BMW1502エンジン腰下OH11クランクシャフト組込2018年01月04日 21時07分10秒

クランクシャフトを組みます。



クランクシャフトを灯油で洗浄。ジャーナルのオイルラインを念入りに。エアを通すと、どことどこの穴が繋がっている良くわかる。

ジャーナル(回転軸)表面に傷など無いかチェック。
直径も計測。摩耗は無し。

 

 

今回購入したメインベアリングのセット。(親メタルとか、ジャーナル軸受けともいう)Walloth&Neschで購入、14000円。

 

表面には特殊な金属がコーティングされている。



 

メタルの裏側(凸側)をブレーキクリーナーなどで脱脂し、クランクケースの軸受けにセットする。


 

 殊形状のスラストベアリングが5個のうちの真ん中に入る。


 

クランクシャフトを乗せる前に、エンジンオイルかアッセンブリ・ルブをジャーナルに塗布する。



乗せるときは慎重に・・・クランクシャフトが乗った。


 

親メタルを取り付けたベアリングキャップをはめる前に、やはりジャーナルにオイルを塗布。

キャップは分解時に外した時と同じ位置に嵌め込む。


 

ベアリングキャップはトルク62Nmで締める。



クランクシャフトだけだと、片手で軽くクルクル回る。


 

次にコンロッドとクランクシャフトを接続する。


BMW1502エンジン腰下OH12コンロッド結合2018年01月06日 21時03分06秒

Walloth で追加購入した、コンロッドのビッグエンドに嵌める新品のメタル(子メタルともいう)

コンロッドのビッグエンドにぴっちりとはまる。


アッセンブリールブを使用した。
OH後の最初のエンジン始動で、オイルがここまでまわってくるまでの間の、エンジン始動時のカジリ防止になる。粘りのある赤い液体だ。


古い子メタル。長い間お疲れさんでした。

キャップを嵌める前に、プラスチゲージでクリアランスを確認する。
この緑色の棒は、柔らかい樹脂のようなものです。

プラスチゲージの上からキャップをかぶせ、いったん規定トルク55Nmで閉める。

その後、キャップを外すと、先ほどの緑色の棒がこのようにツブれている。
この幅で、ジャーナルとメタルのクリアランスを測定する。
0.038mmに近い。規定内でOK。


4つともビッグエンドキャップを規定トルクで締めた。
これでクランクシャフトとコンロッド(ピストン)がつながった。
クランクシャフトを手で回して、問題なく回ることを確認。
新しいピストンリングが4つのシリンダーにきっちり入っているので、まわす時にクランクシャフトのみのときよりも抵抗感がある。(クランクシャフトのみのときのように、片手でくるくるというわけにはいかない。)

ピストンの収まったシリンダブロック。


次はオイルポンプを取り付けます。






BMW1502エンジン腰下OH13オイルポンプ組込2018年01月07日 16時16分16秒


オイルポンプを組みます。


これは分解のときの状態。

まず排油ストーブ上で温めたサンエスKで各部洗浄します。

刷毛でこすっているだけで、みるみる汚れが落ちてアルミの銀色になっていきます。

分解した構成パーツ各部に損傷や摩耗はありませんでした。

ただし、ゴムのオーリングは交換します。このオーリングは、ドイツのオールドBMWパーツ専門店「Walloth&Nesch」で購入したオーバーホールキットのなかに入っています。

 オイルのバイパスパイプのオーリングも交換。

トロコイド式ポンプとオーリング。

この変わった形の歯車が、エンジン回転と連動して回ることでオイルが吸い上げられ、エンジン内の各部に圧送されます。

 

オイルポンプをクランクケースに取り付ける。


駆動チェーンをクランクシャフトに掛け、スプロケット(歯車)をオイルポンプに3つのボルトで取り付けます。チェーンにタルミはないはずです。



続いて、オイル関係で気になっていたところを点検します。

気になっていた箇所というのは、オイルレベルゲージが刺さっているパイプが、根元で短く切れており、ゴムホースでつないであったのです。

本来、このパイプは1本ものであり、こんな短くないはずなのです。過去に何かあって(折れ曲がったとか?)、短く切ってしまったのでしょうか?

