BMW2002A プラグが点火しない 1 ― 2022年09月04日 20時18分42秒
エンジンの始動の前に キーをひねりクランキングをしてプラグのスパークテストをしました。
結果、プラグがスパークしません。火が飛ばない。
まいったなコリャ・・・
火花が飛ばないスパークテストの様子 動画はこちら
プラグは新品、番手もあっている、ギャップも0.6-0.7mmmで 問題なし。
バッテリは充電済み、+プラスもつなぎ、アースポイントはしっかりとった。
デスビキャップやローターは新品、ひびわれなども当然なし
コンデンサとポイントも新品
ポイントのギャップも0.4mmで指定通り
コイルも新品に近いし接続も端子をやり替えてしっかりつながっている。
ハイテンションコードも断線なし。
センターコードでスパークテストをしても 火花が飛ばない。
困ったときのヘインズのマニュアル。
段階を追ってテストしていく。
8番のテストをしたところで、コンデンサーは不良だとの記述に行きつくも
コンデンサを交換してもだめ。スパークしない。
さてどうする??
ますは構成部品がちゃんと良品なのか確かめたい。
基本に立ち返って確認だ。
配線図を確かめる。
ポイント式の点火システムの原理を確かめる。いたって簡単。

この上図の通りに、部品を外して回路を作ってみた。
これで」テストしてみる。
バッテリにつなぎ、ポイントをカチカチと接触させたり離したりすると・・・
おっ!ちゃんとスパークするじゃねーか!!
センターコードでもちゃんとスパークする!
これで部品は正しいことが分かった。
車体につけると火花が飛ばないという事は、この部品回路以外に問題があるという事だ。
さらに調べていくうちに、
ポイントの可動部分とアースがショートしていることがわかった。ポイントが開いているのに!これ異常。
本当ならポイント・オープンで導通があってはいけないところだ。
コイルの+に来ている緑の配線(Green線 = GN線)を抜くと、
ポイントの可動部分とアースがショートしないことを発見。(これで正常)
ということは、この緑線よりも上流のどこかで 何かがショートしているのでは?
回路図で言えば、赤で囲んだ部分に問題がある。
コイルから上流へたどっていき・・・
室内に入り 込み入った配線の緑を追う・・・
たどり着いた先が 配線図通りの イグニッションスイッチだ。
ここは先日まで電動ステアリング化で いろいろ加工してたところ・・いや~な予感。
つづく
最近のコメント