W202C200T エアコンガス補充2016年07月02日 21時29分17秒

今日はとても暑かった!
そんななか、うちの3万Cクラスさんはエアコンの効きがいまいち。
感覚としては、6割の稼動、って感じですか。
さすがに日中陽が照ると、オートエアコンで22度せっていとしてあっても、むっとしてくるのです。

ということで、エアコンガスの補充をします。
もちろん冷媒ガスはR134aです。
専用のマニホールドゲージを購入済み。

接続し、エアパージのあと、ガス缶を開封。

使い終わったR134aガス。PAGオイルも。

ガス補充はマニュアルどおりに。

ガスが300g吸い込まれた時点でゲージはいいところをさしたので、ここで補充はおしまい。
ガス補充は気持ち少なめにしとくのが ご老体にはよろしいかと。
ちゃんと低圧も高圧も規定値内ですね!

こちらはマニュアル。

結果、エアコンは、冷えひえになった!
22度設定は、寒かったので、25度としたくらい。

これで暑い夏も乗り切れればいいな!

軽自動車の修理 MD12S2016年07月09日 13時15分57秒

今回は人助け整備。
ガレージに入庫したのは知り合いの軽自動車、平成12年式のマツダAZワゴン4WD。
型式MD12S
スズキのワゴンRターボのOEMであり、中身はまったくワゴンRのMC12Sと同じ。
車体のシリアルプレートにもSUZUKIの打刻が。(笑)
そんなもんだから、ヤフオクなどでワゴンRのパーツを検索すると結構ヒットする。

知り合いの車で、症状は、
1・雨の日に良くエンストする。
2・エンジンをふかすとうるさい。
3・車内が排気ガス臭い
というもの。
この3月に30~40万ぐらいで中古車屋から買ったという・・・。
本人は治して乗り続けたい、お金がくるしいというので、修理をします。

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1はプラグコード不良(断線あり)でNGKプラグコード新品3000円で交換で直った。
2,3はエキマニあたりからボボボと音がするので、これはクラックかと思いガレージにて交換整備ということで入庫。
ついでにディーラーでダメだしをくらったターボユニットも交換し、
ついでのついでだから、いつ切れてもおかしくないタイミングベルトも交換する。
樹脂のフロントバンパーはプッシュクリップ6個ほどでアッサリ取れるという簡単さ。
ラクでいいんですが、こんなんでダイジョウブなんか?
エンジンルームは、砂のヨゴレでひどい!
なんでもストレス解消に国分浜をラリーよろしく走り回って挙句に大きな潮溜まりに車をつ突っ込ませたとか・・・おいおい


新旧ターボユニット。
ヤフオクで5000円の中古良品を購入。(新品は6万!・・・リビルトで2万か・・)

タイミングベルト整備のパーツ・・・
タイミングベルトセットというのがあって、ベルト、テンショナ、Wポンプ、オイルシール2個がセットになっています。7000円。


はい、タイミングベルト交換完了!これで安心して乗れますね。
(とはいえ、初めてだからなんだかんだで4~5時間かかった。)
テンショナーとウォーターポンプも当然新品に交換しました。
オイルシールは時間がなく、省略!オイルモレもなかったもので。

続いて音がうるさいの問題の修理。
ばらしてみたら音がうるさい原因は、別にエキマニにクラックが入っていたわけではなく、ターボユニットへの接続のつなぎめに、なんと、ガスケットが入っていなかった!しかもボルトがゆるんでいた。
たぶん誰か整備したときに入れ忘れたか、めんどくさいと思って省略したと思われる。
ボルト締めもいいかげんなものだから、結局このつなぎめから排ガスが漏れて、ボボボボ。。。とうるさい音がしていた。というわけ。エンジンルームにこもった排気ガスが、空調の外気取り入れ口から吸い込まれて車内も排ガスくさい・・・危ない車や。
海辺の砂と脂だらけだったエンジンルームもきれいにした。
パーツクリーナー(お徳用)5本使用。(笑) 車の下が砂場になった・・・


このエキマニの三角形の部分のガスケットがなかった。
ヤフオクで5000円で買った中古のエキマニに交換。とうぜん、スタッドボルト6本も総入れ替え。
もちろん新品のガスケットを入れて組み込みますよ。
そしてこれからターボユニットを組むところ。


ターボ組み込み完了。なんだかんだでさらに2時間かかった。

インタークーラーの配管もゆるんでいた・・・
前に整備したやつはいったい・・・

タイミングベルト以外のエンジンベルト2本、エンジンオイルとオイルフィルタ、クーラントも新品にし、クーラントのエア抜きのあと、夜8時に納車。
ふ~~~つかれた。
でも、静かになって、これまで効いていなかったターボもきくようになってにっこりです。
これから友達とヤキトリ食べに行くとか。
私は汗みどろで疲れたんで もう風呂に入ってはやく横になりたい。今夜は遠慮します。

次はATFの交換と、アシ周りのガタの整備、そして腐ったホイールの交換じゃないでしょうかね。
くれぐれも、ポンコツ車を高く買わされるのには注意してね!