 

いずれにしても、このパイプの長さがオイルレベルの深さを決めることになります。

そこで気になったのは、途中の中間で繋いであるゴムホースは、ちゃんとした長さに考えてつないであったのでしょうか?分解時に、はたしてこれまで正しいオイルレベルにあったのだろうか?という疑いを持ったのです。

 

ゴムホース延長の現状で、レベルゲージを指してみますと、この位置にゲージ先端が来ました。オイルポンプの支えステーの汚れを見れば大体わかりますね。



図解でも、ほぼこの位置なので問題なしでしょう。

これで、ほぼ腰下まわりの主要な作業はカタがつきました。

BMW1502エンジン腰下OH14クランクオイルシール交換2018年01月08日 18時56分15秒

クランクシャフトの両はじには、オイルモレを防ぐオイルシールが使用されている。


これはエンジンを吊り上げたときの写真だが、
ここがリアのクランクシャフト・オイルシール。↑

そしてここが、フロントのクランクシャフト・オイルシール。↑


古いシールを外してから、
サンエスKで煮て、その後、灯油で洗浄。
地道な作業・・・

リアシールハウジングのここ一周は、液体ガスケットのカスがついていたので
サンドペーパで軽くこすって平滑にしておいた。

シールを嵌めるには、まず、ストーブで熱くなるまでハウジングを暖める。

温まるとリング径が若干熱膨張するのでシールを入れやすくなるはず。
嵌め合いに液体ガスケットを薄く塗ってから、シールをまっすぐに押しこむ。

暖めていたせいで、ほとんど、手でし込むだけでぐぐっと入った。^^
ハウジングとシールは、→←ツライチになっていること。

裏側。

これで完成。
シールの裏側ミゾやリップににアッセンブリルブを塗ってからエンジンに組み込む。



次はフロントのオイルシール。
矢印の部分。
やはりストーブで暖める。

これがフロントのオイルシール。フロントカバーには液体ガスケットを塗布済み。

この数字はサイズかな?

シールを打ち込むところの下、ちょうどいい直径のカンで、受けておく。

シールを手で押し込む。そのあと、平らなモノで押し込んでハウジングとツライチに。
熱膨張の効果絶大!シールは難なく すんなり~と入った。^^

これでよし。

念のためツライチを定規当てて確認。
まっすぐ入っていることが大事。

シール裏側。このまま冷ませば、シールもガッチリはまって抜けなくなる。


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24時間後、リアシールを取り付ける。
合わせ面にまた液ガスを塗る。茶色いガスケット裏にはグリス。

クランクにはアッセンブリルブを塗っておいた。(なんとなく赤い部分)

ボルト6つで取り付け。
ここからオイルが漏れると、エンジンを降ろさなくては交換できないメンドーなことになるからね。
まぁ、もれてきても、地面にしみをつくるぐらいの料ですが。(うちのマルニ)

