ウォームアップレギュレーターのオーバーホール 2 組立編2026年02月19日 13時38分16秒

ウォームアップレギュレーターの組み立てです。

冷却水ホースの接続部の補修箇所、
巻き付けた厚めのアルミテープのしわを やすりで削ってフラットにしておく。
冷却水通もれがないように・・・


WURのケースを万力に固定し、組み立てていきます。
まず、ワックスアクチュエータの新品を取り出し・・・

WURの分解図を見ながら。


ワックスアクチュエータを ポトンと底に落とします


続いて、新しいオーリングを載せる。
ワックスアクチュエータは冷却水に浸かっているんで
これが冷却水をシールしてくれます。

そのシールを押さえるワッシャーを入れます

続いて
スペーサ―チューブを入れます。
側面に穴が開いているので 方向を間違えないように。



エアコーンをねじ込んだオペレーティングロッドをいれる

ここで注意すべきは、エアコーンを固定するイモネジを
締めておかず、軽く緩めておくことと、ロッドのねじ山をきれいに掃除しておこくと。
いもねじは 後での調整時に締めこむことになる。


コンプレッション・スプリングをいれ
スレッドコンパウンドを塗ったスクリュー・カラーをケースにねじ込めば組立完了ですが。。。


付属のねじ込みツールだけではうまくねじ込めないのだ。
スプリングを圧縮して押さえつつ、ねじを回すわけだが、言うは簡単。
これが ねじがうまくかみ合わなくてなかなかに難しい。
下手に斜めにねじ込むと、ねじ山を噛み違えてしまい、アルミケースのねじ山を馬鹿にしてしまう危険性がある。そうなったら、もうこのWURはもうつかえない。

そこで、間違いなくカラーをねじ込むために
ヘッドのバルブの組み込みでも使った スプリングコンプレッサーを使う。

スプリングコンプレッサーでスプリングを押さえつけつつ、
ゆっくりとスクリュー・カラーを指で回し、慎重に正しくねじ込んでいく。
最初の2山ほど正しく噛めばよい。

あとはオーバーホールキット付属のツールでねじ込んでいくだけ。


もうこれ以上ねじ込めない。
組立完了!
スクリューカラーのねじ込みによってスプリングが圧縮され
その力で、オーリングを圧縮し、冷却水が漏れてくるのを防ぐわけだ。
同時に、ワックスアクチュエーターのロッドを下方向に押さえつけている。




ここから、エアコーンの位置調整に入る。
スムーズな冷間時の暖気運転のために必要な調整だ。

WURの下半分(冷却水通路のみ)を30度の湯につけてしばし待つ。
ケースが熱を吸い冷えるので お湯を足しつつ、30度をキープすること。


外気温10度程度のところで作業をしているが
10分ほど30度の湯につけたのでワックスアクチュエータがわすかに膨張して
エアコーンが若干せりあがってきた。
このエアコーンは、棒の先で簡単に回せる。
つまり、上下の位置調整ができるのだ。
このエアコーンの位置によって エアの吸い込み量を調節できる。


エアコーンを棒で回し、これぐらいの位置にする。
トップの切り欠き溝が見えるぐらいの位置。


オーバーホールキットに付属のプレートを
エアコーンのトップにある溝に差し込む。(差し込めるまでの位置に調整する)
そして、プレートはスクリューカラーの上面にぴったり乗っている状態にする。
この位置がエアコーンの基準となる!
(この水温30度の状態では、まだエアコーンからエアがインマニに吸い込まれる状態である)


これでエアコーンの基準位置が決まった。
エアコーンをこの位置で固定するために、さらに熱い湯に入れ替える。
75度でも80度でもよい。もっとワックスアクチュエータを膨張させたいのだ。


ワックスアクチュエータが膨張してエアコーンが益々上にせりあがってくる。
すると、イモネジ部分が見えるようになるので、ここで締めこんでエアコーンを固定する。
これをしたかったのだ。


円錐形のスプリング、ハット・スクリュー、ロックナットをつけて完成だ。



インジェクションポンプの燃料増量レバーを錆取りし、耐熱シルバーで塗装し取り付けた


いったんハットスクリューとロックナットを外し、
WURをインジェクションポンプの後ろ側にボルトオンして取付。
レバーの上にハットスクリューとロックナットをつけて、とりあえずWUR組付けは完成。
ハットスクリューは エンジンをかけてから位置を調整することになる。(冷間時、初期の燃料増量の時間を調整する箇所)


周辺のリンクロッド関連のパーツも取付て 今日はここまで。

次にオルタネータをとりつけたら
もうほとんど、エンジンスタンド上でできるエンジン組立は終わりとなる。
そろそろ、ボディにエンジンを載せるためのボディ側の準備を始めよう。

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