BMW1502エンジン腰下OH5ピストン・ブロック清掃2017年12月16日 15時57分26秒

極限まで汚れたBMW1502のピストン
清掃にかかる

廃油ストーブで・・・

煮込みます!
ピストンの煮込み。(笑)
サンエスKという防錆剤入りの水溶液洗浄液で暖めながら洗浄する。


ナイロンの歯ブラシでコシコシ・・・金ブラシはキズがつくので使いません。
ガンコなカーボンも、すこしづつ、取れてきます。


同時進行で、エンジンブロックのウォータージャケット内部のサビもとる。
柄の長いドライバでつつく、つつく、ひっかく!!
なにをしているかというと・・・

4番シリンダーの底に堆積しているサビをつついて崩している。

つつく前の状態。けっこう 堆積してますね・・・
これじゃあ、冷却水がブロックから出てこないわけだ。

水抜き穴からも、つついてサビ(というか砂・・・)を出す。 
崩しながら ほじくる!

出る出る。

地道に作業・・・まだ出る。

底の部分だけで、コレぐらい出た!



ブロックをさかさまにして、つつくと・・・

Wジャケットの底から、出るわでるわ・・・

冷却水を長い間交換しないと、こういうサビがいっぱい!
ブロックの肉厚もやせ細りますし、ラジエターやヒータコアに回ってしまえばコアを詰まらせて暖房やエンジン冷却効率も悪くなります。




あとは水スプレーで内部を洗い流す。
うお~ 汚いヘドロ水が 出る出る~~!

ようやくきれいになり・・・

ようやく、水抜き穴からドライバの先が見えるまでになりました。

水で流し出したさび。

エンジンOHって聞こえいいけど
分解のあとは、こんなキタナイ物ばっかり見ることになるのよ・・・体力使うしね・・・。
こんなことで 休日のAmは終わり・・・



続いて、エンジンブロックにはまっているフリーズプラグを外します。
フリーズプラグは、シリンダーブロック側面に設けられている「メクラ蓋」で、
万が一冷却水が凍結した場合に(そうならないように冷却水の濃度を設定するのですが)シリンダーブロックの損傷を防ぐものです。
これは消耗品ですね。
ですが、たいていのクルマは、廃車になるまで交換するようなことはないでしょう。

フリーズプラグはたかくはめ込んであるので、外すには特殊な方法が必要。
いらない長いボルト(実はスマートのエンジンの古いヘッドボルト)をプラグに溶接して・・・

スライディングハンマーの原理で ガンガンたたき、引っ張り出す。
20発ぐらいで抜けて、これはうまくいったほう。

3つ目は かなり固着していて なかなか抜けず、大分苦戦した。
溶接したボルトも何度も取れて。
1時間はかかった・・・

なかなか引っ張りだせないものは、地道にフチをのわっか部分を削るなどし、ガッチリはまっているテンションをほどく。
ヘリを叩いてぐるりんと回す。こうなればしめたもの。あとはプライヤで抜くだけ。
1502は3つのフリーズプラグしかない。2002には4つあったとおもう。


外したプラグの裏は、かなり腐食していた。40年もたてばこうなるか。
腐食が進めば、やがてここから水漏れすることになる。
古い車のエンジンをおろしたら、かならずこれはやろう。

ここはあとで新しいフリーズプラグを3箇所打ち込んで交換する。

だがその前に!ブロック内の赤サビをテッテー的に洗浄だ!! 
プラグ穴から見えた真っ赤なWジャケット内部をみちゃったからには・・・
今日はふたを接着して、固まった明日、エンジンブロック内部にラストリムーバーを流し込みます。


今日はダーティーな荒作業で疲れたので きょうはここまで。


夕方はおいしいコーヒーにイチゴのショートケーキで
大好きなグラスパーでも聴いてまったり休もう。
今月発売された、ベスト・オブ・ロバート・グラスパー。

55thグラミー賞 R&B賞 受賞の「ブラック・レディオ」
やっぱりこいつはいいな!