BMW1502エンジン腰下OH15エンジンブロック塗装2018年01月09日 20時00分38秒

休日にこのBMW1502のオーナーさんが来場、
エンジンの塗装をしていきました。

ワイヤブラシでカスやサビを落とし、脱脂した後、ブラックの油性塗料をはけ塗りしていく。

塗り終わり。

オイルパンもワイヤブラシでカスを落とし、脱脂、筆塗り。

乾燥させます。
本日はここまで。4時間の作業。


ヘッドカバーはマットブラックに塗装したいとのことで、
直線ラインをマスキングするためご自宅へお持ち帰り。

次回は、この汚ないエンジンルームも
コシコシ掃除してきれいにしてもらいましょう。

大雪にC200ワゴン走る!(ASRっていい!)2018年01月11日 21時31分15秒

今回はなかなかの大雪です。
通勤もノロノロ運転を予測して、早めに家を出ます。



夜はバリバリに冷えた。とはいってもマイナス2度程度ですが。

よく友達に言われるのが、「雪道に、FR(後輪駆動)はツライだろ~~?」ってこと。

そんなことは、ないんです。

こんなとき、W202についているASR(Acceleration Skid Control)が大活躍する。
これは、滑りやすい路面での発進や加速時のリア駆動輪のスリップを抑えるためのトランクションコントロール・デバイスの一種です。
走行中に、メーター内のこの三角形がピカピカと点滅したら、リアホイールが滑って空転している証拠。(ASRも稼動している)
これがけっこう運転中に目に入ってきて目立つし、実際、雪道の運転ではよく光る。
特に、発進時とかでアクセルを踏みすぎて後輪を空転させちゃったときとか。
タイヤの空転を感知したとき、このASRがしゃしゃり出て、アクセルを人間が戻す代りに自動でアクセルを戻すのと同じ働きをする。左右輪の回転の違いをセンシングして、回転があがり過ぎないように燃料供給量でも自動で絞っているのだろうか。
おかげで、空回りを制御でき、凍結路の坂を登っているときなんかも、イキナリ尻を振ることもない。(これがだいじ!!)
昔乗っていたBMWの318tiコンパクトで、凍結路のゆるい上り坂で、いきなリアが横に流れ出したことがあって、たいへんコワイ思いをした。これはリア駆動輪の空転が原因だ。
(このころのBMW3シリーズにはASC+Tはついていなかったで、よく尻を振った。このあとのマイナーチェンジで、ASC+Tが装備されたと記憶している。)


カックンブレーキじゃなくて、しっとり~と効くブレーキタッチともあいまって、これでABSとASRを組み合わせれば、最高だ。
やっぱ悪路では、こういう安全デバイスは、ついてりゃあ いいわな。^^


FRであっても、こういうデバイスがあれば、雪道の運転は「街中であれば」じゅうぶんだ。


坂道の続くスキー場なんかに行くときに、坂道が続くと、さすがにきびしそうだが
いまのことろ、大雪でも、スタックすることはなく、ちゃんと走れる車であることは、間違いないことがわかった。

たいへんな大雪の朝2018年01月12日 21時20分15秒

朝起きて玄関をあけてびっくり!
なんと、ひと晩のうちで、40~50cmは雪が積もっていた!

夜中に吹雪いたようで、納屋ガレージもごらんのとおりで・・・

メルセデスC200も雪まみれに・・・



おお、メルセデス独特のデコボコテールライト形状が、雪の完全着雪を防いでいる!
メルセデスがこのデコボコにこだわる理由がわかった。

住民みんなで朝から除雪。

道路はなんとか通れるみたいですね。

うちの前も 明け方に除雪車が通ったみたい。助かります。

遅刻を覚悟で出勤。
車間距離をあけて慎重に運転する。

途中、スタックて身動きできない車があちこちにみられた。
アパートの駐車場からでられない車が多かった。

さてアシ車のメルセデスC200ワゴン。
今日もASRのトラクションコントロール灯がビカビカ光って、陰で大活躍してるのを知らせてくる。
後輪の駆動輪が空回りしだしたら、タイヤ回転をおさえて制御してくれている。

そしてこのASR、ドライバーの意思でオフにできるスイッチがこれだ。
どんなときに使うかというと・・・

・・・たとえばこんな交差点。
マルでかこったところ、雪道がタイヤにホジられてかなり荒れています。
実際、かなりデコボコで、こんなところで止まったりしようもんなら、タイヤがはまって空回りして、交差点から脱出できなくなっちゃう。
こんなところは、ある程度の勢いをつけてエイヤッ!と通過しちゃいたい。
こんなときに、突っ込むスピードをASRで減じてほしくないので(駆動輪をから回りでもいいからガンガン回したい)、事前にASRをオフにして、エイヤッと勢いをつけて通過するのだ。



