BMW2002tii ボディのメタルワーク2 右フロア下切取 ― 2024年05月06日 13時46分47秒
フレームチューブは2階建て構造になっています。
今日はその1階の部分(やじるし部分)、30~40cmあまりの
サブフレーム取付部のチューブの中を点検します
端っこを切除。
これは点検口ですな。 (あとでまた溶接するので問題なし)
ここは取り付け剛性が必要だから 結構厚めの3mmぐらいの鉄板で作ってあるね。
中はゴミと埃だらけ・・・2階部分に続く丸穴からこんなゴミが入ってくるんだな。。。
ブラシを入れてエアブロー後。きれいになってます。^^
上に見えるのが2階部分につながる丸穴だ。
ほどんと 錆もないですね
筒みたいなのは 下側からサブフレームを固定するためのM10ボルト用のものです
この中は 浸透性防錆剤「ノックスドール750」あたりを吹いておけばいいだろう。
ノックスドール750。
全方向噴射できる特殊噴射ノズルで 奥まったこういった箇所の防錆処理に最適
続いてこの箇所の加工します
バンパーの取付ステーが 2本の角根ボルトで取り付けられる箇所ですが
前側のボルトの取り付けが非常に苦労するところなので・・・
ボルトの突出しに ステーがつっかえてしまって
取付や取り外しに難儀するんだよね・・・
ステーを差し込む穴を 黄色ラインまで削って拡大する。
これでバンパーのステー取付では 苦労もなくなるでしょう。
経験から来る特殊メタルワーク加工。^^
次。
Aポスト下部の錆穴切除
この程度の錆なら問題なし。
あとで防錆処理の後 溶接でふさぎます
いろいろと切ったり削ったりするのに
ディスクグラインダーを多用します。
いちいちヘッドを付け替えるのが面倒いので
今回、ヤフオク!で日立のG10補径シリーズを、中古で3本、買い足しました。
作業性抜群です^^
新しいフロアパネルをあてて どのあたりで切ればいいか検討中
おまかに 右のフロアパネル、カット開始!
ぷら~ん
ハイ切れました
カットにはノリタケのスーパーリトル1.0。
よく切れるので いつもこれを使ってます。
1台のメタルワークやんのに10枚あればいいかな。
サイドシルのフチにスポット溶接された「みみ」の部分は後日取りましょう。
タガネをあてても なかなか取れん・・・
スポット溶接されてるので 剥がすのにスポットカッター必要かなぁ・・・
パーツ代だけじゃなく、こういった加工消耗品も 必要経費としてかかるのです・・・
フロアパネルから前側への立ち上がり部分も錆がひどく 切り取りました
このあたりは 新たに鋼板を切り継ぎの溶接しなくちゃなりません
助手席足元の けりあがり部分
こんな感じになっちゃいました。
新フロアパネル形状に合わせて さらに精度高く
フロアをミリ単位でキリトリしなくてはなりません。
今日はここまで。
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自分のマルニ(1974BMW2002キャブ4MT)も
8年ぶりの公道復帰を目指して
車検取得に向けて 空いた時間に少しづつ整備をしています。
詳細はまたそのうちに^^
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