軽自動車の修理 MD12S その22016年07月17日 10時21分41秒

先日修理した知人のマツダAZワゴン(中身はスズキワゴンRのOEM)の修理その2です。
今回のメニューは
①ATFの交換
・・・海岸の砂浜で潮溜まりにフロントがはまり込んだときに、脱出の際にかなり海水を巻き上げたらしい。どのときにATFに海水が混じっているかもしれないと危惧している。と言うのも、ATFレベルゲージがきちんとはまっておらず、そこから海水が入ってしまった可能性も否定できないとのこと。ATオイルパンをあけ、チェックし、ATF交換をする。
②フロントサスペンションからの異音(ゴトゴト音)
・・・試乗してみて、左サスあたりからのようなので、見てみると、サスマウントにスキマが確認できた。ここが動いているようなので、サス上部のアッパーマウント交換をする。

春先に8万円現状販売で買ったという10万キロ超のMD12S・・・車屋さんの代車だったという・・・。
中身はスズキのワゴンR(MC12S)と同じ。平成13年ごろのワゴンRターボの4WDである。
パーツが豊富で安いのが救いである。

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知人は土曜も仕事との事で、高岡の仕事場に車を引き取りに行った。
そして自宅ガレージに入庫。
まずATFをオイルチェンジャーで上抜き。ATオイルパンの中の分、2L出る。
上抜きだが、中に水や砂などは混じっていなかった。
よかった。

ここで、早朝にうちのメルセデスC200から下抜きしておいたATF(500kmも走行していないまだあたらしいもの)を取り出す。
このベンツから抜いたATFをDM12Sに2L入れる。
これで30分ほど走行し、ATFをフラッシングさせる。

ガレージに戻って、ATFを再び抜き、そしてATオイルパンを外した。
そしてATFフィルタを外す。
特にひどいゴミなどは無く、通常レベルのゴミがある程度。
よかった。
フィルタはパーツクリーナースプレーで洗浄、再使用で組み直す。

オイルパンにガスケットの設定は無く、液体ガスケットPermatexウルトラカッパーで組む。
このガスケットはスマートのエンジンOHのときも使用し、半分残っていたものを使う。

ガスケットはすぐ固まってくるので、塗ったら時間を置かず組み付け。
オイルパン組み付けおわり。
しばらくおいてガスケットが固まってから、ATFを注入。

本来なら純正のATFだが・・・

お徳感のあるこちらを使用。
スズキATF3317とトヨタオートフルードD-2の適合はこちらで確認済み。
最後に80度状態でATF量を確認。しっかりレベルゲージを装着し、スキマのないようにします。
試乗では、ATF交換でトルクが増した気がします。変速ショックもなし。

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続いてサスのアッパーマウント交換。
ヒューズボックスをよけ、12ミリナット2本外して、サスの根元の17ミリナットを外すと・・・

あっという間にショック一式がハズれる。う~ん簡単~。

スプリングコンプレッサでばねをちぢめ・・・マウントを交換します。
マウントは1コ2000円でした。

こちらのガタツキで異音が発生していました。
手で押すと、あきらかにゴム部分が上下しちゃいますね。(笑)
交換してからは、フロントからのいやな異音は消え去りました。

とゆーことで、またまた人助けな夏の3連休1日目なのでした。

C200T エンジンマウント交換2016年07月17日 16時21分55秒

エンジンマウントの交換です。
まずジャッキアップ。


エアクリボックスを外し

車の右側。
この遮熱版の下にマウントがある。

左側はインマニの下。

マイナーな16ミリボルトであった・・・この遮熱版をとる。
レンチを振るスペースは申し分なくある。
4気筒車だから、エンジンルームはギチギチではないので整備性がいい。


これがエンジンマウント。


エンジンをジャッキで支え、やや上げる。

エンジンが浮くので、ここでマウントを交換。
下側のボルトは13ミリであった。

左側も浮いているのでさっさと交換。

新旧比較。

エンジン右側のほうが、むしろつぶれていた。

ひびもみうけられるが、実は乗り心地はそんなに悪くは無かったのだが・・・。

試乗に出る。
さらに振動がなくなって、快適!