あとは、ひらすらノロノロ運転ですな・・・
いつもは10分で仕事場に着くところが、1時間近くかかりましたね。

BMW1502エンジン腰下OH16ブロックにメクラ蓋打ち込み2018年01月13日 16時20分03秒

エンジンブロックにメクラ蓋(フリーズプラグ)を打ち込みます。

ブロック側に液体ガスケットを塗布。


メクラ蓋を置く。

木片や、直径の合うソケットなどを使い、ハンマーでコツコツまっすぐに叩き込んでいく。

こんなもんかな。

ななめに入っていないかを確認。

BMW1502は3箇所。(2002の場合は、側面に4箇所ある)

ついでにオイルフィルターのハウジングも取り付けてしまう。液ガスを少し塗っておく。

長さの違うボルト三つで取り付け。

ここにオイルフィルタがつくわけですね。


3ヶ月前に交換して間もないフィルターを再使用で取り付け。
OH後、最初の500kmまでこれでいく。

先日からの大雪の除雪で腰が痛いし、廃油ストーブ稼動でもガレージがなかなか温まらないので
きょうはここまでにしておいた。

次回はシリンダーヘッドの分解です。

BMW1502エンジン腰下OH17ヘッド分解その12018年01月14日 13時36分58秒

エンジン腰下のみのつもりが、シリンダーヘッドもやることになった知人のBMW1502。
というのも、この車、ヘッドからオイル下がりしているような気もするからだ。
高速道路走行で、シフトダウン時に派手に青白い煙を噴くという。
3番シリンダーの吸気バルブにオイルにじみらしき跡があった。

ということで、ついでだから、バルブのカーボンもひどいし、バルブステムシールを交換することとする。
ということは、シリンダーヘッドを分解しなきゃならんということです。


カムシャフトリテーナーを下にずらす。
下のでかいナットにあたってとり外せないが。いまはこでれOK.

このカムシャフトを左側に抜きとりたいが、抜けない。

なぜかというと、黄色テープの3箇所で、ロッカーアームがカム山を押さえつけているからである。

こんな感じで、ロッカーアームがカムに乗っているところが何箇所か、ある。

まずは10ミリナットで固定されているeccentricを8つともリリースし、ロッカーアームをフリーにする。

そこで登場、自作特殊工具。
にしやんはこれを「しりもと」呼んでいる。似ているでしょ?

そしてさらに特殊工具、「ニッコリ君」も登場。ニッコリ。

ニッコリ君はロッカーアームに乗っかる。

ロッカーアームにこのようにキリカキを作っておく。

テコの原理でアームを起こすしくみ。

しりもととニッコリ君、そしてクランプで組んで・・・

クランプを締めこめば、ロッカーアームが起きてカムシャフトを押さえなくしてくれる。

ココですね。

3箇所、起こします。

これでカムシャフトをすこしづつ抜いていく。
こういうあたるところもロッカーを起こして。

途中のフォーメーション。
カムをまわしながら、抜く。途中、ロッカーを起こすところは何箇所もでてくる。

あとひといき!

よーし、カムシャフト抜けた!

