C200T 冷却水の交換2016年07月25日 21時49分42秒

ベンツC200wagonのエンジン冷却水を交換しました。
なんでも最初にしておかねば気がすまない性分。(笑)

まず、エンジンをかけ、空調をHOT側にする。つまりヒーターバルブを全開にします。
矢印の部分、サブタンクです。キャップを外します。

冷却水の排出。
む。
わりとキレイだが、色では判断できないぞ。これはどうも純正品の色のようだ。まるでメロンシロップのような透明感である。(後述の日本製とはちがうな・・・)

排出はラジエターの下側の赤い樹脂ネジ(われてますが・・・)をまわすと、
黒い筒から出てくるので、ここにホースをつけておくとコボれない。
これでおよそ6リットルほど(けっこうな量だ!)排出された。

次に、エンジンブロック側のドレンからも排出。これで100%排出となる。
ここにもホースを接続してこぼれないように・・・
意外にも、エンジンブロック側からは1リットルほどしか出ず。
これでトータルで7Lほど出ました。
抜いた冷却水にはサビなど不純物もありませんでした。
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ドレンをしめてから、次は補充となります。
ここで登場するのが、スマートKのときにも活躍した、バキュームエア式クーラントチャージャー。
補充の後のエア抜きがいらないというスグレモノ。
マニュアルのとおりに作業をします。

ラジエターキャップの口に適合するゴムキャップでゲージを押し込む。
密着してること。 あふれたときに排出する用のゴムホースはバイスでピンチしてます。
エアホースを接続し、コンプレッサーを始動。

次第にエンジン内が負圧になっていきます。徐々にエアがぬかれているんですね。

負圧になるので、冷却水のゴムホースはご覧のようになります!

ここで金具を取り替えて、バルブを開けると、冷却水がみるみる吸い込まれていきます。
冷却水はホムセンで買ったものです。(50%濃度、ノンアミンタイプ)
ベンツには純正クーラントを強くおすすめする!といわれることが多いですが、
ここはあえて社外品で実験なのだ。個人的には一緒だと思うのだが。
でも色合いが蛍光色ぽっくて違うね・・・

冷却水がエンジンのなかに満たされていくとともに、負圧も下がっていき・・・

ホースも徐々にふくらんでいく・・・中は冷却水で満たされていってるんですね。

サブタンクの指定の位置まで満たされたら、キャップをはめ完了。
30分以上はエンジンを回して念のためエア抜き。もちろん空調は夏であってもHOTで冷却水を循環させます。サースタットが開くまではエンジンをまわす。
で・・・実際、エアぬきの必要はまったくなかったです。
いつもエア抜きでこぼれ出る熱い冷却水をふいたりするのがとってもイヤな作業だったのです。
これは手もエンジンも汚れず、便利なものですね。
DIY派にはオススメです。5000円程度でアマゾンで売っています。
これで2年は冷水の交換の必要なし!


※冷却水を抜いた際に、サーモスタットとウォーターポンプ、痛んだホースなども同時交換するのが理想です。今回は壊れてもいないし、予算の都合もありこれらの故障前交換は省き、2年後に交換することにしました。