暑い夏もエアコンがじゅうぶん効いて、こいつはいいわ。
逆に今度はアシ周りのブッシュの劣化を感じるようになってしまったかも。
そのうちロワーアームなど、足回りのブッシュを打ち替えたい。

マルニ アイドリング不調2016年07月23日 19時49分11秒

ここのところW202ばかり弄っていたので、マルニがすねてしまった。
エンジン不調である。
アイドリング不調でエンジンが止まってしまうようになってしまった。
冷間始動ではチョークが効くので、エンジンも問題なく回るが
オートチョークが終わると、とたんにエンスト。
アクセルを吹かし続けるとエンジンは止まらないが・・・
キャブのスローがおかしい。
アイドリングのポートがゴミかなにかで詰まってしまい燃料が行っていない可能性あり。
これはキャブのオーバーホールだ。
ここ2年はOHしていなかったので良く持ったほうである。

まずバッテリのマイナスを外すのが鉄則。
いちいち端子を外すもの面倒くさくなってきたので、
かねてから購入してあったバッテリカットオフ端子を取り付けた。
バッテリのオンオフは緑のネジをまわすだけという簡単さ。

2個買ったので。
W202のほうにもつけた。
こんなことをしていたら 時間がなくなっていまい、キャブのOHは次回となってしまった。

C200T 冷却水の交換2016年07月25日 21時49分42秒

ベンツC200wagonのエンジン冷却水を交換しました。
なんでも最初にしておかねば気がすまない性分。(笑)

まず、エンジンをかけ、空調をHOT側にする。つまりヒーターバルブを全開にします。
矢印の部分、サブタンクです。キャップを外します。

冷却水の排出。
む。
わりとキレイだが、色では判断できないぞ。これはどうも純正品の色のようだ。まるでメロンシロップのような透明感である。(後述の日本製とはちがうな・・・)

排出はラジエターの下側の赤い樹脂ネジ(われてますが・・・)をまわすと、
黒い筒から出てくるので、ここにホースをつけておくとコボれない。
これでおよそ6リットルほど(けっこうな量だ!)排出された。

次に、エンジンブロック側のドレンからも排出。これで100%排出となる。
ここにもホースを接続してこぼれないように・・・
意外にも、エンジンブロック側からは1リットルほどしか出ず。
これでトータルで7Lほど出ました。
抜いた冷却水にはサビなど不純物もありませんでした。
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ドレンをしめてから、次は補充となります。
ここで登場するのが、スマートKのときにも活躍した、バキュームエア式クーラントチャージャー。
補充の後のエア抜きがいらないというスグレモノ。
マニュアルのとおりに作業をします。

ラジエターキャップの口に適合するゴムキャップでゲージを押し込む。
密着してること。 あふれたときに排出する用のゴムホースはバイスでピンチしてます。
エアホースを接続し、コンプレッサーを始動。

次第にエンジン内が負圧になっていきます。徐々にエアがぬかれているんですね。

負圧になるので、冷却水のゴムホースはご覧のようになります!

ここで金具を取り替えて、バルブを開けると、冷却水がみるみる吸い込まれていきます。
冷却水はホムセンで買ったものです。(50%濃度、ノンアミンタイプ)
ベンツには純正クーラントを強くおすすめする!といわれることが多いですが、
ここはあえて社外品で実験なのだ。個人的には一緒だと思うのだが。
でも色合いが蛍光色ぽっくて違うね・・・

冷却水がエンジンのなかに満たされていくとともに、負圧も下がっていき・・・

ホースも徐々にふくらんでいく・・・中は冷却水で満たされていってるんですね。

サブタンクの指定の位置まで満たされたら、キャップをはめ完了。
30分以上はエンジンを回して念のためエア抜き。もちろん空調は夏であってもHOTで冷却水を循環させます。サースタットが開くまではエンジンをまわす。
で・・・実際、エアぬきの必要はまったくなかったです。
いつもエア抜きでこぼれ出る熱い冷却水をふいたりするのがとってもイヤな作業だったのです。
これは手もエンジンも汚れず、便利なものですね。
DIY派にはオススメです。5000円程度でアマゾンで売っています。
これで2年は冷水の交換の必要なし!


※冷却水を抜いた際に、サーモスタットとウォーターポンプ、痛んだホースなども同時交換するのが理想です。今回は壊れてもいないし、予算の都合もありこれらの故障前交換は省き、2年後に交換することにしました。