がらんどうのカムシャフトの穴。

カムシャフトの抜けたヘッド。
これでバルブはみんな閉まる。

次にロッカーアームを串刺しにしているシロッカーシャフトを2本(IN側とEX側)抜きます。
その前に、各アームに「1IN」「3EX」のようにしるしをケガいていく。

まず、このクリップを8つとります。

コレ。小さいから飛ばさないように慎重に。

シャフト径よりも若干小さい鉄棒で、シャフトをたたき出すのだ。

このように叩いていく。黒いビニテはヘッドの穴を傷めないようにとの配慮から巻いている。

かなり抜けた。

もう一息で抜ける。

ロッカーシャフトは、キャップ式で上に取り外しできればいいのですが・・・仕方ない。

こんな感じで2本とも抜きながら、ロッカーアームやスプリング、ワッシャーなどを回収。
ヘッドの分解でこのシャフト抜きは一番めんどうなところ。

ちゃんとシリンダーごとに分けて大事に保管しておこう。

次はバルブスプリングを分解し、バルブを抜きます。

BMW1502エンジン腰下OH18ヘッド分解その2 バルブ周り2018年01月15日 19時45分22秒

今回はバルブを外していきます。

燃焼室側。
やっぱり3番はオイルで濡れている。(オイル下がり)

今回アストロプロダクツで購入した、ダブルアクション式のバルブスプリングコンプレッサー。

このように使う。

バルブ側をねじ込んでいくと・・・

このようにバルブスプリングを圧縮していく。

ピンセットでバルブのアタマを固定している「コッター」を2個、取り出す。これでスプリングやらがとり外せる。

外したバルブスプリング、コッター、リテーナーたち。

バルブスプリングを外すと、残るはバルブとバルブステムシールのみ。

バルブとバルブステムシール。

バルブは手ですっと抜ける。残るはバルブステムシールのみ。
このミドリ色のゴム部分が劣化すると、オイルはバルブを伝って燃焼室に入り込み(オイルが下がる、という)、マフラーから青白い煙が出るのだ。

専用のシールリムーバーで取り外した。
ここで気がついた!

今回Wallothで購入したバルブステムシールと、サイズが合わないことに!
金色のステムガイドの形状が違う。
2002用と、1502用では違うのか?!2002用はでかい!
急遽、この「小さいバルブシテムシール」を入手すべく、あちこちに在庫問い合わせ。
もちろん購入先のWALLOTHにも訪ねているが、24時間たってもノーレスポンスで、望みが薄い感じがする。

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追記
その後、WALLOTHから26時間後にメールが来た。
急ぎ、航空便でフィットするモノを送ってくれるという。
以下が今回送ってくれるバルブシテムシールだ。(1978年以降のものらしい)
11 34 1 273 501 valve stem seal from 8/78 up

Dear  Mr. nishiyan,
we are sorry that the valve stem seals do not fit to your cylinder head.
the larger valve stems we sent you with the gasket set are correct for the original engine of the 1502.
the pictures show the smaller valve stem seals of the models after 1978.
maybe there was a change of the engine or the valve guides.
we will send you replacement free of charge by air mail letter.
Best regards
 
Albrecht Walloth
Dipl. Ing. Albrecht Walloth u. Alexander Nesch GbR

im Ohl 69
D-59757 Arnsberg
Phone: +49 (0) 2932 - 900 4511
Fax: +49 (0) 2932 - 900 4579
Email: info@wallothnesch.com
Internet: www.wallothnesch.com


このエンジンのヘッドはオリジナルの1502とは違うのか、またまた、
バルブガイドを打ちかえた履歴があるのかもしれない。
または、ヘッドを78年以降のものに交換しているのかもしれない。
確かに、ヘッドにはE21と、あるのだ。
コレは思わぬ落とし穴であった。
ちなみにこれがE21。2002シリーズの後継、初代3シリーズだ。70~80年代の車。
ピラー形状などが、いかにも70年代な雰囲気。マルニと共通部品も多い。



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さて
外したバルブとスプリング一式は保管。
バルブには、ポンチでマークしておいたから、組み込みの際には間違えない。

さて、バルブのカーボン、とくに3番がひどい!オイル燃やしてるから当然か。


バルブを外したBMW1502のシリンダーヘッド。
ごらんのように、3番がオイル濡れしており、オイル下がりしているのはあきらかである。

ブロックとの接合面はオイルストーンで軽くスっておく。あくまで軽く。


また洗浄液で真っ黒なカーボンをきれいにしなくちゃな~~~これがメンドいのよ。