丸テールBMW2002tii 修理2025年07月19日 13時11分36秒

先日出張修理に向かって
フレックスディスクやマフラーハンガーゴムを交換したシルバーの2002tii


その後、にしやんガレージに入庫
本格的に修理に入ります。
2週間程度で終えるつもり



まずは スタビライザーバーの交換すべく取り外した。
なんで こんな変なスタビライザーがついていたかというと。

クーラーコンプレッサーの取り付け位置が低く、
それを避けるために こんなスタビがついていたわけ。
こんなん初めて見たわ


ここで溶接してあるね。
以前に 運転中にこれが折れたという。。。だろうなぁ・・・
スタビバーは常にねじれてるからねぇ 耐えられんだろ


これが 正常なフロントのスタビライザー・バー


で、そもそも なんでコンプレッサーの位置が低いかというと、
左側の本国仕様(涼しい地域用)のラジエターがついていたから。右下のロワーホースの位置が問題なのだ。
右側は今回交換するラジエター。
比較するとよくわかるが ロワーホースの取り付けが違う。
これならコンプレッサーをスタビライザーバーの上に取り付けることができる。


外したついでに 長年使っている古~いサーモスタットも予防交換だ。
ウォーターポンプへのホースをやや曲がったものに換えます。

これから取り付け直すコンプレッサーのスペースを少しでも確保したいためだ
(ロワーホースに近く、下手な取付をするとコンプに接触しちゃうのだ)
あとはこのホースとエンジンの間、そしてスタビの上のスペースに
コンプレッサーをうまく取り付けなければならない。




エキマニの遮熱板を作って取付。
プラグコードと  エキマニ横を走るフロントの右ブレーキパイプ2本を
エキマニの強烈な熱から保護するため。


点火系。
いまだにポイント式だった点火系統をフルトラ式にアップグレード。
ミューワンオートラボで買ったポイントレスキット。
ポイントとコンデンサを取り外してマグネット式のピックアップをデスビに取付。


永井電子のソリッドコア式のウルトラシリコンコードは引退させ
はるかに性能の良いスパイラルコア式のプラグコードを取付。これもミューワンオートラボから購入したもの。
このポイントレスキットには永井電子のソリッドコアのコードは絶対に使ってはいけない。強烈なノイズが発生し、繊細なピックアップ部分を壊してしまう可能性が高いらしい。
点火コイルもミューワンオートラボで求めたもの。
これでフルトラ化3点セットが揃った。
強い火花が飛ぶし、これにより排ガスのクリーン化、始動性の向上、エンジンのトルクアップ、アイドリングの安定、燃費の向上、点火系のメンテ(ポイントの調整など)から解放される、といいことづくめだ。



ヒビの入った燃料ホース!
タンクと燃料ポンプをつなぐ太いホースだ。

新品に交換後。配線と経路も見直し、位置変更。
錆びたところには錆転換剤塗り。


つぎ、始動性が悪い件の修理。
コールドスタートシステムが故障しており 
冷間始動において コールドスタートバルブからガソリンを吹かないようだ。
このコールドスタートリレー、ちゃんと機能してるのか??

リレーを端子ごとにチェックしたら、コールドスタートバルブへの電源供給が出来ないことが判明。スターターを回した時に、バルブに12Vいくはずのところが、まったく反応がない。
コールドスタートリレーが壊れてます。
このリレー、新品出ないし、あってもすごく高い部品ですよ~
リレーの中の基盤も出して点検しましたが 目視では断線箇所もないし不良箇所が見当たらなかった。

コールドスタートバルブ単体では12Vを印加するとガソリンをスプレーするので正常。
不良のコールドスタートリレーは外してしまい、手動スイッチで始動のクランキング時だけガソリンをスプレーするように別回路を作る。


細かいメンテ。
インジェクションポンプから各インジェクターへのびる樹脂製のデリバリーパイプだが
危ない箇所を2つ発見し、応急処置的にシリコンホースのかけらをはさみ対策した。
1番と2番、3番と4番の樹脂パイプ同士が接触しており
エンジンの振動で常にこすれあっていたためか、お互いに摩耗していた!
樹脂パイプの厚みが10とすれば、半分の5は削れてしまっている。
もう少し削れるとパイプに穴があきガソリンを盛大に吹き出すことだろう。
絶対にパイプ同士を接触させてはいけないよ。
本当なら、削れたパイプは交換してしまいたいところだが4本で3~4万する。半世紀たった今でも新品が出るだけでもありがたいのだが)
ここはどうするか オーナーさんと相談だ。



あとは後づけクーラー復活のため
コンプのブラケットを作りなおす。
これがめんどくさいのだ・・・。

つづく