておわり。
マニュアル通り、2002tii/BTDC25度@2500rpmを確認。
(点火時期調整は完全暖気後にやることです)